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おバカ怪盗
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1.レプリカ怪盗現る
夜に舞う1人のシルクハットをつけた男がいた!
「ハッハッハこれで10個目だ! これで10の美術館から作品を盗んでやったぞ!」
「まて、レプリカ怪盗!」
それを1人の警察官が咎める!
「なんだ貴様は、レプリカとは失礼じゃないか」
「何が失礼だ! お前はレプリカばかり盗む変な怪盗として追われているんだぞ!」
「はっ!? つまり……これは……いや……そんなことない! これは……あーあなんだと! レプリカじゃないか!」
「まさか……貴様気付いていなかったのか? レプリカの中でも特に希少価値がないものばかりを盗んでいたから、捕まってなかったんだぞ!」
「そ! そんな~!」
涙を流し崩れ落ちるレプリカ怪盗
「さっさとお縄につけ」
こうして、レプリカ怪盗はお縄についたのだった
2.レプリカ怪盗改め
「クアーッハッハッハッ! 私はレプリカ怪盗なんていう、不名誉なあだ名がつけられてしまったが、私はくじけんぞ、今日からレプリカ怪盗改め怪盗紳士だ! 弱気のために物を盗んでやる!」
ああ、だめだ、どう考えたってこいつ、昨日の夜に読んだルパンが頭から抜けてねぇ、これ、ダメな奴だな、え! ナレーターが意思を持ってますって! そりゃあ持ってますよ、まあ私のことは気にせず読み飛ばしてください、え! 気になる? 人には誰だって秘密はあるもんですよ
「さてそれでは盗みの対象は世界最悪(と一部界隈でうわさされている)の大富豪、貴様のサファイアの涙を奪ってやるわぁ! そんでもってネット(怪しい掲示板)にた、貧乏そうな人(本津に貧乏か? そいつ)に分け与えてやる、それでは行くか」
~~~
あれから少し経ったある日
「ハッハッハ、あのあと10回ほど盗みに成功した! そしてみな喜んでいた! 素晴らしい! やはり私は怪盗紳士だ!」
黒いシルクハットにスーツを着た、男が夜、高々と笑ってる、もちろんこれが通報されないわけもなく
「お縄につけ! 最悪怪盗、最高の慈善大富豪から物を盗んで史上最悪の屑に伝説の大悲報を渡しやがって! しかもわかりやすくやったおかげで! すぐに個人を特定できたぞ! 貴様は何をしたいんだ!」
「……グッハ! 私は間違ったことを……した……のか……」
「そうだ、わかったらさっさとお縄につけ!」
こうして再び捕まったのでした、
~~~
「やっと、牢屋から出ることができた、ワシももう年じゃ! こうなったら、カフェの店主やりながら偽の戸籍使って怪盗もやってやる!」
あのさぁ、あんた怪盗向いてないこと自覚したら? そもそもなぜ声に出すわけ?
(ム、何者かに突っ込まれたような気がするが……まあどうでもよい! そうと決めたら、家を売りに出して、その金でカフェひらこう!)
ほら、心の中でしゃべれるでしょ、ちゃんとそうすればいいのに
「善は急げじゃ!」
まあほどほどに頑張ってみな
~~~
「これで、カフェ完! 成! じゃ! 早速開店じゃ! コーヒーでも淹れてみるか、うむ、やはりワシのコーヒーじゃ! うまい!」
なんというかとても立派なカフェだ、しかもそこそこ立地がいい、あとなんかこいつコーヒー淹れるのうまいんだよなぁ、どうしてなんだろう
「やはりむかし、かっこよくコーヒーを入れる姿にあこがれて頑張っただけあるわ! もてたい、しのう!」
あ、下ごごろ満載パーリナイでした、こいついつまでたっても幼稚だなぁ
「こんにちは~」
「おや、お客様ですかな」
「ええ、コーヒーを一つ」
「おお、おいしいですね」
「ありがとうございます」
まじめな初老の紳士って感じで様になってるな、本性はそれとはかけ離れてるけど、さて、この店どうなることやら
~~~
「ハッハッハ繁盛しておる、どれ客も帰ったし、少し、休憩しに散歩にでも出かけるか……」
「お母さん! ぼくね! しょうらいはかいとうになりたいの!」
(うむ、ワシもそういう夢持ちじつげんさせた時期あったのう)
はずかしいやつだな、あんな純粋な子供とお前みたいな頭おかしいやつを比べるなんて
「馬鹿! 夢見てんじゃないわよ! 怪盗ってのはね雑多委に誰かを不幸にさせてるの、義賊とかも結局のところ盗んだ人、を不幸にしているの! そもそも怪盗なんてろくでもないわ、もう一度言う、夢見てんじゃないわよ! おじいちゃんになってもそんな夢か経ってたら恥ずかしいからね!」
「は~い」
(グッ! ハッ! は、はず、はずか、はずかしい(泣)その通りだ! 誰かが不幸になるだけじゃ! しかも義賊なんて言っといて、ろくなことしとったし、よし! 毛なんかどうでもよくなった、あんな過去から目をそらしたいし、怪盗グッズは燃やしちゃおう!)
やっと気づいたか、ド正論パンチを喰らったおかげだな
おしまい
――――――――――――――――――
ふざけてるだけですね、これからよろしくお願いします
夜に舞う1人のシルクハットをつけた男がいた!
「ハッハッハこれで10個目だ! これで10の美術館から作品を盗んでやったぞ!」
「まて、レプリカ怪盗!」
それを1人の警察官が咎める!
「なんだ貴様は、レプリカとは失礼じゃないか」
「何が失礼だ! お前はレプリカばかり盗む変な怪盗として追われているんだぞ!」
「はっ!? つまり……これは……いや……そんなことない! これは……あーあなんだと! レプリカじゃないか!」
「まさか……貴様気付いていなかったのか? レプリカの中でも特に希少価値がないものばかりを盗んでいたから、捕まってなかったんだぞ!」
「そ! そんな~!」
涙を流し崩れ落ちるレプリカ怪盗
「さっさとお縄につけ」
こうして、レプリカ怪盗はお縄についたのだった
2.レプリカ怪盗改め
「クアーッハッハッハッ! 私はレプリカ怪盗なんていう、不名誉なあだ名がつけられてしまったが、私はくじけんぞ、今日からレプリカ怪盗改め怪盗紳士だ! 弱気のために物を盗んでやる!」
ああ、だめだ、どう考えたってこいつ、昨日の夜に読んだルパンが頭から抜けてねぇ、これ、ダメな奴だな、え! ナレーターが意思を持ってますって! そりゃあ持ってますよ、まあ私のことは気にせず読み飛ばしてください、え! 気になる? 人には誰だって秘密はあるもんですよ
「さてそれでは盗みの対象は世界最悪(と一部界隈でうわさされている)の大富豪、貴様のサファイアの涙を奪ってやるわぁ! そんでもってネット(怪しい掲示板)にた、貧乏そうな人(本津に貧乏か? そいつ)に分け与えてやる、それでは行くか」
~~~
あれから少し経ったある日
「ハッハッハ、あのあと10回ほど盗みに成功した! そしてみな喜んでいた! 素晴らしい! やはり私は怪盗紳士だ!」
黒いシルクハットにスーツを着た、男が夜、高々と笑ってる、もちろんこれが通報されないわけもなく
「お縄につけ! 最悪怪盗、最高の慈善大富豪から物を盗んで史上最悪の屑に伝説の大悲報を渡しやがって! しかもわかりやすくやったおかげで! すぐに個人を特定できたぞ! 貴様は何をしたいんだ!」
「……グッハ! 私は間違ったことを……した……のか……」
「そうだ、わかったらさっさとお縄につけ!」
こうして再び捕まったのでした、
~~~
「やっと、牢屋から出ることができた、ワシももう年じゃ! こうなったら、カフェの店主やりながら偽の戸籍使って怪盗もやってやる!」
あのさぁ、あんた怪盗向いてないこと自覚したら? そもそもなぜ声に出すわけ?
(ム、何者かに突っ込まれたような気がするが……まあどうでもよい! そうと決めたら、家を売りに出して、その金でカフェひらこう!)
ほら、心の中でしゃべれるでしょ、ちゃんとそうすればいいのに
「善は急げじゃ!」
まあほどほどに頑張ってみな
~~~
「これで、カフェ完! 成! じゃ! 早速開店じゃ! コーヒーでも淹れてみるか、うむ、やはりワシのコーヒーじゃ! うまい!」
なんというかとても立派なカフェだ、しかもそこそこ立地がいい、あとなんかこいつコーヒー淹れるのうまいんだよなぁ、どうしてなんだろう
「やはりむかし、かっこよくコーヒーを入れる姿にあこがれて頑張っただけあるわ! もてたい、しのう!」
あ、下ごごろ満載パーリナイでした、こいついつまでたっても幼稚だなぁ
「こんにちは~」
「おや、お客様ですかな」
「ええ、コーヒーを一つ」
「おお、おいしいですね」
「ありがとうございます」
まじめな初老の紳士って感じで様になってるな、本性はそれとはかけ離れてるけど、さて、この店どうなることやら
~~~
「ハッハッハ繁盛しておる、どれ客も帰ったし、少し、休憩しに散歩にでも出かけるか……」
「お母さん! ぼくね! しょうらいはかいとうになりたいの!」
(うむ、ワシもそういう夢持ちじつげんさせた時期あったのう)
はずかしいやつだな、あんな純粋な子供とお前みたいな頭おかしいやつを比べるなんて
「馬鹿! 夢見てんじゃないわよ! 怪盗ってのはね雑多委に誰かを不幸にさせてるの、義賊とかも結局のところ盗んだ人、を不幸にしているの! そもそも怪盗なんてろくでもないわ、もう一度言う、夢見てんじゃないわよ! おじいちゃんになってもそんな夢か経ってたら恥ずかしいからね!」
「は~い」
(グッ! ハッ! は、はず、はずか、はずかしい(泣)その通りだ! 誰かが不幸になるだけじゃ! しかも義賊なんて言っといて、ろくなことしとったし、よし! 毛なんかどうでもよくなった、あんな過去から目をそらしたいし、怪盗グッズは燃やしちゃおう!)
やっと気づいたか、ド正論パンチを喰らったおかげだな
おしまい
――――――――――――――――――
ふざけてるだけですね、これからよろしくお願いします
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