ダンジョンから始まる不死者生〜理由ある俺の悪役ムーブ〜

異世界人(願望)

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第1章 ダンジョン編

第6話 決断

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 5ヶ月後
 
 ついに心の決心がついたし、読むか。
 
 ふぅ

「最愛の弟子、デクトへ
 デクトがこれを呼んでいるということは、私はもうこの世にはいないのだろう。
 言わなくて悪かったが、実は不治の病にかかっていてな。
 会った時には、余命1年程度しか残っていなかった。
 デクトが悲しむと思い、言い出すことができなかった。
 本当にすまない。

 デクトに2つ願いがある。1つ目は、私を配下として取り込んで欲しいと言うことだ。だが、これは死ぬ前に願うだろう。
 もう1つは、世界から人族の9割を消して欲しい、と言うことだ。
 

 なぜかと思うだろう、だが、読み進めてくれると嬉しい

 いつだかに、龍脈の話をしたじゃないか。
 じつは、もう、龍脈はピンチでな。このまま放っておけば、100年後には、この星が草木が生えない、惑星になってしまう。

  私は、ダンジョンの外にいた頃は、これをどうにかできないかと、あれこれ模索していたんだ。これでも一応、公爵家の長女でな。
 
 その権力なども使って、調査をしたり、国王陛下に進言してみたり、したんだ。そして、話し合いの結果、魔力エネルギーや、それに少し混じっている、魂エネルギーの使用をよっぽどのことがない限り、禁止にして。他国にもこれを行おうと働きかけようとした。

 しかし、国民からの反発はすごかった、考えてみれば当たり前だろう。これまで龍脈から出る魔力エネルギーは生活に必須のエネルギーだった。そして、貴族からも徐々に反対勢力が現れた。そして、結局、これはうまくいかなかったんだ。
 
 そして、私は責任をとって、国からこっそりと出ていった。
 
 そして、世界中を旅して、様々な方法を実験してみたり、時には、その国の王に進言してみたりした。しかし、どれもうまくいかなかった。そうこうしているうちに、竜脈は危険な状態になり、このまま使い続けると、後200年しかたえなくなった。ああ、これは100年前の話だ。

 まあ、それで危機感を抱いて、その国の王に必死に働きかけたが、一蹴され。危険思想の持ち主として。このダンジョンに特殊な魔法で閉じ込められてしまった。
 
 そして、ダンジョンの中で、必死に生き延びながら、徐々に剣術を身につけていき、ある程度生きることができるようになった。
 
 それからは、どうすれば龍脈を回復させることができるのかを考え続けた。そして、1つの案が思いついた。それは、今ある、文明のほとんどを崩壊させ、人口のほとんどを減らし、当分、龍脈からエネルギーを吸い取る装置を作らないようにさせることだった。
 
 また、なぜ人口を減らさなければならいのかと言うと、龍脈があるだけで、ある程度エネルギーが人族に分け与えられるからだ。そして、現在の人族の人口に分け与える必要があるエネルギーにすら、耐えるのが難しい、ところまで来てしまっているからだ。
 
 こんなことを頼むのは本当に心苦しい、本当はこれは私がやらなければならないものだった。
 デクトにもう1度お願いをする。頼む、世界の文明を崩壊させ9割の人族をこの世から滅ぼしてくれ」そう、か。
 
 そんなことが、あったのか。



 僕が、どうするべきか。答えは決まっている。


 恩人である師匠の願いを叶えたい。

 
 ならば、どうすればいいのか、考える必要があるな。

 そうだな、軍勢を集める必要がある。ならば、このダンジョンの魔物をほとんど配下にすればいいんだ。
 
 ならば、まずは、ダンジョンの雑魚から、配下にしていく、師匠を降霊すれば、ある程度の無茶はできるだろう。
 
 それと、できればこれが師匠の願いであることを知られたくない。

 そんなことは、起こり得ないだろうが。ないとは言い切れない。だから、僕の目的が、龍脈を回復させるためだとは気付かせてはいけない。
 
 ならば、目的を世界征服とするか。
 だったら、僕は悪役を演じよう。
 
 そうだな、まずは形から入ろう。1人称を僕から俺に変えてみるか。見た目は、そのままでも十分悪役だな。
  
 とりあえずは、師匠をおろしてみるか
 
 降霊、対象は師匠
 
 力が湧いてくるな。剣が変幻自在に操れるような気がする。
 
 このまま、このダンジョンの魔物を配下にしていこう
 
 ~~~
 2年後
 
「オマエ、ワレノイエノブカドモヲシハイシタナ」
「ああ、それがどうした?」
 
「ドウシタジャナイ! フザケルナ!」
「そうか、死ね、ダンジョンのボス」
「ア――」
 
 この力にも慣れてきた。
 にしても、こいつが本当にボスなのか? もっと異様な何かがいる気がする。いや、今の俺には関係ないか。勝てない存在にわざわざ突っ込むようなことはしないさ。師匠の願いを叶えるんだから
 <ダンジョンの副ボス:デルを配下にしますか? YES・NO>
 やっぱり、ボスではないのか。まあ、ボスには勝てないだろうし。もう、ここを出ることにしよう。
 <ダンジョンの副ボス:デルを配下にしますか? YES・NO>
 YES

 そうだな、とりあえず、外に出るとするか

 ――――――――――――――――
 <配下一覧>
 ・上級昆虫系×10000
 ・上級不死者×1000
 ・竜もどき×500
 ・ワイバーン×50
 ・ドラゴン×3
 ・デル(リヴァイアクロコダイル)
 ・カブト(キングコーカサスヒューム)
 ・テネル(上位人間ハイヒューマン

(※量が多い魔物は、系統にまとめられています)


 
 
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