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第4章 15歳の辺境聖女
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クリスが久々に教会にやってきたのはその翌日のことだった。結界の穴が大きくなっては大変なのですぐに辺境に向かわなければならなかった。
クリスは馬に乗るために黒騎士の制服のズボンを借り、辺境聖女であることを示す青い薔薇の紋章付きのジャケットを着た。辺境聖女には都市の聖女のような制服はないのだ。
長いワンピースの制服ではいけないようなところに行くというのもあるが。
「私は支度を整えて後から向かいます。クリス様、お気をつけて。」
「よろしくね、ヤスミン。」
「私がサポートしますのでご安心を。こちらはクリス様の好物のフルーツケーキです。今朝、大急ぎで焼きましたよ。道中で食べてください。」
そう言ってくれたのは大聖女時代にずっとそばにいてくれた教会侍女のサーシャだ。今は神官長付きの侍女をしている。馬に付けた荷物に包みを入れてくれるのを見て大きく頷いた。
昨日の夜遅くにルロワ公爵家に着いたクリスは簡単な手紙を姉のアリシラローズに送るために書いた。突然辺境聖女になることになったこと、高等部には通えないこと、楽しみにしていてくれたのに申し訳ないこと、それを簡単にまとめてヤスミンに託した。
遠い東の島国にいる姉のアリシラローズはその国の貴族の青年と結婚した。前回の手紙では妊娠したことを伝えてくれていた。手紙からは幸せそうな感情が伝わってきていた。
幸せな姉にまた心痛になりそうな手紙を送るのは心苦しいが、手紙の頻度がまた落ちることが予想されるのだから、伝えなければ余計に心配させてしまうだろう。
護衛の黒騎士の到着を待っていると、ぞろぞろとお供を引き連れた会いたくない人がやってきた。
「あらクリス、来ていたのね。これから辺境へ向かうのかしら。」
姉であり、現大聖女のマルシャローズである。今日も以前に見たように聖女の衣装ではない高級そうなドレスに身を包んでいる。
「大聖女様。命を受け辺境へとすぐに出発します。」
「そう。あら、あなたまさか馬で行くの?帯剣までして?いったい貴族学園で何を学んできたのかしら?」
マルシャローズは嘲笑するようにそう言うが、以前ほどの怖さをクリスは感じなかった。
「辺境へは馬で行くのが最も速いのです。結界の修復は一刻を争いますから、急ぐ必要があります。帯剣は護身用です。」
「あなた、護衛の白騎士は信用ならないと言うの?彼らはとても優秀よ?」
マルシャローズは自分の後ろに控えている二人の白騎士を振り返った。相変わらず見目がよく、もしかしたら20代半ばのマルシャローズよりも若いのではないだろうか。
「辺境聖女の護衛は白騎士ではなく黒騎士が行います。」
「そう、あなたの好きな黒騎士ね。」
クリスは宝石目でマルシャローズを見た。クリスの周りには歌の精霊がぶんぶんと飛んでいるがマルシャローズの周りには一匹もいない。昔は少しいたような気がするが、今は嘘偽りなく一匹もいない。
祈りの結界は歌の精霊たちの協力のもとに成り立っている。これではすぐに穴が開くはずだ。
そんなクリスの目が気に食わなかったのか、マルシャローズは急に苛立ち始めた。
「随分と生意気な顔をするようになったわね。いいこと?あなたはいつまでも私のスペアなの。私が困ったときに私の代わりになる存在なのよ。今回の辺境聖女の任務も光栄に思いなさい。」
そう捨て台詞を残すとぞろぞろと引き連れて帰っていった。
「久しぶりにスペアだって言われたけれど、以前ほど堪えないわ。なぜかしら。」
「それはきっとたくさんの人からクリス様自身が愛されていることを感じていらっしゃるからだと思いますよ。」
サーシャを振り返ると片目をつぶってちょっと笑顔になっている。どういう意味だろう。降ってわいた疑問は護衛の黒騎士の登場でふっとんだ。
「ヒューゴ!」
黒髪に黒い黒騎士装束をまとった長身の青年、それはクリスの幼馴染のヒューゴである。ヒューゴは一年前に聖カリスト学園を卒業し、黒騎士として正式に着任した。オールディと隣国ルクレツェンの国境に赴任していたはずだが、もしや…。
「穴が開いたのはルクレツェンとの国境なんだ。魔物や魔獣の多い厄介なところで、急ぎ大聖女様を迎えるために貴族位のある俺が首都まで来ていたんだ。…まさかクリスと帰ることになるとは。」
「私も護衛がヒューゴで嬉しい!」
どうしてもヒューゴの前だと公爵令嬢の作法が抜けて昔に戻ってしまう。ここには気心知れた人しかいないからいいけれど…とよく見ると後ろにもう一人黒騎士がいた。
いや、黒騎士の制服なのだが、顔には見覚えがある。彼は以前クリスを護衛してくれていたお小言多めの白騎士だ。
「あなた…、ノワール?」
「クリスローズ様に覚えていただけていたとは幸いです。」
「もちろんよ。私付きの白騎士だったもの。黒騎士に転向したの?」
「はい。今回クリスローズ様の護衛になるために黒騎士に転向しました。共に辺境に参ります。」
白騎士の黒騎士嫌いは有名なのでクリスは目を丸くした。
「ノワール殿はここ一年ほど黒騎士団で修行をしていたんだ。それでどこからか今回のことを聞きつけて護衛に志願したらしい。」
「まさか、ノワール、あなたも…。」
「ファンクラブ会員だし、おそらくガーディアンだ。」
熱心なクリスファンクラブ会員のことは、守護者”ガーディアン”と呼ばれている。クリスを悪評や敵意から守り、積極的にその素晴らしさを流布して回る。
もちろんクリスは何も頼んでいない。
クリスに困ったものを見るような目で見られてノワールは動揺したようだ。ちなみに彼は今年26になり、クリスよりも11歳も年上である。
「クリスローズ様、出発されますか?」
見送りには神官長と黒騎士団長が来ていた。
「護衛は多くはつけられませんが、道中は必ず教会指定の宿に泊まってください。ヒューゴによく言い聞かせてあるので大丈夫だと思いますが。」
「そのあたりは問題ないだろう。」
黒騎士団長はヒューゴの肩をたたいた。護衛が少ないのは致し方ない。辺境聖女の移動のタイミングは黒騎士の配置換えと同じタイミングであり、それは基本秋なのだ。
こんな建国祭の直後に手隙の黒騎士がたくさん王都にいることはない。
「では行ってまいります。」
こうしてクリスは王都を旅立った。
クリスは馬に乗るために黒騎士の制服のズボンを借り、辺境聖女であることを示す青い薔薇の紋章付きのジャケットを着た。辺境聖女には都市の聖女のような制服はないのだ。
長いワンピースの制服ではいけないようなところに行くというのもあるが。
「私は支度を整えて後から向かいます。クリス様、お気をつけて。」
「よろしくね、ヤスミン。」
「私がサポートしますのでご安心を。こちらはクリス様の好物のフルーツケーキです。今朝、大急ぎで焼きましたよ。道中で食べてください。」
そう言ってくれたのは大聖女時代にずっとそばにいてくれた教会侍女のサーシャだ。今は神官長付きの侍女をしている。馬に付けた荷物に包みを入れてくれるのを見て大きく頷いた。
昨日の夜遅くにルロワ公爵家に着いたクリスは簡単な手紙を姉のアリシラローズに送るために書いた。突然辺境聖女になることになったこと、高等部には通えないこと、楽しみにしていてくれたのに申し訳ないこと、それを簡単にまとめてヤスミンに託した。
遠い東の島国にいる姉のアリシラローズはその国の貴族の青年と結婚した。前回の手紙では妊娠したことを伝えてくれていた。手紙からは幸せそうな感情が伝わってきていた。
幸せな姉にまた心痛になりそうな手紙を送るのは心苦しいが、手紙の頻度がまた落ちることが予想されるのだから、伝えなければ余計に心配させてしまうだろう。
護衛の黒騎士の到着を待っていると、ぞろぞろとお供を引き連れた会いたくない人がやってきた。
「あらクリス、来ていたのね。これから辺境へ向かうのかしら。」
姉であり、現大聖女のマルシャローズである。今日も以前に見たように聖女の衣装ではない高級そうなドレスに身を包んでいる。
「大聖女様。命を受け辺境へとすぐに出発します。」
「そう。あら、あなたまさか馬で行くの?帯剣までして?いったい貴族学園で何を学んできたのかしら?」
マルシャローズは嘲笑するようにそう言うが、以前ほどの怖さをクリスは感じなかった。
「辺境へは馬で行くのが最も速いのです。結界の修復は一刻を争いますから、急ぐ必要があります。帯剣は護身用です。」
「あなた、護衛の白騎士は信用ならないと言うの?彼らはとても優秀よ?」
マルシャローズは自分の後ろに控えている二人の白騎士を振り返った。相変わらず見目がよく、もしかしたら20代半ばのマルシャローズよりも若いのではないだろうか。
「辺境聖女の護衛は白騎士ではなく黒騎士が行います。」
「そう、あなたの好きな黒騎士ね。」
クリスは宝石目でマルシャローズを見た。クリスの周りには歌の精霊がぶんぶんと飛んでいるがマルシャローズの周りには一匹もいない。昔は少しいたような気がするが、今は嘘偽りなく一匹もいない。
祈りの結界は歌の精霊たちの協力のもとに成り立っている。これではすぐに穴が開くはずだ。
そんなクリスの目が気に食わなかったのか、マルシャローズは急に苛立ち始めた。
「随分と生意気な顔をするようになったわね。いいこと?あなたはいつまでも私のスペアなの。私が困ったときに私の代わりになる存在なのよ。今回の辺境聖女の任務も光栄に思いなさい。」
そう捨て台詞を残すとぞろぞろと引き連れて帰っていった。
「久しぶりにスペアだって言われたけれど、以前ほど堪えないわ。なぜかしら。」
「それはきっとたくさんの人からクリス様自身が愛されていることを感じていらっしゃるからだと思いますよ。」
サーシャを振り返ると片目をつぶってちょっと笑顔になっている。どういう意味だろう。降ってわいた疑問は護衛の黒騎士の登場でふっとんだ。
「ヒューゴ!」
黒髪に黒い黒騎士装束をまとった長身の青年、それはクリスの幼馴染のヒューゴである。ヒューゴは一年前に聖カリスト学園を卒業し、黒騎士として正式に着任した。オールディと隣国ルクレツェンの国境に赴任していたはずだが、もしや…。
「穴が開いたのはルクレツェンとの国境なんだ。魔物や魔獣の多い厄介なところで、急ぎ大聖女様を迎えるために貴族位のある俺が首都まで来ていたんだ。…まさかクリスと帰ることになるとは。」
「私も護衛がヒューゴで嬉しい!」
どうしてもヒューゴの前だと公爵令嬢の作法が抜けて昔に戻ってしまう。ここには気心知れた人しかいないからいいけれど…とよく見ると後ろにもう一人黒騎士がいた。
いや、黒騎士の制服なのだが、顔には見覚えがある。彼は以前クリスを護衛してくれていたお小言多めの白騎士だ。
「あなた…、ノワール?」
「クリスローズ様に覚えていただけていたとは幸いです。」
「もちろんよ。私付きの白騎士だったもの。黒騎士に転向したの?」
「はい。今回クリスローズ様の護衛になるために黒騎士に転向しました。共に辺境に参ります。」
白騎士の黒騎士嫌いは有名なのでクリスは目を丸くした。
「ノワール殿はここ一年ほど黒騎士団で修行をしていたんだ。それでどこからか今回のことを聞きつけて護衛に志願したらしい。」
「まさか、ノワール、あなたも…。」
「ファンクラブ会員だし、おそらくガーディアンだ。」
熱心なクリスファンクラブ会員のことは、守護者”ガーディアン”と呼ばれている。クリスを悪評や敵意から守り、積極的にその素晴らしさを流布して回る。
もちろんクリスは何も頼んでいない。
クリスに困ったものを見るような目で見られてノワールは動揺したようだ。ちなみに彼は今年26になり、クリスよりも11歳も年上である。
「クリスローズ様、出発されますか?」
見送りには神官長と黒騎士団長が来ていた。
「護衛は多くはつけられませんが、道中は必ず教会指定の宿に泊まってください。ヒューゴによく言い聞かせてあるので大丈夫だと思いますが。」
「そのあたりは問題ないだろう。」
黒騎士団長はヒューゴの肩をたたいた。護衛が少ないのは致し方ない。辺境聖女の移動のタイミングは黒騎士の配置換えと同じタイミングであり、それは基本秋なのだ。
こんな建国祭の直後に手隙の黒騎士がたくさん王都にいることはない。
「では行ってまいります。」
こうしてクリスは王都を旅立った。
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