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第五章 無計画な真実の愛

第五章の登場人物

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ここまでお読みいただきありがとうございます。最後にキャサリン視点のエピローグを三話書いて完結です。あと少しだけお付き合いください。

気付けばたくさんの方に読んでいただいていたようです。感想も楽しく読ませていただきました。ヨーゼフ擁護派とクソ野郎派がいて面白かったです。
すみません、彼はあらすじにある通りに幸せになる話なのでちくちく虐められるだけのプチざまあで終わりです。

運命の姫のナイトになりたかったヨーゼフが腹黒キャサリンの忠犬(駄犬)になって終わる本編も気に入っていただけたら嬉しいです。
キャサリン視点だと影の女帝エンドでしょうか…。


以下は第五章の登場人物です。

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◆ヨーゼフ・バッツドルフ

ヒューゲン国の第二王子から臣籍降下しバッツドルフ姓を賜る。赤毛に赤褐色の目のイケメンでモテる。五か国語を操り、外交を任されている。かつて今は愛人であるマリアに傾倒し、婚約破棄をした黒歴史がある。白い結婚であったキャサリンの生き様に惹かれ、容姿にハマり、腹黒であってもそれももはや可愛いの域に達して真実の愛を告げた。子供が欲しいキャサリンの思惑もあり、白い結婚を卒業した。


◆キャサリン・バッツドルフ

ブルテン王国の王族に所縁のあるダンフォード公爵家の生まれでヨーゼフの9つ年下の正妻。明るい金髪をきつく巻いて、水色の瞳にきつい目つきの美人。ヒューゲンとブルテンの同盟の証として、嫁いできた。化粧を落とすとヨーゼフの運命の姫にそっくりになる。ついに腹黒いことがヨーゼフにばれた。


◆マリア

ヨーゼフの運命の姫にそっくりな金髪に濃い青色の瞳の美人。男爵令嬢だったが、貴族籍から抜かれ、平民となった。ヨーゼフの愛人として囲われていたが解消し、その後は田舎で結婚していたが、キャサリンを妬み王都で噂話をばらまいたことで罪人として投獄された。実は腹黒い。


◆エアハルト・ヒューゲン

ヨーゼフの三つ年上の兄で王太子から国王になった。赤毛に赤褐色の目でがっしりした体格。王妃との間に生まれた長男が立太子したことで、ヨーゼフは臣籍に降りた。貴族夫人は家のことだけしていろという女性蔑視の考えを強く持ち、キャサリンの知名度があがることに不満を持っていた。また、陰からペーターを使ってヨーゼフの家をひっかきまわしていた。実は腹黒い。


◆ペーター

バッツドルフ家の家令。もともと王家に仕えていたベテランの家令でヨーゼフを孫のように心配している。嫁いできたキャサリンに心酔し、大公夫人として受け入れている。もともとエアハルトにヨーゼフの監視を命じられていたが、最近はエアハルトを欺いてキャサリンの腹心の部下となってしまっている。実は腹黒い。


◆ブラッドリー・オルグレン

ブルテンの貴族であり、次期公爵の青年。キャサリンと同時期に王立学園に滞在しており、謎の関係性にヨーゼフはもやもやさせた。


◆ダンフォード公爵

キャサリンの父。ハシバミ色の髪と瞳の釣り目の鋭い男性。ダンフォード公爵家の入り婿。多分腹黒い。


◆ダンフォード公爵夫人

キャサリンの母。キャサリンにそっくりな容姿の優しい顔立ちの女性。ダンフォード公爵家の嫡流。ヨーゼフの”運命の姫”のモデルになった人物で、キャサリンにきつい化粧をするように指示した人物。多分腹黒い。


◆アンブローズ・ダンフォード

ダンフォード公爵家の長男でキャサリンの兄。ブルテンで内政に携わっている、キャサリンの素顔とよく似た顔立ちの青年。多分腹黒い。


◆ベネディクト・ダンフォード

ダンフォード公爵家の次男でキャサリンの兄。ブルテンで外交官をしている、キャサリンとよく似た姿の青年。実は腹黒い。


◆ドローレス・ダンフォード

ダンフォード公爵家の次女でキャサリンの妹。父親似の令嬢でポートレット帝国の皇帝に嫁ぐことになった。多分腹黒い。


◆ダミアン・アスマン → ダミアン・ハーバー

ヨーゼフの元側近で現在はハーバー子爵。エアハルトに請われてヨーゼフの側近に復帰した。


◆クラウス・ヘルムフート

ヨーゼフの元側近で今はヘルムフート公爵。クラウディアと仲睦まじい仲良し夫婦。実は腹黒い。



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