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白亜の城でのパーティー前に帝国に遊びに来ないかとお誘いがありました。
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昼頃、白亜の城からお迎えの馬車が来た。
5人でそれに乗せてもらう。
「じゃあ、お父さん。先に行っているから」
ベッキーが手を振った。
「ああ、私は夕方お城に行くよ。失礼のないようにな」
「まあ、失礼なことをするのはリアだから、出来る限りさせないように注意するわ」
「どういうことよ。ベッキー、私も猫かぶる時はかぶりますよだ」
「まあ、気をつけて」
デリックさんが手を振ってくれた。その顔が少し呆れているように見えたのは気のせいだろうか?
馬車は白鳥城に向けてゆっくりと走り出した。
白鳥城では入り口にミッキー・クロー伯爵が立っていた。
「誰?」
「毛が薄いミッキー・クロー伯爵よ」
ベッキーの問いに私が答える。
その言葉にハンナらが思わず吹き出した。
「あんた変なあだ名で覚えないでよ」
「仕方ないでしょ。沢山いるから特徴で覚えないと」
「まあ、リア連れていたら、その貴族の名前が誰か判るので便利だから良いけど」
私達が下らない話をしながら馭者の手に捕まりながら降りると、クロー伯爵は思わずこちらに来ようとして、私達の顔を見て来るのを止めた。
「何、あれ?」
私がベッキーに聞くと、
「高位貴族じゃなかったからがっかりしたんじゃ無い」
ベッキーが教えてくれた。
「感じ悪いわね」
私は自分が悪口言っていたのを忘れて、私は伯爵を睨み付けていた。
そこへもう一台馬車が着いた。
「プリシラ!」
御者の手を借りて降りてきたのはプリシラだった。
「アボット公爵令・・・・」
「早かったじゃない」
慌てて駆けつけようとしたクロー伯爵の前に出てプリシラに駆け寄る。
伯爵を弾き飛ばした感じだ。
ふっふっふっ、私達を邪険にした罰だ。
「風がきついわね。さっさと中に入りましょう」
私達は伯爵を無視してさっさと城の中に入っていった。
私の瞳の端に声をかけられずに私達を睨みつけているクロー伯爵が見えた。ざまーみろだ。
私達は侍女の案内で、控室に案内された。そこで衣装に着替えるのだ。
私の衣装はカートが用意してくれているとのことだった。
でもいつの間に用意したんだろう?
こちらには王子の視察の予定があったから来たとの事だったが、なんで私の衣装を持ってきている?
最初からパーティーがあるのは決まっていたのではないかと勘ぐってしまうんだけど・・・・
今回の衣装は薄いピンク色のドレスだった。夏らしい装いだ。
私の無い胸が強調されている。
「まあ、リア、素晴らしい衣装じゃない」
プリシラが私の衣装を見て褒めてくれた。
「本当に馬子にも衣装ね」
ベッキーが言ってくれた。
「どういう意味よ? 」
「だって小さい胸が大きく見えるわ」
確かにそうだ。中にパットが入っているのだ。衣装は私の躰にはフィットしていたから、完全に意図的だ。
「うるさいな。小さいって言うな」
「リア我儘、貧乳って言っても怒るくせに、じゃあなんて言えばいいのよ」
「そんなのかわいいって言うに決まっているじゃない」
「小さいと一緒じゃない」
「気分的に違うのよ」
「ふーん、そう言うものなんだ」
プリシラが納得したように言ってくれた。
そう言うプリシラの胸は相変わらず大きい。エイミーもプリシラに並ぶし、ハンナとヒルダはベッキーと同じくらいだ。
なんで私だけ小さいんだろう。
私が少しいじけた時だ。
ノックの音がして、侍女が対応していたが、皆着替え終わっているのを見て、カートらを案内してくれた。
「リア! 」
カートが何故か私の衣装を見て固まっていた。
「えっ、何? そんなに変?」
私が周りに聞くと
「見とれているんじゃない」
ベッキーが私のために言ってくれた。
「なわけ無いよね」
私がカートに聞くと
「いや、本当に・・・・」
うそ、カートが私に見とれてくれたの・・・私が感動しようとした時だ。
「馬子にも衣装だな」
後ろからエーレンが現われていってくれた。
「同じ言葉を返してあげるわ」
私が言い返す。このクソガキ、良い所に出てくるなよ、と思う。
確かにそう言うエレーンの正装は格好良く見えはした。
「何を言う、俺なんて帝国に帰ったら、女どもに囲まれて大変なんだぞ」
エレーンが独りよがりの自慢する。
「へえええ、帝国って、余程、地味なのが好まれるのね。煙男なんかが」
私があえて、バカにしたように言う。
「だれが煙男だ、変なあだ名つけるな、破壊女め」
「破壊女破壊女ってうるさいわね。私にもオーレリアって名前があるのよ」
「俺だってエーレンフリ・・・」
「ゴホンゴホン」
その後ろから咳払いがしてルーカスが現われた。
「あっ、剣のおじちゃん」
「リア様、本当にお美しい」
ルーカスが心から褒めてくれる。
「剣のおじちゃんも立派よ。さすが剣豪って感じ。煙男とは全然違うわ」
私が思ったことを正直に言うと
「うるさいわ。破壊女」
「なんですって」
「お二人共、そこまでにして頂いて。エーレン様」
にらみ合う私達をルーカスが止めてくれた。そして、エーレンに何か促す。
「ああ、そこの破壊女、この度は世話になったな」
「何その上から目線」
エーレンの言葉に私がぶすっとして文句を言う。
「申し訳ありません。エーレン様は天の邪鬼のけがありまして」
ルーカスが謝ってくれた。
「今回のリア様のご活躍、我が帝国皇帝もいたく感謝しておりまして、是非ともリア様にお礼を申し上げたいと」
「はいっ?」
剣のおじちゃんの言うことが私はよく判らなかった。何故、こんな辺境の地の事が帝国皇帝ともあろう方が気にするんだろう。そんな大物を捕まえたんだろうか。そうか奴隷にされていたのが、皇帝の大切な人だったんだろうか。
「つきましては是非ともリア様を帝国にご招待したいとのことですが・・・・」
剣のおじちゃんがとんでもないことを言ってきた。いや、何を言い出す。
帝国皇帝が私を招待する?
平民の私を?
「いえ、そんな、私、まだ、我が国の国王にさえお会いしたこと無いですに、帝国の皇帝様なんて畏れ多くて無理です」
私は慌てた。帝国皇帝なんて絶対に無理だ。
「そうおっしゃらずに、是非とも」
「いえ、今から予定も立て込んでいますし、絶対に無理です。母からも絶対に王族に近づくなと言われていますし」
剣のおじちゃんがしつこく誘ってくるのを、私は全力で否定した。
「しかし、王国では王子様と仲良くされているではないですか」
「仲良くなりたくてなっているのではありません。仕方無しにです」
剣のおじちゃんの言葉に、私は嫌そうに返事した。私の言葉に何故かカートがショックを受けた顔をしている。王子に何か言われているのか。
「では、気が向きましたら是非ともお越し下さい。その時は王宮にておもてなしさせて頂きます」
やっと剣のおじちゃんが取り下げてくれた。
「絶対にそんな時は来ないと思いますけど、その時は宜しくお願いします」
帝国皇帝なんかに拝謁した日には周りから何を言われるか判ったものではない。と言うか私のマナーでは絶対に無理だ。
私は絶対に皇帝なんて会うわけはないとこの時は思っていた。
5人でそれに乗せてもらう。
「じゃあ、お父さん。先に行っているから」
ベッキーが手を振った。
「ああ、私は夕方お城に行くよ。失礼のないようにな」
「まあ、失礼なことをするのはリアだから、出来る限りさせないように注意するわ」
「どういうことよ。ベッキー、私も猫かぶる時はかぶりますよだ」
「まあ、気をつけて」
デリックさんが手を振ってくれた。その顔が少し呆れているように見えたのは気のせいだろうか?
馬車は白鳥城に向けてゆっくりと走り出した。
白鳥城では入り口にミッキー・クロー伯爵が立っていた。
「誰?」
「毛が薄いミッキー・クロー伯爵よ」
ベッキーの問いに私が答える。
その言葉にハンナらが思わず吹き出した。
「あんた変なあだ名で覚えないでよ」
「仕方ないでしょ。沢山いるから特徴で覚えないと」
「まあ、リア連れていたら、その貴族の名前が誰か判るので便利だから良いけど」
私達が下らない話をしながら馭者の手に捕まりながら降りると、クロー伯爵は思わずこちらに来ようとして、私達の顔を見て来るのを止めた。
「何、あれ?」
私がベッキーに聞くと、
「高位貴族じゃなかったからがっかりしたんじゃ無い」
ベッキーが教えてくれた。
「感じ悪いわね」
私は自分が悪口言っていたのを忘れて、私は伯爵を睨み付けていた。
そこへもう一台馬車が着いた。
「プリシラ!」
御者の手を借りて降りてきたのはプリシラだった。
「アボット公爵令・・・・」
「早かったじゃない」
慌てて駆けつけようとしたクロー伯爵の前に出てプリシラに駆け寄る。
伯爵を弾き飛ばした感じだ。
ふっふっふっ、私達を邪険にした罰だ。
「風がきついわね。さっさと中に入りましょう」
私達は伯爵を無視してさっさと城の中に入っていった。
私の瞳の端に声をかけられずに私達を睨みつけているクロー伯爵が見えた。ざまーみろだ。
私達は侍女の案内で、控室に案内された。そこで衣装に着替えるのだ。
私の衣装はカートが用意してくれているとのことだった。
でもいつの間に用意したんだろう?
こちらには王子の視察の予定があったから来たとの事だったが、なんで私の衣装を持ってきている?
最初からパーティーがあるのは決まっていたのではないかと勘ぐってしまうんだけど・・・・
今回の衣装は薄いピンク色のドレスだった。夏らしい装いだ。
私の無い胸が強調されている。
「まあ、リア、素晴らしい衣装じゃない」
プリシラが私の衣装を見て褒めてくれた。
「本当に馬子にも衣装ね」
ベッキーが言ってくれた。
「どういう意味よ? 」
「だって小さい胸が大きく見えるわ」
確かにそうだ。中にパットが入っているのだ。衣装は私の躰にはフィットしていたから、完全に意図的だ。
「うるさいな。小さいって言うな」
「リア我儘、貧乳って言っても怒るくせに、じゃあなんて言えばいいのよ」
「そんなのかわいいって言うに決まっているじゃない」
「小さいと一緒じゃない」
「気分的に違うのよ」
「ふーん、そう言うものなんだ」
プリシラが納得したように言ってくれた。
そう言うプリシラの胸は相変わらず大きい。エイミーもプリシラに並ぶし、ハンナとヒルダはベッキーと同じくらいだ。
なんで私だけ小さいんだろう。
私が少しいじけた時だ。
ノックの音がして、侍女が対応していたが、皆着替え終わっているのを見て、カートらを案内してくれた。
「リア! 」
カートが何故か私の衣装を見て固まっていた。
「えっ、何? そんなに変?」
私が周りに聞くと
「見とれているんじゃない」
ベッキーが私のために言ってくれた。
「なわけ無いよね」
私がカートに聞くと
「いや、本当に・・・・」
うそ、カートが私に見とれてくれたの・・・私が感動しようとした時だ。
「馬子にも衣装だな」
後ろからエーレンが現われていってくれた。
「同じ言葉を返してあげるわ」
私が言い返す。このクソガキ、良い所に出てくるなよ、と思う。
確かにそう言うエレーンの正装は格好良く見えはした。
「何を言う、俺なんて帝国に帰ったら、女どもに囲まれて大変なんだぞ」
エレーンが独りよがりの自慢する。
「へえええ、帝国って、余程、地味なのが好まれるのね。煙男なんかが」
私があえて、バカにしたように言う。
「だれが煙男だ、変なあだ名つけるな、破壊女め」
「破壊女破壊女ってうるさいわね。私にもオーレリアって名前があるのよ」
「俺だってエーレンフリ・・・」
「ゴホンゴホン」
その後ろから咳払いがしてルーカスが現われた。
「あっ、剣のおじちゃん」
「リア様、本当にお美しい」
ルーカスが心から褒めてくれる。
「剣のおじちゃんも立派よ。さすが剣豪って感じ。煙男とは全然違うわ」
私が思ったことを正直に言うと
「うるさいわ。破壊女」
「なんですって」
「お二人共、そこまでにして頂いて。エーレン様」
にらみ合う私達をルーカスが止めてくれた。そして、エーレンに何か促す。
「ああ、そこの破壊女、この度は世話になったな」
「何その上から目線」
エーレンの言葉に私がぶすっとして文句を言う。
「申し訳ありません。エーレン様は天の邪鬼のけがありまして」
ルーカスが謝ってくれた。
「今回のリア様のご活躍、我が帝国皇帝もいたく感謝しておりまして、是非ともリア様にお礼を申し上げたいと」
「はいっ?」
剣のおじちゃんの言うことが私はよく判らなかった。何故、こんな辺境の地の事が帝国皇帝ともあろう方が気にするんだろう。そんな大物を捕まえたんだろうか。そうか奴隷にされていたのが、皇帝の大切な人だったんだろうか。
「つきましては是非ともリア様を帝国にご招待したいとのことですが・・・・」
剣のおじちゃんがとんでもないことを言ってきた。いや、何を言い出す。
帝国皇帝が私を招待する?
平民の私を?
「いえ、そんな、私、まだ、我が国の国王にさえお会いしたこと無いですに、帝国の皇帝様なんて畏れ多くて無理です」
私は慌てた。帝国皇帝なんて絶対に無理だ。
「そうおっしゃらずに、是非とも」
「いえ、今から予定も立て込んでいますし、絶対に無理です。母からも絶対に王族に近づくなと言われていますし」
剣のおじちゃんがしつこく誘ってくるのを、私は全力で否定した。
「しかし、王国では王子様と仲良くされているではないですか」
「仲良くなりたくてなっているのではありません。仕方無しにです」
剣のおじちゃんの言葉に、私は嫌そうに返事した。私の言葉に何故かカートがショックを受けた顔をしている。王子に何か言われているのか。
「では、気が向きましたら是非ともお越し下さい。その時は王宮にておもてなしさせて頂きます」
やっと剣のおじちゃんが取り下げてくれた。
「絶対にそんな時は来ないと思いますけど、その時は宜しくお願いします」
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