転生薬師はエリクサーを作る! 〜完成には入手難易度激ヤバの20素材が必要らしい〜

異世界人(願望)

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第1章 異世界転生から、店を建てるまで

3話 成長して

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 10年後
 
「ここは、こう調合したほうがいいかな。うーん、でもなぁ、こっちを試したほうがいいかな」
 
 ちょっと気分転換したほうがいいかな。ちょうどいいし庭を散歩してくるか。町に降りてもいいけど、一応これでも貴族だからな。
 
 家を出れたらもうちょっと自由になれるんだろうけどな。うーん、旅とかもしたいな。
 
 
 
 とりあえず、散歩だ散歩
 
 
 
 うーん、花がきれいだな
 
 
 いい匂いだ
 
 
「スゥーーーーハァ――」
 
 一応うちの領は自然が自慢らしいからな
 
 
 
 まあ、観光客こないけど
 
 
 ……まあ、うちの領、めちゃくちゃ魔物が出るから誰も来れないっていうのが理由の半分以上なんだろうけどね
 
 まあ、自然由来のものだしどうにもならないよな
 
 そういえば、最近北に魔王軍が現れたって聞いたけど。
 
 この世界に魔王っていたんだな
 
 まあ、俺には関係ないか
 
 でもなぁ、兄さんたちは2人で出兵したからなぁ。うーん、でも俺は前衛じゃないし、そもそも戦闘職ですらないから大丈夫
 
 
 なはず。
 
 そういえば、うちの国で勇者が誕生したそうだけど、これを皮切りにもっとうちの国が発展していくといいな。
 
 魔王は、勇者いるし大丈夫でしょう。
 
 
 
 それじゃぁ、帰ろう。イッチニサンシ、ニニサンシ





 
 
 
 
 
 よっし、実験室に帰ってきたぞ
 
 いやぁ、父さんが俺の才能を見てこの部屋を作ってくれたんだよね
 
 いやぁ、本当にありがたい。まあ、味はやっと食べられなくはないにランクアップできたけどね。
 
 まあ、もう味はあきらめてるよ、絶望的なほどに才能がない、いや、技術なんだろうけど、この手のものが本当に無理、薬学とか知識面だったら専門家には負けないだろうけど、味は天変地異が起こらない限りは専門家が勝つだろうな
 
 まあ、味よりも質だよ。兵士のみんなからは、飲みたくない。的なレビューが入ってきてるからね。飲まないといけないくらい質をよくしちゃえばいい。まあ、もう兵士の間では悪評が広がりすぎちゃってだれも飲んでくれないけどね
 
 ただ、その上で味の改善はする気はないけども
 
「リン様、ちょっといいですか?」
 
「ん? なに?」
 
「近々うちの領に勇者様が訪れることになっていまして、勇者様の対応をリン様が行ってほしいとのことです」
 
「えー。やだぁそんな暇があったらポーションの研究したい」
 
「まあまあ、リン様、そこを何とか」
 
「わかってるよ、言ってみただけ」
 
「そうですか、では服は――」
 
「この、白衣じゃダメ?」
 
「あのー、タキシードでないと難しいといいますか。ええ、その」
 
「だよねぇ、でもこの白衣はあんまり脱ぎたくないしな。ねぇ、これが俺の正装ってことにできない?」
 
「残念ながら難しいかと」
 
「ですよねぇ」
 
 でも、これを脱ぎたくないしなぁ
 
 あ! そうだ
 
「いいこと思いついたんだ、タキシードの上にこれを着るってのはどう?」
 
「えぇ」
 
「まあいいでしょ」
 
「まあ、そうですか?」
 
「そう、そう」
 
「わかりました。旦那様にはそう伝えておきます」
 
「よろしく頼むよー!」
 
 勇者かぁ、めんどくさいなぁ
 
 まあ、言っちゃったし、出ないとな
 
 ~~~
 パーティー当日、
 
 
 まだ、朝方ながらも、昼からのパーティーの、準備で屋敷はドタバタしていた、そしてリンは
 
 
 
 ――逃げていた
 
 
 やっぱり、面倒なことはごめんだね。
 
 そう、こうなったら逃げるんだよぉ!
 
 まあ、時間になったら一応ちゃんと帰ります。
 
 ただ、準備は面倒なのでやりません。
 
 さあ、にげるぜ!
 
 もちろん、こっそり抜け出してきて、平民っぽい服を着てなるべく周囲からの注目をそらせる市販薬を飲んだから大丈夫。
 
 本当は自作のを使ったほうがいいんだろうけど、あれ飲んだら当分動けないからネ
 
 俺は逃げるぜ!
 
 
 あ、屋台がある。ちょっと食べていこう
 
「おじさーん、焼き鳥一個」
 
「……」
 
「おじさーん」
 
「ん? うわっ! いつからそこにいたんだ」
 
 ああなるほど、市販薬の効果が出てたのか
 
「さっきからだよ、それよりも焼き鳥一本、これがお金ね。あ、もちろん塩ね
 
「はいはい。ほい、どうぞ」
 
「ありがとう!」
 
 よっし、次は……魔道具店にでも向かうか
 
 
 
 うーん、この焼き鳥ジューシー
 
 やっぱり、いいね焼き鳥は、食べるのは、たまに逃げ出してくる時以来だね
 
 
 
 魔道具店は、あっちのほうに行くと隠れた名店があるんだよな
 
 もしかしたら錯乱のネックレスとかあるかもしれないしね
 
 それさえあればこのポーションは飲まなくていいもんね!
 
 
 
 ここの路地裏を曲がって。
 
 うん、ここだな
 
 あれ? ほかに人がいる。いつもは俺ぐらいしか来ないのに、珍しいな
 
「これいいな。これがあればあいつらを驚かせそう。いつもの仕返しをできるからな」
 
 へぇ、仕返しに、びっくり箱買うのか
 
 いいね、
 
 
「お、あるじゃん! 錯乱のネックレス」
 
「あれもいいかもな」
 
「「え?」」
 
 えっと、一回状況を整理しよう。うん、そうだな
 
 2人ともこのネックレスを買おうとしたから手が重なった、と。
 

 もちろんこれは俺のものだ。あいつは別の考えかもしれないけど関係ないしな
 
 だってずっとほしかったもんね!
 
「ゆずってもらえないでしょうか?」
 
「そちらこそ」
 
 いやに決まってるだろ。
 
「いやいや、あなたがゆずってくださいよ」
 
 
 
 ってあれ? なんでこの人俺を認識してるんだ? こういう状況でもなんとなくそこにいるなー程度しか認識できなくなるはずじゃ。
 
 まあいいか、世の中にはいろんな人がいるしね
 
「残念ながら、これ私が買おうとしてたんですよ。なので手を放してください」
 
「奇遇ですね、私もです」
 
「「……」」
 
 クッ、力が、強い
 
 ~~~
 少しして
 
「争ってても無駄ですね、今回はあなたにゆずりましょう」
 
「ははは、それは後味が悪いので私もゆずりますよ」
 
「では、買わせていただきます」
 
 はい!?
 
 そこは普通、遠慮するもんじゃないのか?
 
 まあ、そういう人もいるか
 
「……」
 
「……」
 
「「クックック」」
 
「「アッハッハッハ」」
 
「いやぁ、おもしろい人ですね」
 
「それは嬉しい。ところで職業は?」
 
「えーと、まあ薬師みたいなものです。あなたは?」
 
「私は冒険者的なものをやってます」
 
「へぇ、で、どうしてここに? この街で見たことないし、別のところからやってきましたよね?」
 
「ちょっと観光と、会いたい人がいましてね」
 
「へぇ、そうなんですね」
 
「……堅苦しいですし。もうちょっと軽く話しません?」
 
「まあいいけど」
 
「うん、それが一番いい。すっごくやりやすい」
 
「とことん面白い人だな」
 
「それはどうも」
 にしても、よく見ると、なかなかのイケメンじゃないか
 
 今世の俺、顔には自信があったんだけどな
 
 悔しい
 
「ああそうだ、僕はリンです。お名前は?」
 
「ツルギって言います」
 
「珍しい名前だな」
 
「遠い先祖に異世界人がいるそうで、その影響だそうです。まあ、迷信みたいなもんですがね」
 
「へぇ」
 
 異世界人ね、一応俺以外にもいそうなことは調べて分かったんだよな。まあ、ちょっと日本によってる文化があるのは、その人たちの影響なのかな?
 
 まあ、関係ないか
 
「そういえば、ポーションとかって、詳しいんですか?」
 
「そりゃあ」
 
「いろいろ知りたかったから、教えてくれないか?」
 
「いいよ。まずね、ポーションっていうのは――」
 
 
 
 
 
 ~~~
 
 
 
 
「――って感じなんだ」
 
「へぇ、詳しいんだね」
 
「まあね。あ、そろそろ用事があるから帰らないと、ツルギ、話を聞いてくれてありがとう。じゃ」
 
「こちらこそ話してくれてありがとう。じゃあね」
 
 
 ―――――――――――――――――――
 <フレミング家>
 王国が始まったころからある由緒正しき家
 基本的に中立の立ち位置で
 もしも、権力争いが起きても。どちらにも肩入れしない
 フレミングという名の由来は、異世界より来たものが提案したとされている
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