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第4章 4年時 ーザラ編ー
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「魔王の集会?」
「ああ。ついに俺たちにも参加の許可が出たんだ。次期当主のザラはもちろん参加だ。」
従兄弟のセナが嬉しそうに言う。”実力主義”を主張する魔王が自身の主張を信者たちに広めるために定期的に開催される集会。今回はクリスマスのタイミングで開かれるため、学生も参加ができるのだ。
クリスマスはノエルの誕生日だ。毎年、クリスマスは学園に残るか、ウォー家に見張られて過ごすかなため、ノエルとは過ごせていない。
今年は付き合い始めて最初の誕生日でクリスマス、できれば一緒に過ごしたいと二人とも学園に残ることにしていた。
「それって欠席できないの?」
「当主の招集を?引きずってでも連れて行くに決まってるだろ。」
セナが鋭い目でザラを睨む。セナは完全に実力主義に染まっており、ザラを次期当主として敬う一方で、当主クローの意思に従い、ザラの監視も行っている。
セナの目を通して、ザラの行動は逐一当主に報告され、意に添わなければ過去には折檻もされた。現状、ザラではクローに太刀打ちできないので、耐えるしかない。
ーーーー
「そっか…。」
「ノエル、本当にごめん。」
「いいの。それが獣人の世界だもんね。」
ノエルはザラが折檻されてきたことを察しているから、我儘を言わない。寂しい気もするが、我儘を言われてもこれは叶えられないのだが。
なんだかやりきれなくなってノエルの手を両手で包んだ。
「俺、もっと力をつけるから。ノエルといつも一緒にいられるように。獣人は実力あるものなら受け入れてくれる傾向があるから、ノエルのことも最後には受け入れてもらえると思うんだ。
今は、一番が獣人じゃないのが気に食わないみたいだけど、変えていけると思うんだ。」
実力主義は、ノエルを認める主義主張でもあると、ザラは考えていた。この貴族が幅を利かせている学園で、非魔法族のノエルはどこにも属さない余所者だが、実力主義の中では皆の上に立つ存在なのだ。
「ザラ…、でも私も一緒に頑張りたいの。ザラの今の家族にも認められたい。だから、私もザラの今の家族に会いたいわ。会わないことには認められないと思うの。」
「…まだ今はその時期じゃないよ。卒業までは待って。」
「…私にできること、何でも言って?」
「大丈夫。今はお互いに学園でがんばろう。ノエルはもう十分にいろいろしてくれてるよ。会う機会も試行錯誤してくれてるし、デ、デートみたいにお弁当作ってくれるし。
たくさん我慢させるけど、俺もできることは何でもするから。我儘も言ってほしい。」
ノエルはやっぱりちょっと寂しそうだったけど、ちょっと小悪魔的に笑顔を向けてくれた。
「じゃあキスして。」
「…………え?」
ーーーー
実力主義を主張する『魔王』なる存在。その正体は不明だった。集会の場所と時刻が信者にだけわかる方法で通達される。
参加者はほとんどが獣人だが、魔力は高いが虐げられてきた末端の貴族や平民魔法族なども参加している。
この調子で、どんどん獣人の外に信者を増やしていければ、獣人の中の考え方も変わるだろう。
ふと、クリスマス休暇前のノエルを思い出して、魔王の演説を聞きながら真っ赤になってしまった。
「今、ルクレツェンの政治は、魔力も身体能力もない貴族どもが私物化している。奴らはかつての7大貴族の威光に縋り付き、魔力を増やす努力もせず、民意を問うこともなく、自分たちに都合のいい政策を作る。
奴らが我々よりも優れているのは、なんだ?答えられるものはいるか?」
外野から賛同の声が多数あがる。参加数は100人近いため、大変な熱気となる。
魔王は真っ黒なローブを着て、顔には仮面をつけているのに、ここまで信奉するなんて、少し異常な信者たちだと思う。どこかピリピリとするような空気…もしかして闇の魔法を使っているのか?
闇の魔法による意識汚染で、中毒性のようなものを演説に持たせている、のか?
「なぜ我々が弱いもの、向上心のないものに従わねばならないのか!弱いものは強いものの下にいるべきものだ!まず、我々の力をルクレツェンに示す必要がある!
皆にその覚悟があるか?」
これまで、一部の過激な実力主義信者が暴徒となっているのだと思っていたが、もしや非魔法族の襲撃事件は魔王がたきつけているのか?
雄たけびがあがり、参加していた魔法族が次々に集会場から消えていく。あるものは出口を駆け抜け、あるものはその場から煙のように消え、あるものは飛びあがり会場の窓をうち破って外へ出ていく。
「おい!ザラ!俺たちも行くぞ!」
従兄弟のセナがザラの腕をつかむ。
「行くって、どこへ。」
…嫌な予感がする。
「非魔法族の町だ。」
「何で?何をしに?」
「わかるだろう?実力の強いものが上に立つには、俺たちの実力を示す必要がある。つまり、弱いものは俺たちに敵わないことを知らしめる必要があるんだ。この国で一番弱いのは、非魔法族だ。
非魔法族を襲って、力を示す。」
「政治を私物化しているのは貴族たちだろう?なんで非魔法族たちを襲うんだ?」
「もちろんゆくゆくは貴族たちと争う。でも非魔法族だってルクレツェンの仕組みの中に入るんだから、実力主義の一番下に入ることを知らしめなければならないんだ。」
な…そんなことすれば…ノエルに嫌われてしまう。でも、ノエルが受け入れられるには実力主義が受け入れられる必要がある。
この時、これが本当に実力主義が受け入れられる方法なのかと、自分に問うことはできなかった。ザラ自身もこの異様な演説会の影響を受けていたのかもしれないと、後になって思うがすべてが遅かった。
「ああ。ついに俺たちにも参加の許可が出たんだ。次期当主のザラはもちろん参加だ。」
従兄弟のセナが嬉しそうに言う。”実力主義”を主張する魔王が自身の主張を信者たちに広めるために定期的に開催される集会。今回はクリスマスのタイミングで開かれるため、学生も参加ができるのだ。
クリスマスはノエルの誕生日だ。毎年、クリスマスは学園に残るか、ウォー家に見張られて過ごすかなため、ノエルとは過ごせていない。
今年は付き合い始めて最初の誕生日でクリスマス、できれば一緒に過ごしたいと二人とも学園に残ることにしていた。
「それって欠席できないの?」
「当主の招集を?引きずってでも連れて行くに決まってるだろ。」
セナが鋭い目でザラを睨む。セナは完全に実力主義に染まっており、ザラを次期当主として敬う一方で、当主クローの意思に従い、ザラの監視も行っている。
セナの目を通して、ザラの行動は逐一当主に報告され、意に添わなければ過去には折檻もされた。現状、ザラではクローに太刀打ちできないので、耐えるしかない。
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「そっか…。」
「ノエル、本当にごめん。」
「いいの。それが獣人の世界だもんね。」
ノエルはザラが折檻されてきたことを察しているから、我儘を言わない。寂しい気もするが、我儘を言われてもこれは叶えられないのだが。
なんだかやりきれなくなってノエルの手を両手で包んだ。
「俺、もっと力をつけるから。ノエルといつも一緒にいられるように。獣人は実力あるものなら受け入れてくれる傾向があるから、ノエルのことも最後には受け入れてもらえると思うんだ。
今は、一番が獣人じゃないのが気に食わないみたいだけど、変えていけると思うんだ。」
実力主義は、ノエルを認める主義主張でもあると、ザラは考えていた。この貴族が幅を利かせている学園で、非魔法族のノエルはどこにも属さない余所者だが、実力主義の中では皆の上に立つ存在なのだ。
「ザラ…、でも私も一緒に頑張りたいの。ザラの今の家族にも認められたい。だから、私もザラの今の家族に会いたいわ。会わないことには認められないと思うの。」
「…まだ今はその時期じゃないよ。卒業までは待って。」
「…私にできること、何でも言って?」
「大丈夫。今はお互いに学園でがんばろう。ノエルはもう十分にいろいろしてくれてるよ。会う機会も試行錯誤してくれてるし、デ、デートみたいにお弁当作ってくれるし。
たくさん我慢させるけど、俺もできることは何でもするから。我儘も言ってほしい。」
ノエルはやっぱりちょっと寂しそうだったけど、ちょっと小悪魔的に笑顔を向けてくれた。
「じゃあキスして。」
「…………え?」
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実力主義を主張する『魔王』なる存在。その正体は不明だった。集会の場所と時刻が信者にだけわかる方法で通達される。
参加者はほとんどが獣人だが、魔力は高いが虐げられてきた末端の貴族や平民魔法族なども参加している。
この調子で、どんどん獣人の外に信者を増やしていければ、獣人の中の考え方も変わるだろう。
ふと、クリスマス休暇前のノエルを思い出して、魔王の演説を聞きながら真っ赤になってしまった。
「今、ルクレツェンの政治は、魔力も身体能力もない貴族どもが私物化している。奴らはかつての7大貴族の威光に縋り付き、魔力を増やす努力もせず、民意を問うこともなく、自分たちに都合のいい政策を作る。
奴らが我々よりも優れているのは、なんだ?答えられるものはいるか?」
外野から賛同の声が多数あがる。参加数は100人近いため、大変な熱気となる。
魔王は真っ黒なローブを着て、顔には仮面をつけているのに、ここまで信奉するなんて、少し異常な信者たちだと思う。どこかピリピリとするような空気…もしかして闇の魔法を使っているのか?
闇の魔法による意識汚染で、中毒性のようなものを演説に持たせている、のか?
「なぜ我々が弱いもの、向上心のないものに従わねばならないのか!弱いものは強いものの下にいるべきものだ!まず、我々の力をルクレツェンに示す必要がある!
皆にその覚悟があるか?」
これまで、一部の過激な実力主義信者が暴徒となっているのだと思っていたが、もしや非魔法族の襲撃事件は魔王がたきつけているのか?
雄たけびがあがり、参加していた魔法族が次々に集会場から消えていく。あるものは出口を駆け抜け、あるものはその場から煙のように消え、あるものは飛びあがり会場の窓をうち破って外へ出ていく。
「おい!ザラ!俺たちも行くぞ!」
従兄弟のセナがザラの腕をつかむ。
「行くって、どこへ。」
…嫌な予感がする。
「非魔法族の町だ。」
「何で?何をしに?」
「わかるだろう?実力の強いものが上に立つには、俺たちの実力を示す必要がある。つまり、弱いものは俺たちに敵わないことを知らしめる必要があるんだ。この国で一番弱いのは、非魔法族だ。
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