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王国編
その者ニート
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「無職??…」
バグったわけでは…無さそうだな
それにしても無職か…これは職業と言っていいのか?
そもそも何をすればいいんだ?
このゲームは夢を叶えるゲーム
自分の職業によって行き先が決まるのだが…「無職か…」
どこへ行くべきなのか…
とりあえず出来ることからやってみよう
まずはステータスを確認する
さっきは職業しか見てなかったからな
ステータス
HP70
MP70
STR60
VIT60
DEX60
AGI60
INT60
LUC60
スキル✕✕✕
称号:持たざる故に持つ者
これはまた…随分と平均的なステータスだな
スキルも見えないし称号はなんかありそうだが…
どうやらこのゲームはなかなかのハードモードらしい…
…とショックを受けてる場合じゃない
和希と合流する約束だったな
まだ何も出来ていないがどうせやることも分からないしちょうどいいな
確か噴水の前にいるらしいが、
凄くカッコいい鎧を来た赤髪の男が立っているが…
まさかな…
ん?こっちに来てないか?
「こんにちは、ガルフと言います」
「よく分かったな?」
ガルフというのは事前に和希から聞いていた名前だ
まぁ要するにこいつが和希だったわけだ
「お前見た目ほとんど変わってないしな」
「それもそうか」
「こっちでは望夢か」
「おう」
「それじゃフレンド登録しようぜ」
「メニューから出来んのか?」
「そうだよ、右下のソーシャルってとこ」
メニューからソーシャルを開く
『ガルフさんからフレンド申請が届いています』
「メール届いてるか?」
「大丈夫だ」
フレンド申請にYesと答える
『ガルフさんとフレンドになりました』
「どうやらフレンドに慣れたらしいな」
少し嬉しそうな微笑みがイケメンだ
それにしてもさっきから視線が気になる
「あの赤髪に鎧ってさ…」
「うっそ【聖騎士】?」
「話してる奴って初心者か?」
「初期装備だしそうだろ」
ちらほら話し声も聞こえてくる
そういやコイツはなかなかのゲーマーだったな
「お前は【騎士】になったのか」
「おお。そうだけど…そういや望夢は何になったんだ?」
「俺は【無職】だったよ」
「は?……いやいやいや流石にそれは無いだろそんなの聞いたことないぞ?」
「つってもなぁ…本当にそうだからなぁ」
ステータスの可視化をフレンドも見えるようにした(やり方はさっき覚えた)
「うおっマジかよ、ステータスも平均って感じだしデメリットはあんまり無さそうだけど…」
「馬鹿野郎俺は夢を知りに来たんだぞこれじゃあ俺の夢はニートか、機械でも分からねぇってことじゃねぇかよ」
「それもそうだな…そうだ!もう少しレベル上げをしてみるってのはどうだ?」
「レベル上げ?」
「そうレベル上げ。レベルを上げるとなりたい職業になりやすくなるようなスキルを手に入れられるんだよ」
「スキル欄の✕✕✕の正体が分かるかもってことか」
「そういうこと!」
レベル上げか、少し楽しみだな
バグったわけでは…無さそうだな
それにしても無職か…これは職業と言っていいのか?
そもそも何をすればいいんだ?
このゲームは夢を叶えるゲーム
自分の職業によって行き先が決まるのだが…「無職か…」
どこへ行くべきなのか…
とりあえず出来ることからやってみよう
まずはステータスを確認する
さっきは職業しか見てなかったからな
ステータス
HP70
MP70
STR60
VIT60
DEX60
AGI60
INT60
LUC60
スキル✕✕✕
称号:持たざる故に持つ者
これはまた…随分と平均的なステータスだな
スキルも見えないし称号はなんかありそうだが…
どうやらこのゲームはなかなかのハードモードらしい…
…とショックを受けてる場合じゃない
和希と合流する約束だったな
まだ何も出来ていないがどうせやることも分からないしちょうどいいな
確か噴水の前にいるらしいが、
凄くカッコいい鎧を来た赤髪の男が立っているが…
まさかな…
ん?こっちに来てないか?
「こんにちは、ガルフと言います」
「よく分かったな?」
ガルフというのは事前に和希から聞いていた名前だ
まぁ要するにこいつが和希だったわけだ
「お前見た目ほとんど変わってないしな」
「それもそうか」
「こっちでは望夢か」
「おう」
「それじゃフレンド登録しようぜ」
「メニューから出来んのか?」
「そうだよ、右下のソーシャルってとこ」
メニューからソーシャルを開く
『ガルフさんからフレンド申請が届いています』
「メール届いてるか?」
「大丈夫だ」
フレンド申請にYesと答える
『ガルフさんとフレンドになりました』
「どうやらフレンドに慣れたらしいな」
少し嬉しそうな微笑みがイケメンだ
それにしてもさっきから視線が気になる
「あの赤髪に鎧ってさ…」
「うっそ【聖騎士】?」
「話してる奴って初心者か?」
「初期装備だしそうだろ」
ちらほら話し声も聞こえてくる
そういやコイツはなかなかのゲーマーだったな
「お前は【騎士】になったのか」
「おお。そうだけど…そういや望夢は何になったんだ?」
「俺は【無職】だったよ」
「は?……いやいやいや流石にそれは無いだろそんなの聞いたことないぞ?」
「つってもなぁ…本当にそうだからなぁ」
ステータスの可視化をフレンドも見えるようにした(やり方はさっき覚えた)
「うおっマジかよ、ステータスも平均って感じだしデメリットはあんまり無さそうだけど…」
「馬鹿野郎俺は夢を知りに来たんだぞこれじゃあ俺の夢はニートか、機械でも分からねぇってことじゃねぇかよ」
「それもそうだな…そうだ!もう少しレベル上げをしてみるってのはどうだ?」
「レベル上げ?」
「そうレベル上げ。レベルを上げるとなりたい職業になりやすくなるようなスキルを手に入れられるんだよ」
「スキル欄の✕✕✕の正体が分かるかもってことか」
「そういうこと!」
レベル上げか、少し楽しみだな
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