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file1:ホテル殺人事件
事件の始まり
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「速報! 速報です! ダークマターの正体が解き明かされたことは以前お伝えしましたが、それを応用することでなんと空間に干渉してダークエネルギーという未知のエネルギーを手に入れそれを電力に変える機構が開発されました!」
――テレビからニュースキャスターがとても喜び発見を嬉しそうにいっている、実際どうなのか僕は師匠に聞いてみることにした
「師匠、これってすごい発明なの?」
「かなりすごい発明だ、エネルギー問題も解決される、だが前回のあのダークマターの発見でワームホールという空間に穴をあけ転移することができる、仮説の状態だったものがあっさりと実現された、それを見るにおそらく便利な技術がいくつも開発され、犯罪で利用されるだろう、私のような探偵の仕事も増える」
心底困って溜息を吐いている、珍しいな師匠があんなことするなんて
「なるほどね、科学の進歩は必ずしも人間にとってもいい面に転ぶとは限らない、世界とは2面性があるものである、でしょいつも師匠が言っている」
「その通りだ、それと空間に干渉という面だが、どちらにせよ転移装置に近いなにかだろう、となると犯罪に様々な方法で使用ができるようになる、世界は平穏であることが一番だ、それにこの技術が一般家庭に普及でもすれば今はめったにない殺人事件が増えるかもしれん」
「普及って……」
「人間とは目の前においしいエサがぶら下がっていたら食いついていくものだ、おそらくは企業が普及させるだろう」
「そうか……」
「とりあえず夕飯は片づけるぞ、君のお父さんに来月の終わりまで預かってくれと言われている、しっかり体術の基礎やトリックに使われやすいもの、毒、心理学などについて教え込むからな」
「わかりました師匠! それとぉ片づけは時間の無駄だと――」
「自分でやれぃ!」
「――――――先生、クウ先生、クウ先生!」
「んあっ……悪い寝てた」
懐かしい夢を見たな、師匠の家で修行してた時の夢か
「クウ先生、昨日クウさんが解決した魔法事件、博多の新聞の一面になっていますよ! ここにでかでかとクウ先生!」
「ああ……博多での事件ね、魔素の痕跡を転移先に残さずにすべてを自分の側に残す、特殊な機械か、自分の側に大量の魔素が来るがそれを除けばかなりすごい代物だ、魔素もせいぜい1分程度で霧散して跡形もなくなるしな、しかも残った痕跡すらも、日常生活で使用した、で逃れられる、あんなもの一般人がどう入手したんだろうな、魔素の痕跡を送った側には一切残さないなんて……」
まったくロウ君はいつも元気がいいな
「入手先については警察が独自のルートから追っていくようです」
「なるほどね、まあ事件のはこの僕サグル クウが解決に導く……けどその後始末は警察に丸投げだ、だって面倒だからね、実に非効率、時間の無駄だ」
「そうですか、そういえばですけど、駅前にとっても甘いスイーツ屋さんができて、仙台ではスイーツフェスがやっているようですよ」
「なに! 駅前に仙台、お金はあるし時間もある、実に悩ましいところだ、う~ん、駅前のとっても甘いスイーツか、仙台のスイーツフェスか……」
「早く決めてくださいよ! 先生悩み始めたら決断するまでに最低でも15分かかるじゃないですか! いつもあんな非効率、非効率言ってるのにこういうときだけは優柔不断なんですから」
「そんな早く決断を迫るなよ、事件とスイーツは別だろ、まあそれはそれとして仙台に行くことにするか喜福はおいしいからな、クリーム味のものが特に好きなんだ」
「わかりました、じゃあ新幹線の予約とホテルの予約とっときますね」
「有能だね、さすが僕の教え子だ」
「有能ってそれほどでも、まあそれはそれとして先生がたった3年で魔法科学大学の助教授をやめるって言いだした時は驚きましたよ」
「僕はそれについていくといったロウ君に驚いたけどね、それに大学は探偵になるために必要だっただけだ、3年間助教授だったのはまだ学べることがあると思ったからだ」
にしてもロウ君が教え子でよかったよ、超有能だしね、さっきのすぐに手配するあたりも、僕と違って即断即決、実に素晴らしい
「たまたま卒業する時と期間が被ったし先生とは学生の時にもあれこれ教えてもらいましたし、返しても返しきれない恩がありますよ」
「言うじゃないかロウ君、まあいいそれでは仙台へ、いざ行かん!」
~~~
「つきましたね、ここが仙台駅ですか、あれは伊達政宗像ですね、Pircoが会場だそうですが開催自体は明日なので一度ホテルにチェックインしましょう」
チェックインか、それよりも先に喜福を食べに行くほうがいい、あそこにショップがあるな、わざわざロウ君に伝える必要はないだろう、伝えるのは時間の無駄だ
「喜福のクリーム味を2つ」
「かしこまりました、あわせて270円です」
「ありがとう」
「先生何してるんですか、ホテル行きますよ」
ロウ君がため息をついているとは、情けないな、僕についていけないくらいでそんなことになったら僕の助手なんてやっていけないぞ
「わかった、では食べながら行こう」
「観光も兼ねて歩きませんか?」
何を言ってんだ? 歩くなんて時間の無駄だろ、仙台なんて東京からすぐ来れるっていうのに
「いいだろ、東京からすぐに来れる」
「ええ、でも」
「時間の無駄だ、仙台なら何度も来ている」
「ああそういえばお師匠さん仙台の出身でしたね」
「そうだ、まあ今は大阪で開業しているが」
師匠もどうしているか、とりあえずホテルに向かうか
「最寄りの便は……」
「先生、最寄りの便はこっちです」
「おお、ありがとう」
ふふふ、前言撤回やっぱり有能だな、ロウ君は
~~~
「チェックインできましたよ~先生」
「ああ、ありがとう、にしても秋保温泉を取るとは、センスがあるようだね」
「ありがとうございます。駅からそこそこ時間かかりますが、いい温泉は入れますしね」
「うん、その通りだ、魔法に限らず科学の発展、都市開発のせいでろくに緑がなくなった東京都は違って緑もあるしね」
「そうですね、ただ仙台も徐々に東京のようになっていくんですよね」
「そうだな、まあいくか」
「すいません」
ロウ君にぶつかった男、なんだ? 違和感を感じる……いや、気のせいか
「いえ大丈夫ですよ」
「では」
「先生、結構いいホテルですね!」
「そうだな」
豪華なシャンデリアがつるされており、張られた窓からは素晴らしい自然の景色が見える、最高だな、洋風ながらもどこかに和を感じさせるような素晴らしいホテルだ
「では行きますか、えっと部屋は――――」
「ァ――――――――――――――」
「なんだ! あの叫び声は!」
「あっちの部屋のほうからです!」
急いでドアを開けなければ、カギがかかっている、魔素の痕跡もない、力技で開けさせてもらおう
「はっ!」
「叫び声は――!」
「さっきぶつかってきた男が倒れている、窓も締まっている――」
なんだ、わずかながら魔素の痕跡を感じる気が、気のせいか?
「大丈夫ですか? 大丈夫ですか? 魔法診察……残念ながら亡くなっているようだ」
「まさか密室殺人ですか?」
「わからない、だが警察を呼んでくれ」
「警察ですか?救急車ではなく?救急車はもう呼んでありますが」
「救急車を呼ぶとはさすがだな、ただ僕が診断した限りでは心臓麻痺などの病気が原因ではなさそうだ、だから、とりあえずホテルの人に事情を説明してくれ、以前警察から捜査代行証明書をもらったことがあるからこれを見せて」
「わかりました!」
どうするかは警察が来てからになりそうだ
――――――――――――――――
初めましての方は初めまして異世界人(願望)です。
この作品に少しでも興味を持っていただけたらお気に入り登録をしてくださると嬉しいです。
それと私は人外転生ものも書いているのでよかったら見に来てください
――テレビからニュースキャスターがとても喜び発見を嬉しそうにいっている、実際どうなのか僕は師匠に聞いてみることにした
「師匠、これってすごい発明なの?」
「かなりすごい発明だ、エネルギー問題も解決される、だが前回のあのダークマターの発見でワームホールという空間に穴をあけ転移することができる、仮説の状態だったものがあっさりと実現された、それを見るにおそらく便利な技術がいくつも開発され、犯罪で利用されるだろう、私のような探偵の仕事も増える」
心底困って溜息を吐いている、珍しいな師匠があんなことするなんて
「なるほどね、科学の進歩は必ずしも人間にとってもいい面に転ぶとは限らない、世界とは2面性があるものである、でしょいつも師匠が言っている」
「その通りだ、それと空間に干渉という面だが、どちらにせよ転移装置に近いなにかだろう、となると犯罪に様々な方法で使用ができるようになる、世界は平穏であることが一番だ、それにこの技術が一般家庭に普及でもすれば今はめったにない殺人事件が増えるかもしれん」
「普及って……」
「人間とは目の前においしいエサがぶら下がっていたら食いついていくものだ、おそらくは企業が普及させるだろう」
「そうか……」
「とりあえず夕飯は片づけるぞ、君のお父さんに来月の終わりまで預かってくれと言われている、しっかり体術の基礎やトリックに使われやすいもの、毒、心理学などについて教え込むからな」
「わかりました師匠! それとぉ片づけは時間の無駄だと――」
「自分でやれぃ!」
「――――――先生、クウ先生、クウ先生!」
「んあっ……悪い寝てた」
懐かしい夢を見たな、師匠の家で修行してた時の夢か
「クウ先生、昨日クウさんが解決した魔法事件、博多の新聞の一面になっていますよ! ここにでかでかとクウ先生!」
「ああ……博多での事件ね、魔素の痕跡を転移先に残さずにすべてを自分の側に残す、特殊な機械か、自分の側に大量の魔素が来るがそれを除けばかなりすごい代物だ、魔素もせいぜい1分程度で霧散して跡形もなくなるしな、しかも残った痕跡すらも、日常生活で使用した、で逃れられる、あんなもの一般人がどう入手したんだろうな、魔素の痕跡を送った側には一切残さないなんて……」
まったくロウ君はいつも元気がいいな
「入手先については警察が独自のルートから追っていくようです」
「なるほどね、まあ事件のはこの僕サグル クウが解決に導く……けどその後始末は警察に丸投げだ、だって面倒だからね、実に非効率、時間の無駄だ」
「そうですか、そういえばですけど、駅前にとっても甘いスイーツ屋さんができて、仙台ではスイーツフェスがやっているようですよ」
「なに! 駅前に仙台、お金はあるし時間もある、実に悩ましいところだ、う~ん、駅前のとっても甘いスイーツか、仙台のスイーツフェスか……」
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「有能ってそれほどでも、まあそれはそれとして先生がたった3年で魔法科学大学の助教授をやめるって言いだした時は驚きましたよ」
「僕はそれについていくといったロウ君に驚いたけどね、それに大学は探偵になるために必要だっただけだ、3年間助教授だったのはまだ学べることがあると思ったからだ」
にしてもロウ君が教え子でよかったよ、超有能だしね、さっきのすぐに手配するあたりも、僕と違って即断即決、実に素晴らしい
「たまたま卒業する時と期間が被ったし先生とは学生の時にもあれこれ教えてもらいましたし、返しても返しきれない恩がありますよ」
「言うじゃないかロウ君、まあいいそれでは仙台へ、いざ行かん!」
~~~
「つきましたね、ここが仙台駅ですか、あれは伊達政宗像ですね、Pircoが会場だそうですが開催自体は明日なので一度ホテルにチェックインしましょう」
チェックインか、それよりも先に喜福を食べに行くほうがいい、あそこにショップがあるな、わざわざロウ君に伝える必要はないだろう、伝えるのは時間の無駄だ
「喜福のクリーム味を2つ」
「かしこまりました、あわせて270円です」
「ありがとう」
「先生何してるんですか、ホテル行きますよ」
ロウ君がため息をついているとは、情けないな、僕についていけないくらいでそんなことになったら僕の助手なんてやっていけないぞ
「わかった、では食べながら行こう」
「観光も兼ねて歩きませんか?」
何を言ってんだ? 歩くなんて時間の無駄だろ、仙台なんて東京からすぐ来れるっていうのに
「いいだろ、東京からすぐに来れる」
「ええ、でも」
「時間の無駄だ、仙台なら何度も来ている」
「ああそういえばお師匠さん仙台の出身でしたね」
「そうだ、まあ今は大阪で開業しているが」
師匠もどうしているか、とりあえずホテルに向かうか
「最寄りの便は……」
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「おお、ありがとう」
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「そうだな、まあいくか」
「すいません」
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「いえ大丈夫ですよ」
「では」
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「ァ――――――――――――――」
「なんだ! あの叫び声は!」
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「はっ!」
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