次期後継者指名された銀髪翠眼の敬虔な信徒が神のお告げを聞く神託者の国王に教育と称し心も体も背徳的に犯される話

Nes(ネス)

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突然の裏切りと告白

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「痛くないようにコレ使うけど、みんなには内緒だよ…♡」
 そう言って器用にバスローブの紐を解かれる。
 トンっと肩を軽く押され、ベッドに横になると焦らすようにバスローブを捲られる。

 恥ずかしくて両手で身体を隠すも…。
「綺麗だよ…♡」
 右手で軽くお腹を触られる。

「んっ…♡ふっ…♡」
 浄化の為なのに、逆に色欲に飲み込まれそうだ。

 きゅぽんっ
 マサミール様は小瓶の蓋を開けると、自分の口へと傾ける。
 たらーっと舌にのせると…。
「マサミール、さまっ…?んっ!♡」
 口の中にどろっした感触とマサミール様の舌の熱さ、そして…。
「んっ!?んんー!(え!?だめー!)」
 舌が甘い…。いつも食べる野菜の甘さでは無い、もっと濃厚で甘ったるい…。
『禁忌の甘味』…。
 サァーっと血の気が引いて、マサミール様の唇から逃れようとする。

 いつの間にか両手はマサミール様の右手でまとめあげられ、ベッドへと張り付けられていた。
 足をバタバタと抵抗すると、ぴちゃっと言う音とともに唇が離れる。

「こ、これ…。」
「そ、蜂蜜…。甘くて美味しいでしょ?」
「なっ!?もうお終いだ…。禁忌を犯してしまった…。」
「蜂蜜ぐらいで…。ほら不浄をおさめてくれるんでしょ?身体中に塗って、舐めて解してあげるね…。」
 左手に持った瓶で僕の身体に蜂蜜をたらーっと垂らす。胸やお腹、下腹部、足まで…。
「ひぃっ…。やだっ、やめてっ…!これ以上、神を冒涜したくないっ…!」
「チッ!うるせーなっ!」
 左手が瓶を持ったまま振り下ろされ、右頬を掠めそうになる。
「ひっ…!」
「そうそう、大人しくしてれば痛くしねぇからさ…。」
 そう言って僕のバスローブの紐を引き抜くと、両手を縛られる。

 ガタガタと震える身体…。
 いつもみていたはずのマサミール様のお顔が怖い…。

「わりぃ…。怖がらせちゃったよな…。」
 スリっと頬を撫でられる。
 縛られた両手を胸にして、ビクッと身体を震わせた。

「俺、神にさえ嫉妬するくらいリアムが好きなんだよ…♡」
「え…?す、き…?え…?」
 禁忌を犯す、神に嫉妬、不浄…。
 ぐるぐると考えるも何もまとまらない…。

「…アム?リアム?」
 ペチペチと頬を叩かれる…。
 ああ、さっきのは夢なのか…。

「普通、人が告白した後で気絶するかよ(笑)そんなにショックだった?」
 マサミール様は僕を腕枕して、頭を撫でながら顔を覗き込んでくる。
 それ以外は何も好転していない。

「ご、ご説明願いますか?」
「蜂蜜プレイで、2人で気持ちよくなったらね♡まぁ、すぐ説明聞けないくらいグズグズにしちゃうけど…。」
 頭を撫でていた右手を下ろし、僕の腕の隙間から胸元をやわやわと揉み始める。
「すべすべ…。それに蜂蜜で真っ赤な木の実が味付けされて美味しそう…。」
「やっ、蜂蜜も胸もっ…。本当にこれは教育なのですか?不浄の解消なのですか?まさか姦淫では無いですよね!?」
「あー、ほぼ合ってる?(笑)教育は嘘だけど、性欲の解消だし『姦淫』するつもりだし?(笑)」
「そんな…。後継者というのも…?」
「俺がリアムと居たいから。だって国民だと労働で時間取られるし…。」
「なっ!?なんて人だ!見損ないました!マサミール様、いや裏切り者!自分の欲のために、後継者を選び教育と称してみだらな行為…。禁じられた甘味を使っての姦淫…。なんでこんな人が国王にっ…。神よ、救たま、えっ!」
 ギリギリッ
 神に祈っていた拘束された両手は、裏切り者のバスローブの紐でベッドヘッドへと括り付けられる。

「そんなに神、神って言うなら勝手に祈ってろ…。俺はお前の身体から堕としてやるからさ…。」
 ぢゅるっ、ぢゅるっ!
 グリグリッ
「ふっ、ぐぅっ…♡舐めっ…、やっ…♡つめ、ぐりぐりもっ…!♡」
 僕の乳首は片方が口の中、もうひとつは爪の餌食となる。

「リアムの『禁忌蜂蜜漬け乳首』、美味しい…♡こんだけグリグリしても、蜂蜜でぬめってるから、痛くないだろ…?♡」
 ゾクゾクッ
「やぁっ…♡ごめんなさい、ごめんなさいっ…!♡」
「ん?何に謝ってんの?こんな乳首可愛く立ち上がらせて…♡気持ちいいんでしょ?背徳乳首責め…♡」
「きもち、よく、ないっ…。神様、ごめんなさいっ…。必ず贖罪いたします…。」
 涙で視界が霞む。

「チッ!なんだよ。俺に謝ればここで終わらせようと思ったのにさ…。」
「神はあなたにも贖罪の機会を与えてくださります。もうおやめ下さ
 、いっ…!!」
 お尻間に圧迫感と鈍い痛み…。

「お前が、リアムが可愛すぎるのがいけないんだろ?もし俺が罪を重ねてるって言うなら、リアムが俺を狂わせたんだよ…♡だから、ちゃんとココで俺の不浄を受け止めて…?」
 ぐちっ、ぐちっと下の口を蜂蜜で解される。

「僕の、せい?」
「解すのに時間かかりそうだし、いつまでも隠しておくのも面倒だし説明するから。」
「こ、このまま?」
「うん、俺待てないし…(笑)」
「分かり、ました。」

 下腹部の違和感に耐えながら説明を聞く。
「俺は、信じられないかもしれないけど、別の世界から来たんだ。本名は『古藤ことう正孝まさたか』。この近くの森にいつの間にか居てさ。前の国王に見つけてもらって暮らすことになったんだ。前の国王だけは俺の素性知っててさ。」
「え…!?ひぃ、うっ…♡」
 驚いた拍子に下の口を締め付けてしまった。

「ぎゅっとしてて可愛いね…♡あっと、それで前の世界の知識教えてたら慕われたんだけど…。前の世界は肉も魚も甘いものも酒も自由だったから、食生活に耐えきれなくてさ…。前の国王に言って、俺だけの特別食料庫や食事の際に甘みを足せるようにって蜂蜜を貰ってたってわけ。前の国王、俺が別世界の人だからか分からないけど入信した後も食に関しては優遇してくれたんだ…。」
「だから、罪の意識が…。」
 すとんっと腑に落ちる。

「前の国王が、俺に亡くなる前遺言を遺した。『お前が好いているのは俺の息子だ。だから、幸せにしてやれ。それで2人でこの国をもっと幸せで、楽しみのある国にしてくれ』ってさ。」
「好いている人…?」
 ズキッ
 マサミール、好きな人居たんだ…。

「俺はこの国に来て、礼拝をする度にリアムに恋してったんだ。」
「え…?僕…?」
 ホッ…。
 ん?何だこの感情…。

「そう、お前は前の国王とある女旅人との間に生まれた子だって。前国王がお忍びで隣国へ遊びに言って、そこで出会って恋に落ちた。けど、国王はこの国を離れられずにその女、リアムのお母さんも目的があって旅をしていた。幸い妊娠中はこの国でもてなすことが出来たって。女の子ならお母さんと、男の子ならこの国にって…。」
「なっ…。そういう事って、こんな状況で話す内容じゃっ、くっ…♡」
「えー、効率的って言って(笑)2本入るくらいになったね♡ちょっと力抜いててね…♡」
 グググッと指を押し込まれ、グッと曲げてさすられる。
「いっ、ひっ…♡あんまり入れない、でっ…。」
「もうちょい奥かな…?」
 更にそのまま奥へ侵入される。
 怖くて、目をつぶると自然と力が入り…。

 サスサス…
「ん、ぎっ…!♡」
 ビクッと腰が跳ねる。
「ここだね、リアムの『お嫁さんスイッチ♡』」
「はっ…?よ、めっ…?や、めぇっっ!!♡」
「奥には『俺専用孕み袋』あるからね…♡身体から俺のものにしてあげるっ…♡」
 ちゅっと僕のものに口付けをされる。

「ひぃ、うっ…♡まさか不浄も、お前が…?」
「あのさ、これ不浄でも色欲の悪魔でもないから。気持ちよくなったら立つし、ここから出てくるのは『精液』。子作りの為のもんだから、不浄でもなんでもないんだよなぁ…。まぁ、普通は男女だから『姦淫』には間違いないけどさ(笑)」
「え…?じゃあ、僕が立ってるのって…。」
「ここ触らずに立ってるんだから、下の口がよっぽど気持ちよかったんだろな…♡でも俺もそろそろ限界だから、ちょっと激しくするぞ…♡」

 ぐちゅっ!ぐちゅっ!
 グリグリッ
「ひぃっ、ぎぃっ!♡だめっ、なにっ♡やらっ、マサミール、しゃっ…♡」
「正孝って呼んで…?」
 空いていた左手でぐちゅっぐちゅっと、僕のものを扱き始める。
「い、やっ…!♡ど、うじぃ…♡ら、めぇっ…♡ま、しゃたか、しゃんっ…♡」
「~~~っ!ご、めんっ!!♡」
 ズプッ、ズププッ!
「かっ、はぁっ!!!」
「きっ、つっ…!処女だもん、なっ…。リアム、ゆっくり息吐いて…。」
「ふっ、ぐぅ…。」
「ごめん、痛いよな…。好きすぎて、暴走して…。余裕無いとこ見せたくなくて、虚勢張って…。今、抜くからっ…。」
 マサミール様、いや、正孝さんは苦しそうにゆっくりと抜く。
「10年も思ってて、大事にしようとしてこのザマだもんな…。嫌われても、この一時を思い出して生きてける…。」
 ズルンッ
 正孝さんのものが抜けて、ヒクヒクと下の口が寂しそうに動く…。
「10年…?そんな正孝さんがここに来た当初から…?」
「そうだよ…。初めは銀糸の髪や翠眼って珍しいなって見てたんだけどさ…。一生懸命に労働したり、嬉しそうにパンを食べたり、みんなに優しくて太陽みたいでさ…。」
 シュル、シュル…。
 拘束してた手も外される。

「好きになって、初めての夏にまだ少年の君の汗に欲情して…。それからは、毎日のように君の姿を見てはそれを焼き付けて夜に1人で…。気持ち悪いよな…。甘いものでも食べたせて、禁忌を犯させれば姦淫への罪の意識も低くなるかなって浅はかな考えでさ…。」
 先程まであんなに声を荒らげて、怒ってた人だとは思えない…。
 感情の起伏が追いつかない…。
「バレないうちに、身体洗っておいで…。俺は別室に行くし、ちゃんと後継者の教育したらこの国から出ていくから。」
 向けられた背中は、小さく見えてまるで子供のようだ…。
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