34 / 144
歴史の授業で居眠りしていて先生を障壁で骨折させてしまいました。
しおりを挟む
食堂でカートに食べさせられて、それを皆に生暖かい目で見られて、探しに来たセドリックにカートが連れて行かれるまでに私の精神は削られ続けたのだ。面白がったカートは許さん。絶対にチョコパフェはスペシャルを奢らせてやる。
私はプリプリ怒りながら、教室に向かっていた。
「うーん、でも、リアは愛されているのね」
ベッキーが茶化してきた。
「あれは絶対に面白がっているだけよ。だってカートったら他の男達を喜んでみていたもの」
私が怒って言うと
「それ絶対に他の男達を牽制しているのよね」
「本当にリアって、鈍い所が良いわ」
ベッキーらは好きに言ってくれていた。
次の歴史の授業はブライトン王国の200年の歴史の話だ。女のベイル先生の声が寝不足の私には良い子守唄に聞こえた。私はそのまま夢の世界に入り込んでしまったのだ。
夢の中で私はカートにパフェを食べさせられていた。でも、私がアイスクリームが好きなのに、カートは意地悪して端のチョコレートばかりを入れてくれるのだ。アイスクリームが早くしないと溶けてしまう。私が焦りだした時だ。
ドンっ
と言う軽い衝撃と
「ギャッ」
と言う女性と思しくない悲鳴が聞こえた。
「先生大丈夫ですか」
「ちょっと、リア、起きなさいよ」
私はベッキーの声で目が冷めた。
「アイスクリームが・・・・」
「何寝ぼけているのよ」
ベッキーの声に慌てて目を覚ますと、目の前に歴史の女の先生が指を押さえて蹲っていた。
「先生、どうしたんですか」
私が慌てて聞く。
「あんたが居眠りしていたから先生が怒ってあなたの頭を叩かれたら、いきなり指を押さえてしゃがみこまれたのよ。あんたどんだけ石頭なのよ」
呆れてベッキーが言う。
「あ、ごめんなさい。無意識のうちに障壁張っていたかも。先生すいません。私の障壁ドラゴンに叩かれてもびくともしないんです」
「何してんのよ、あんた」
ベッキーが非難してきた。
青ざめて、声も出ない先生の指を見ると下手したら折れている。
「先生、これ飲めば治りますから」
私は慌てて特級ポーションを取り出した。もったいないかも知れないけれど、これは私のせいだ。
「えっ、いや」
恐れを抱いて後ろに下がろうとする先生の口の中に無理やり突っ込む。
「ちょっと、オーレリアさん、やめ・・・・」
鼻を摘んで嫌がる先生に無理やり飲ませる。
「痛い・・・」
先生は大声を出して、指を押さえる。
「オーレリアさん、あなた先生になんてことするの」
ブリトニーが非難してくる。
「治る時は痛みを伴うけど、すぐに良くなりますよ」
私が答えると、
「そんなわけないでしょ。骨折していたら絶対に安静よ、先生すぐに医務室に」
ブリトニーは声を出して言う。
「そんな事ないわよ。もう治っているはずよ」
私はそう言うと先生の指に手を伸ばした。
「ちょっ、ちょっとオーレリアさん」
先生が悲鳴を上げるが、私は先生の押さえていた指を無理のけて、その指を曲げた。
「きゃ」
「オーレリアさん何を」
皆の声が響くが・・・
「あれっ、痛くは無いわ」
ベイル先生が驚いて言った。
「そうでしょう。私のポーションは特別なんです」
私は威張って言った。
「何言っているんですか。元々あなたが居眠りしているのが悪いんでしょうが・・・・・」
口は災いの元・・・いや、元々居眠りしてしまった私が悪いのだが、それから10分間延々怒られて
「オーレリアさん。反省のために廊下に立っていなさい」
また、廊下に立たされる羽目になってしまった。
またやってしまった。
でも、授業が始まってまだ3日しか経っていないのに、2回も立たされるなんてどういうことだろう? まあ、今日のは確かに居眠りしてしまった私が悪い。今度からは眠気覚ましのポーション飲んでから授業に出ようと私は決意した。
目の前にはまた3年生の教室が見えた。
あれは第1王子の教室だ。キョロキョロカートを探すが、いない。
なんでいないんだろう。朝は食堂にいたのに。
その代わりに第一王子と目があってしまった。
その王子の顔は一瞬驚いた顔をしたが、ニコッと笑ってこっちにてを振ってきた。
止めてよ。私は王族には絶対に関わりたくないんだから。他の貴族令嬢の目が怖いし・・・
案の定、王子の後ろのコニー・ヒューズがこちらを睨んできた。
私は慌てて目をつむることにした。また、屋上を見てカラスがいたら何するかわからないし・・・・
でも、それがいけなかったのだ。また、今度は立ったまま寝てしまったのだ。
授業が終わる間際に廊下に出て来たベイル先生に見つかって絞られたことは言うまでもなかった。
**************************************************
さすがリア、普通に授業は終わりません
私はプリプリ怒りながら、教室に向かっていた。
「うーん、でも、リアは愛されているのね」
ベッキーが茶化してきた。
「あれは絶対に面白がっているだけよ。だってカートったら他の男達を喜んでみていたもの」
私が怒って言うと
「それ絶対に他の男達を牽制しているのよね」
「本当にリアって、鈍い所が良いわ」
ベッキーらは好きに言ってくれていた。
次の歴史の授業はブライトン王国の200年の歴史の話だ。女のベイル先生の声が寝不足の私には良い子守唄に聞こえた。私はそのまま夢の世界に入り込んでしまったのだ。
夢の中で私はカートにパフェを食べさせられていた。でも、私がアイスクリームが好きなのに、カートは意地悪して端のチョコレートばかりを入れてくれるのだ。アイスクリームが早くしないと溶けてしまう。私が焦りだした時だ。
ドンっ
と言う軽い衝撃と
「ギャッ」
と言う女性と思しくない悲鳴が聞こえた。
「先生大丈夫ですか」
「ちょっと、リア、起きなさいよ」
私はベッキーの声で目が冷めた。
「アイスクリームが・・・・」
「何寝ぼけているのよ」
ベッキーの声に慌てて目を覚ますと、目の前に歴史の女の先生が指を押さえて蹲っていた。
「先生、どうしたんですか」
私が慌てて聞く。
「あんたが居眠りしていたから先生が怒ってあなたの頭を叩かれたら、いきなり指を押さえてしゃがみこまれたのよ。あんたどんだけ石頭なのよ」
呆れてベッキーが言う。
「あ、ごめんなさい。無意識のうちに障壁張っていたかも。先生すいません。私の障壁ドラゴンに叩かれてもびくともしないんです」
「何してんのよ、あんた」
ベッキーが非難してきた。
青ざめて、声も出ない先生の指を見ると下手したら折れている。
「先生、これ飲めば治りますから」
私は慌てて特級ポーションを取り出した。もったいないかも知れないけれど、これは私のせいだ。
「えっ、いや」
恐れを抱いて後ろに下がろうとする先生の口の中に無理やり突っ込む。
「ちょっと、オーレリアさん、やめ・・・・」
鼻を摘んで嫌がる先生に無理やり飲ませる。
「痛い・・・」
先生は大声を出して、指を押さえる。
「オーレリアさん、あなた先生になんてことするの」
ブリトニーが非難してくる。
「治る時は痛みを伴うけど、すぐに良くなりますよ」
私が答えると、
「そんなわけないでしょ。骨折していたら絶対に安静よ、先生すぐに医務室に」
ブリトニーは声を出して言う。
「そんな事ないわよ。もう治っているはずよ」
私はそう言うと先生の指に手を伸ばした。
「ちょっ、ちょっとオーレリアさん」
先生が悲鳴を上げるが、私は先生の押さえていた指を無理のけて、その指を曲げた。
「きゃ」
「オーレリアさん何を」
皆の声が響くが・・・
「あれっ、痛くは無いわ」
ベイル先生が驚いて言った。
「そうでしょう。私のポーションは特別なんです」
私は威張って言った。
「何言っているんですか。元々あなたが居眠りしているのが悪いんでしょうが・・・・・」
口は災いの元・・・いや、元々居眠りしてしまった私が悪いのだが、それから10分間延々怒られて
「オーレリアさん。反省のために廊下に立っていなさい」
また、廊下に立たされる羽目になってしまった。
またやってしまった。
でも、授業が始まってまだ3日しか経っていないのに、2回も立たされるなんてどういうことだろう? まあ、今日のは確かに居眠りしてしまった私が悪い。今度からは眠気覚ましのポーション飲んでから授業に出ようと私は決意した。
目の前にはまた3年生の教室が見えた。
あれは第1王子の教室だ。キョロキョロカートを探すが、いない。
なんでいないんだろう。朝は食堂にいたのに。
その代わりに第一王子と目があってしまった。
その王子の顔は一瞬驚いた顔をしたが、ニコッと笑ってこっちにてを振ってきた。
止めてよ。私は王族には絶対に関わりたくないんだから。他の貴族令嬢の目が怖いし・・・
案の定、王子の後ろのコニー・ヒューズがこちらを睨んできた。
私は慌てて目をつむることにした。また、屋上を見てカラスがいたら何するかわからないし・・・・
でも、それがいけなかったのだ。また、今度は立ったまま寝てしまったのだ。
授業が終わる間際に廊下に出て来たベイル先生に見つかって絞られたことは言うまでもなかった。
**************************************************
さすがリア、普通に授業は終わりません
15
あなたにおすすめの小説
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。
はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?
悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。
楽しんで頂けると幸いです。
※他サイト様にも掲載中です
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
悪役令嬢に転生かと思ったら違ったので定食屋開いたら第一王子が常連に名乗りを上げてきた
咲桜りおな
恋愛
サズレア王国第二王子のクリス殿下から婚約解消をされたアリエッタ・ネリネは、前世の記憶持ちの侯爵令嬢。王子の婚約者で侯爵令嬢……という自身の状況からここが乙女ゲームか小説の中で、悪役令嬢に転生したのかと思ったけど、どうやらヒロインも見当たらないし違ったみたい。
好きでも嫌いでも無かった第二王子との婚約も破棄されて、面倒な王子妃にならなくて済んだと喜ぶアリエッタ。我が侯爵家もお姉様が婿養子を貰って継ぐ事は決まっている。本来なら新たに婚約者を用意されてしまうところだが、傷心の振り(?)をしたら暫くは自由にして良いと許可を貰っちゃった。
それならと侯爵家の事業の手伝いと称して前世で好きだった料理をしたくて、王都で小さな定食屋をオープンしてみたら何故か初日から第一王子が来客? お店も大繁盛で、いつの間にか元婚約者だった第二王子まで来る様になっちゃった。まさかの王家御用達のお店になりそうで、ちょっと困ってます。
◆◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◆
※料理に関しては家庭料理を作るのが好きな素人ですので、厳しい突っ込みはご遠慮いただけると助かります。
そしてイチャラブが甘いです。砂糖吐くというより、砂糖垂れ流しです(笑)
本編は完結しています。時々、番外編を追加更新あり。
「小説家になろう」でも公開しています。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
《完》義弟と継母をいじめ倒したら溺愛ルートに入りました。何故に?
桐生桜月姫
恋愛
公爵令嬢たるクラウディア・ローズバードは自分の前に現れた天敵たる天才な義弟と継母を追い出すために、たくさんのクラウディアの思う最高のいじめを仕掛ける。
だが、義弟は地味にずれているクラウディアの意地悪を糧にしてどんどん賢くなり、継母は陰ながら?クラウディアをものすっごく微笑ましく眺めて溺愛してしまう。
「もう!どうしてなのよ!!」
クラウディアが気がつく頃には外堀が全て埋め尽くされ、大変なことに!?
天然混じりの大人びている?少女と、冷たい天才義弟、そして変わり者な継母の家族の行方はいかに!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる