「イケメン滅びろ」って呪ったら

うわー……。

廊下の向こうから我が校きってのイケメン佐々木が、女どもを引き連れてこっちに向かって歩いてくるのを発見し、オレは心の中で盛大にため息をついた。大名行列かよ。

「チッ、イケメン滅びろ」

つい口からそんな言葉が転がり出た瞬間。

「うわっ!?」

腕をグイッと後ろに引っ張られたかと思ったら、暗がりに引きずり込まれ、目の前で扉が閉まった。


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腹黒系イケメン攻×ちょっとだけお人好しなフツメン受

※毎回2000文字程度
※『小説家になろう』でも掲載しています
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