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第一王子視点9 王子としてサマーパーティーに参加してリアを怒らせました
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俺は机に突っ伏していた。
目の前には書類の山があったが、もうどうでも良かった。
「カーティス。いい加減に仕事してくれ」
セドリックが怒って言ってきた。
「うるさい。元はと言えば、貴様らがサマーパーティーに王子として強引に参加させたせいだろうが」
俺は机を叩いて言った。
そう、俺はサマーパーティーはカートとして出る気満々だったのだ。そして、リアと踊りまくって最近ますます人気の出だしたリアの周りの奴らを、諦めさせようと計画していたのだ。
「お前、学園の行事に架空の人間を出させるわけにいかないだろう」
「そこを何とかするのが側近の役目だろうが」
「無茶言うな」
セドリックが怒って言った。
「カーティス。流石に、学園の行事に第一王子殿下が出ないってわけにはいかないだろう」
メルヴィンまでセドリックの味方だ。こいつはプリシラと仲が良くなって今は幸せ絶頂だから余裕なのだ。
一方の俺と来たらやむを得ず第一王子と出る代わりに、リアをエスコートする案を無理やり了承させた。セドリックとしてはコニーと出てほしかったみたいだが、それはあり得なかった。
でも、その時のリアの表情ときたら俺は完全に拒絶されていた。だから王子としてリアに近づきたくなかったんだ。
嫌がるリアを無理やり、連れ出して踊ったまでは良かった。リアと初めて公の場で踊れたのだ。それも第一王子として。リアを王子妃に迎えるための大切な一歩を記したのだった。そう、貴族令息令嬢共にも見せつけたし、皆悔しがっていたが、俺としては当然のことをしたまでだった。
出来たらもう一曲踊りたかったが、流石にリアに拒否されてしまった。これはこれからの課題だ。
二人で休憩していたらコニーが邪魔しに来た。俺と踊りたいらしい。セドリックは皇太子争いのためにもコニーとくっついてほしいみたいだが、それはあり得なかった。俺の横にはリアしかあり得ないのだ。
そもそも、軍部は第一騎士団を始め大半は既にリアが押さえていた。何しろろリアのポーションのおかげでけが人の多くは助かっているのだ。叔父で大将軍の王弟はリアの母狙いで、リアは娘並みに可愛がっていたし。
問題は貴族だったが、3大公爵の一つセドリックのウィンチェスター公爵家は嫡男をリアのポーションで助けられているし、アボット公爵家も元々弟を押していたが、プリシラは今やリアの友人だ。娘を可愛がっている公爵は最終的にこちらにつくだろう。もうひとりは判らなかったが、少なくとも今は中立だ。
その下の7侯爵家は王妃の出身のオルコット侯爵家は当然弟だ。弟とくっつきそうなワイト侯爵家も当然弟。コニーのところのヒューズ侯爵家もこのまま行くと弟だろう。
今のところ明確に俺についているのはメルヴィンのイートン侯爵家だけだ。残りの3家は未定だ。
まあ、しかし、10大貴族のうち3家を押さえられるだろうから、それだけ見ると五分五分。軍部を押さえているからこちらが圧倒的に有利だと思うのだが。
それにリアはオリエンから始まって学園祭でも圧倒的に存在感を出していたし、平民や下級貴族の間では圧倒的に人気があるのだ。貴族に絡まれても平然と返しているし、王国史上初の平民出身の王妃でも十二分にやっていけるのではないかと思うのだが。貴族の間では俺の母が男爵出身だったので、俺の妃はぜひとも高位貴族からというのもあるみたいだが、大したことはないと思っていた。
リアは俺にコニーと踊ってもらいたそうにしていたが、あり得なかった。しつこいコニーに、足を痛めたと言い訳をすると、あり得ないことにリアが、自分のポーションを飲めば大丈夫と敵に塩を贈ろうとしたのだ。許せなかったので、黙らせるために、つい、いつもの癖で、リアの口の中に食べ物を放り込んでしまったのだ。
それでまさかリアが泣き出すなんて思いもしなかった。
自分のいつも行為で泣き出されたのは、それはそれでショックだった。でも、俺がカートだと判っていないならば仕方がなかった。
プリシラとベッキーがトイレに連れて行ってくれたが、俺はいても立ってもいられなかった。
トイレの傍まで行って待つ。
でも、中々リアは出てこなかった。
その前にコニーの軍団がやってくるのが見えたので隠れているとリアが出て来た。
女の戦いだ。俺は慌てて出ていこうとしたが、セドリックに止められた。
何故だ。リアは泣いていて弱々しくなっているのに!
でも、リアは普通だった。
全く動じずに、ワイルター伯爵家のモリーを見つけて脅しだしたのだ。
モリーはリアが薬屋のチェスターの娘だと知ると慌てて逃げ出した。
リアは何故自分を見て逃げ出すのかわからないと言っていたが、後でハンスが笑いながら話してくれたのを思い出した。
伯爵の所に飛んでいったリアは、その時染料でポーションを染めるのに夢中になっていたようで、体中真っ赤になっていた。すなわち、次やったら躰中切り刻まれるわよと、半死半生の伯爵に血まみれの娘が脅したと伯爵には見えたのだ。
伯爵にしたら人体実験か何かで切り刻んでいた娘が、次の犠牲者はあなたよって言ったと、聞こえたのだと思う。
私の出番は全く無く、リアは令嬢達を易々と追い返していた。
その後すぐに俺はリアに謝った。そしてリアも許してくれたと思ったのだ。甘かった。
翌朝すぐに今度はカートとして謝りに行こうと思っていたが、王宮での行事が立て込んでいて、すぐには行けなかった。
やっと時間を見つけて夕方学園に飛んでいくと、リアは既にいなかった。慌ててリアの家に行くとハンスしかいなくて、行き先はハンスも知らなかった。
二人して大慌てで探したが、学園は皆、長期休暇で帰った後だった。何とか探すと、リアはシリル師のもとにいることが判った。娘のエイミーのところに遊びに来ていると言う。
慌てていくと門前でシャットアウトさせられたのだ。
エイミーいわく、しばらく会いたくないと・・・・
俺はショックのあまり仕事が手につかなくなったのだ。
そして、今に至る。今はドラモンド子爵令嬢のところにいるらしい。
リアとしてはドタキャンして王子の相手をさせた事が許せなかったらしい。
「カーティス、いい加減にやってくれ」
「うるさいな。お前らのせいで俺は今最悪なんだぞ」
「高々平民の女に嫌われたくらいが何なのだ」
「貴様。リアは俺にとって天使なんだ」
「俺が今あるのはリアのおかげだ」
俺の言葉をセドリックが先に言った。
側近に言われるのもそれはそれで頭にくる。
「いい加減に王子だと言えば良いんじゃないか」
「そんな事出来るか。あいつは母から王子と結婚したら親子の縁を切るって言われているんだぞ。俺が王子だと判ったら絶対に振られる。そうしたら俺は王子を止めるからな」
「カーティス何言っているんだよ」
「まあまあ、リア嬢は来月初めにはプリシラの領地に遊びに行くのは確実だから、その時に行けば良いんじゃないか」
のんびりメルヴィンが言ってくる。
「そこまで待てるか」
俺は切れていた。
「そう言えば、リアは来週からベッキーのサウス湖の別荘に泊まりに来るっていってましたよ」
役に立たないと思われたザカリーが言ってきた。
「それは本当か」
俺は慌ててザカリーに詰めよった。ザカリーは思わず身を引いたが、
「パーティーに付き合ってくれたお礼にベッキーに葉書送ったら、返事にそんな事書いていましたよ」
と答えてくれた。
「ザカリー、すぐに確認しろ。ヨーク商会に聞けば判るだろう」
「はい!」
俺の勢いに怖れたのか慌ててザカリーが返事をする。
「サウス湖って帝国との国境にある避暑地だよな」
メルヴィンが言った。標高が高いので南にあっても避暑地なのだ。
「セドリック、来週サウス湖の視察を入れろ」
「そんな無茶苦茶な」
「それくらい何とかしろ。俺の休みを兼ねてサウス湖に行く」
俺は嬉々として早速作戦を練りだした。
目の前には書類の山があったが、もうどうでも良かった。
「カーティス。いい加減に仕事してくれ」
セドリックが怒って言ってきた。
「うるさい。元はと言えば、貴様らがサマーパーティーに王子として強引に参加させたせいだろうが」
俺は机を叩いて言った。
そう、俺はサマーパーティーはカートとして出る気満々だったのだ。そして、リアと踊りまくって最近ますます人気の出だしたリアの周りの奴らを、諦めさせようと計画していたのだ。
「お前、学園の行事に架空の人間を出させるわけにいかないだろう」
「そこを何とかするのが側近の役目だろうが」
「無茶言うな」
セドリックが怒って言った。
「カーティス。流石に、学園の行事に第一王子殿下が出ないってわけにはいかないだろう」
メルヴィンまでセドリックの味方だ。こいつはプリシラと仲が良くなって今は幸せ絶頂だから余裕なのだ。
一方の俺と来たらやむを得ず第一王子と出る代わりに、リアをエスコートする案を無理やり了承させた。セドリックとしてはコニーと出てほしかったみたいだが、それはあり得なかった。
でも、その時のリアの表情ときたら俺は完全に拒絶されていた。だから王子としてリアに近づきたくなかったんだ。
嫌がるリアを無理やり、連れ出して踊ったまでは良かった。リアと初めて公の場で踊れたのだ。それも第一王子として。リアを王子妃に迎えるための大切な一歩を記したのだった。そう、貴族令息令嬢共にも見せつけたし、皆悔しがっていたが、俺としては当然のことをしたまでだった。
出来たらもう一曲踊りたかったが、流石にリアに拒否されてしまった。これはこれからの課題だ。
二人で休憩していたらコニーが邪魔しに来た。俺と踊りたいらしい。セドリックは皇太子争いのためにもコニーとくっついてほしいみたいだが、それはあり得なかった。俺の横にはリアしかあり得ないのだ。
そもそも、軍部は第一騎士団を始め大半は既にリアが押さえていた。何しろろリアのポーションのおかげでけが人の多くは助かっているのだ。叔父で大将軍の王弟はリアの母狙いで、リアは娘並みに可愛がっていたし。
問題は貴族だったが、3大公爵の一つセドリックのウィンチェスター公爵家は嫡男をリアのポーションで助けられているし、アボット公爵家も元々弟を押していたが、プリシラは今やリアの友人だ。娘を可愛がっている公爵は最終的にこちらにつくだろう。もうひとりは判らなかったが、少なくとも今は中立だ。
その下の7侯爵家は王妃の出身のオルコット侯爵家は当然弟だ。弟とくっつきそうなワイト侯爵家も当然弟。コニーのところのヒューズ侯爵家もこのまま行くと弟だろう。
今のところ明確に俺についているのはメルヴィンのイートン侯爵家だけだ。残りの3家は未定だ。
まあ、しかし、10大貴族のうち3家を押さえられるだろうから、それだけ見ると五分五分。軍部を押さえているからこちらが圧倒的に有利だと思うのだが。
それにリアはオリエンから始まって学園祭でも圧倒的に存在感を出していたし、平民や下級貴族の間では圧倒的に人気があるのだ。貴族に絡まれても平然と返しているし、王国史上初の平民出身の王妃でも十二分にやっていけるのではないかと思うのだが。貴族の間では俺の母が男爵出身だったので、俺の妃はぜひとも高位貴族からというのもあるみたいだが、大したことはないと思っていた。
リアは俺にコニーと踊ってもらいたそうにしていたが、あり得なかった。しつこいコニーに、足を痛めたと言い訳をすると、あり得ないことにリアが、自分のポーションを飲めば大丈夫と敵に塩を贈ろうとしたのだ。許せなかったので、黙らせるために、つい、いつもの癖で、リアの口の中に食べ物を放り込んでしまったのだ。
それでまさかリアが泣き出すなんて思いもしなかった。
自分のいつも行為で泣き出されたのは、それはそれでショックだった。でも、俺がカートだと判っていないならば仕方がなかった。
プリシラとベッキーがトイレに連れて行ってくれたが、俺はいても立ってもいられなかった。
トイレの傍まで行って待つ。
でも、中々リアは出てこなかった。
その前にコニーの軍団がやってくるのが見えたので隠れているとリアが出て来た。
女の戦いだ。俺は慌てて出ていこうとしたが、セドリックに止められた。
何故だ。リアは泣いていて弱々しくなっているのに!
でも、リアは普通だった。
全く動じずに、ワイルター伯爵家のモリーを見つけて脅しだしたのだ。
モリーはリアが薬屋のチェスターの娘だと知ると慌てて逃げ出した。
リアは何故自分を見て逃げ出すのかわからないと言っていたが、後でハンスが笑いながら話してくれたのを思い出した。
伯爵の所に飛んでいったリアは、その時染料でポーションを染めるのに夢中になっていたようで、体中真っ赤になっていた。すなわち、次やったら躰中切り刻まれるわよと、半死半生の伯爵に血まみれの娘が脅したと伯爵には見えたのだ。
伯爵にしたら人体実験か何かで切り刻んでいた娘が、次の犠牲者はあなたよって言ったと、聞こえたのだと思う。
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翌朝すぐに今度はカートとして謝りに行こうと思っていたが、王宮での行事が立て込んでいて、すぐには行けなかった。
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俺はショックのあまり仕事が手につかなくなったのだ。
そして、今に至る。今はドラモンド子爵令嬢のところにいるらしい。
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「カーティス何言っているんだよ」
「まあまあ、リア嬢は来月初めにはプリシラの領地に遊びに行くのは確実だから、その時に行けば良いんじゃないか」
のんびりメルヴィンが言ってくる。
「そこまで待てるか」
俺は切れていた。
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「パーティーに付き合ってくれたお礼にベッキーに葉書送ったら、返事にそんな事書いていましたよ」
と答えてくれた。
「ザカリー、すぐに確認しろ。ヨーク商会に聞けば判るだろう」
「はい!」
俺の勢いに怖れたのか慌ててザカリーが返事をする。
「サウス湖って帝国との国境にある避暑地だよな」
メルヴィンが言った。標高が高いので南にあっても避暑地なのだ。
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