金髪碧眼のイケメン義父が平凡黒髪婿に甘えて救われて共依存濃厚初夜を迎える話

Nes(ネス)

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意外な人物と待ち望んでいたこと

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「失礼致します。お初にお目にかかります。砥部ことりと申します。」
「ことりっ!?」
「かなめっ…?」

くすくすと玲美と涼二さんは笑っている。
「まぁ、まずはおすわり下さい。」
「あっ!失礼致しました。」
促されるように着席することり。

「かなめもことりさんも驚かせて申し訳ないね。お互いのパートナーについて玲美と話をしてね。顔合わせというかね…。」
「パートナー…?」
ことりはびっくりしている。

「ことりさんがかなめの幼なじみで、玲美の恋人というのはもう知っていると言うことでね。そして、俺のパートナーはことりさんの幼なじみ、かなめなんだよ。」
少し照れくさそうに言う涼二さん…。

「え、あっ、えっ?」
ことりは状況が読み込めていない。

「もう誰に隠すことなく、ことりが私のパートナーってこと!かなめとはちゃんと離婚するからね♡」
ぎゅっとことりに抱きつく玲美。

「いいんですか…?」
「勿論。玲美をよろしく頼むね。」
「は、はい!」
ことり、幸せそう…。

「ことりとかなめ、2人ともそこに立ってくれない?」
少しスペースのあるところに2人並んで立つと、玲美と涼二さんがそれぞれの前に膝立ちになる。

「え?」
「あの?」
「砥部ことりさん、私と結構してください。」
「かなめさん、俺の生涯のパートナーとして結婚してくれませんか?」
パカッとそれぞれの手元には光り輝く指輪がケースの中で結果を待ちわびている。

「玲美…。勿論だよ…。」
ぽろぽろと泣きながら、玲美に抱きつくことり。

涼二さんを見ると少し震えている。
「涼二さんっ…♡♡♡大切にします!」
ぎゅっと抱きしめる。
「かなめ…♡」

それぞれの左手薬指に婚約指輪がはめられる。

パチパチパチ…。
いつの間にか執事やメイド達が居て、
涙を流したり嬉しそうに微笑んでくれていた。

「ご当主さま、お嬢様…。おめでとうございます!」
感慨深げに拍手をしてくれる、執事長とメイド長。

どんなに酷い親類に囲まれていても、きっとこの方々がいたから涼二さんがやってこれたんだとしみじみと感じた…。

「皆も色々苦労かけて、済まない。
今日はささやかながら俺がみんなをもてなすから、お疲れ様とお祝いパーティとしよう!」

「え!?」
「あら、準備、どうしましょう?」
ザワザワと使用人達も全く聞いていなかったようだ。

トントン…!
「失礼致します」
ぞろぞろと涼二さんの秘書の方々が料理やカトラテリーを持って入ってくる。
「簡単ではありますが、準備させていただきます。」
そういって準備を初め、あっという間に立食パーティー会場ができてしまった。

「皆様方のお仕事には到底及びませんが、少しでも楽しんでください。」

ぽかんとした使用人と僕とことりを置いてけぼりにして、涼二さんと玲美は深々とお礼を述べる。

普段、仕事のある方々に声をかけづらくて話してこなかったが気さくな人達ばかりで…。
ことりも玲美に紹介されながら、ニコニコと楽しんでいる。

僕は壁に寄りかかり、その様子を眺めていると…。
「疲れたか?」
涼二さんが声をかけてくれる。

「いえ、大丈夫です。ただこの幸せな雰囲気を噛み締めてるだけです。」
「ああ…。俺は色々見えていなかったと改めて思ったよ。祖父母や親類から色々されたけど、執事長やメイド長はいつも気にかけてくれていた。それを、今頃気づいて…。」
「心に余裕がなかったら、見えなくなっちゃうこともあると思います。でも気づいてちゃんとお礼が言えるって素敵です。」
「そ、そうか…。」
恥ずかしそうに頬をかく涼二さん。

ほんと表情豊かになったな…。

「玲美とも話してたんだが
もう少し落ち着いたら、日本でそれぞれ養子縁組して海外で挙式をするつもりなんだが…。どう、かな?」
「挙式…?」
「勿論、かなめの親御さんやことりさんの親御さんにも経緯をちゃんと説明してからにはなると思うけど…。」

涼二さんと本当に結婚できるんだ…。

ぎゅっ…♡
「ん…?♡」
「僕が手伝えることはしますので、早めに問題終わらせましょう。」
「ああ…♡」

幸せな時間はあっという間に過ぎ、次の日にはまた涼二さんは仕事に向かってしまう。
僕は何かしていないと落ち着かず、
パーティーで少し打ち解けた
執事長やメイド長に掛け合った。
そして少しでも手伝いをさせてもらうことになった。
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