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ベッキー視点8 リアは平民のリアとして第一王子殿下の婚約者になりました
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明日完結します
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皆唖然としてみていた。
他の重臣たちが次は自分たちでないかと恐怖に顔を歪めた。
そして次の瞬間
「ぎゃああああ」
「死ぬーーー」
他の重臣たちもお腹を抱えて叫びだしたのだ。
一部ウィンチェスター侯爵とイートン侯爵とアボット公爵だけが不思議そうに残りの6家の当主を見ていた。アリシア様も人によって渡すポーションを選んだみたいだった。
大貴族たちが叫ぶのを騎士たちはいい気味だという顔で見ていた。
重臣たちは自分たちの時は他人事で知らぬ顔をしてくれたのだ。
「私達のためにお願いですからオーレリア嬢を殿下の婚約者にして下さい!」
騎士たちのその必死の声を重臣たちは無視したのだ。
天罰が下ったのだ。ま、当然なんだけど。
私は全く同情しなかった。
リアがお前なんか相応しくないと言われてどれだけ泣いていたことか。
重臣たちも身をもって思い知れば良いのだ。
私達は無慈悲にそう思った。
「アリシア、これはどういうことかの?」
白々しく王弟殿下がリアの母に聞かれた。
「おかしいですわね。殿下に差し上げたポーションと同じですのに。心にやましいことがあるとポーションも副作用が激しく出るのかもしれません。重臣方は今まで騎士たちが泣き叫んでいたのを笑って見ておられたので、天罰が下ったのかもしれませんわ」
リアの母もわざとらしい。わざと痛みの倍のを渡したくせに。
ただ、そう笑う破壊の魔女に対して、重臣たちは恨めしそうに見るが、流石に怖くて文句が言えないようだ。
「べ、ベッキー殿。これはど、どういうことか」
ヒューズ侯爵がやむをえず私にすがってきた。
「どういう事と私に言われても。天罰が下ったんじゃないですか。アボット公爵様らは問題ないみたいですし」
私はすげなく言い渡した。
「そんな事言わずになんとかしてくれ」
ワイト候爵が泣きついてきた。
「侯爵、見苦しいですぞ。我ら騎士たちがあなた方に頼み込んだ時は無視してくれたくせに」
メイナード様が呆れて言われる。
「貴様ら儂を殺す気か」
「あーら、侯爵閣下。それはポーションですから絶対に死ぬことはありませんわよ。良薬は口に苦しと申しますが、体の悪いところはすべて治してくれるはずです。ただ、副作用で少し痛みがあるだけですわ」
笑ってリアの母は言った。絶対にこの人は面白がっているよ。まあ、私もそうだけど。
「こ、こんな痛みが・・・・」
「ぎゃーーー」
七転八倒する重臣たちを見られることなんてもう無いだろう。
今まで大貴族たちに虐げられていた下位貴族の中にはうっすら笑みを浮かべているものも居る。
「あっ、そう言えば殿下がおっしゃっていらっしゃいました」
「な、何をだ」
「何か手があるのか」
私の言葉に重臣達が、すがってきた。
「平民リアならば、自分でポーションが作れるのにと」
私はさり気なく誘導した。
「はっ?」
「どういう事だ」
「だからカーティス殿下にはオーレリア様は王女殿下としして嫁ぐのではなくて薬屋の娘リアとして嫁げばポーションが作れるとおっしゃっていらっしゃいました」
「な、何」
「この痛みが無くなるならば何でも良い」
「えええ、俺達の時は認めてくれなかったのに」
メイナード様達が白い目で重臣達を見る。
「そうですよね。それは良くないですよね」
私が頷くと
「いや、私達が悪かった」
「平民オーレリア嬢と殿下の婚約を認める」
「わ、儂もじゃ」
「ギャーーーー」
「頼む。この痛みさえなんとかしてくれたら」
「しかし、帝国の皇帝はそれを認めんだろう」
陛下が無慈悲にも言う。
「まあ、当然でしょうな」
王弟も頷く。
「いや、少しお待ち下さい。それは我ら騎士団にとっても、死活問題でして」
「団長、騎士団としては平民オーレリア嬢でお願いしたいんですが」
メイナード様らが必死にお願いし始めた。
「でも、騎士の方々もリアが帝国へ行くのを引き止めなかったじゃないですか」
私が冷たく言うと、
「いや、それは」
「我々は蛮族の動きが怪しくて、そちらに気を取られて」
「じゃあ仕方がないですね」
私がすげなく言うと
「いや、申し訳なかった」
「今後はオーレリア嬢のことは必ず我らが守る」
「我らの忠誠をオーレリア嬢に捧げる」
騎士たちはもうアリシア様のポーションは何が何でも止めたいみたいだった。もうなりふりかまっていなかった。
「おいおい、それは止めてくれ。その方らの忠誠はこの国だろうが」
陛下が流石に止めようとした。
「オーレリア嬢がいずれ王妃になられるなら、変わらないのでは」
「そうだ。オーレリア嬢になって頂ければ言うことはない」
「しかし、帝国は」
「皇帝陛下としては陛下をオーレリア様が父と認めていただければ名目上のことはどうでもいいと思われると思います」
剣聖も認めてくれた。
「では、重臣の方々は平民オーレリアが第一王子殿下の婚約者で宜しいのですね」
「判った」
「頼む」
「この痛みがなくなるならば何でも良い」
もう大貴族の矜持はどこに行ったのかという具合だった。
まあ、どっちみちリアが婚約者になるのならば、肩書が皇女か平民かの違いだけで、国王陛下が言われたとおりなのだが。
ここにブライトン王国初めて第一王子殿下の婚約者に平民が選ばれたのだ。
七転八倒する大貴族を背景にして・・・・・
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皆唖然としてみていた。
他の重臣たちが次は自分たちでないかと恐怖に顔を歪めた。
そして次の瞬間
「ぎゃああああ」
「死ぬーーー」
他の重臣たちもお腹を抱えて叫びだしたのだ。
一部ウィンチェスター侯爵とイートン侯爵とアボット公爵だけが不思議そうに残りの6家の当主を見ていた。アリシア様も人によって渡すポーションを選んだみたいだった。
大貴族たちが叫ぶのを騎士たちはいい気味だという顔で見ていた。
重臣たちは自分たちの時は他人事で知らぬ顔をしてくれたのだ。
「私達のためにお願いですからオーレリア嬢を殿下の婚約者にして下さい!」
騎士たちのその必死の声を重臣たちは無視したのだ。
天罰が下ったのだ。ま、当然なんだけど。
私は全く同情しなかった。
リアがお前なんか相応しくないと言われてどれだけ泣いていたことか。
重臣たちも身をもって思い知れば良いのだ。
私達は無慈悲にそう思った。
「アリシア、これはどういうことかの?」
白々しく王弟殿下がリアの母に聞かれた。
「おかしいですわね。殿下に差し上げたポーションと同じですのに。心にやましいことがあるとポーションも副作用が激しく出るのかもしれません。重臣方は今まで騎士たちが泣き叫んでいたのを笑って見ておられたので、天罰が下ったのかもしれませんわ」
リアの母もわざとらしい。わざと痛みの倍のを渡したくせに。
ただ、そう笑う破壊の魔女に対して、重臣たちは恨めしそうに見るが、流石に怖くて文句が言えないようだ。
「べ、ベッキー殿。これはど、どういうことか」
ヒューズ侯爵がやむをえず私にすがってきた。
「どういう事と私に言われても。天罰が下ったんじゃないですか。アボット公爵様らは問題ないみたいですし」
私はすげなく言い渡した。
「そんな事言わずになんとかしてくれ」
ワイト候爵が泣きついてきた。
「侯爵、見苦しいですぞ。我ら騎士たちがあなた方に頼み込んだ時は無視してくれたくせに」
メイナード様が呆れて言われる。
「貴様ら儂を殺す気か」
「あーら、侯爵閣下。それはポーションですから絶対に死ぬことはありませんわよ。良薬は口に苦しと申しますが、体の悪いところはすべて治してくれるはずです。ただ、副作用で少し痛みがあるだけですわ」
笑ってリアの母は言った。絶対にこの人は面白がっているよ。まあ、私もそうだけど。
「こ、こんな痛みが・・・・」
「ぎゃーーー」
七転八倒する重臣たちを見られることなんてもう無いだろう。
今まで大貴族たちに虐げられていた下位貴族の中にはうっすら笑みを浮かべているものも居る。
「あっ、そう言えば殿下がおっしゃっていらっしゃいました」
「な、何をだ」
「何か手があるのか」
私の言葉に重臣達が、すがってきた。
「平民リアならば、自分でポーションが作れるのにと」
私はさり気なく誘導した。
「はっ?」
「どういう事だ」
「だからカーティス殿下にはオーレリア様は王女殿下としして嫁ぐのではなくて薬屋の娘リアとして嫁げばポーションが作れるとおっしゃっていらっしゃいました」
「な、何」
「この痛みが無くなるならば何でも良い」
「えええ、俺達の時は認めてくれなかったのに」
メイナード様達が白い目で重臣達を見る。
「そうですよね。それは良くないですよね」
私が頷くと
「いや、私達が悪かった」
「平民オーレリア嬢と殿下の婚約を認める」
「わ、儂もじゃ」
「ギャーーーー」
「頼む。この痛みさえなんとかしてくれたら」
「しかし、帝国の皇帝はそれを認めんだろう」
陛下が無慈悲にも言う。
「まあ、当然でしょうな」
王弟も頷く。
「いや、少しお待ち下さい。それは我ら騎士団にとっても、死活問題でして」
「団長、騎士団としては平民オーレリア嬢でお願いしたいんですが」
メイナード様らが必死にお願いし始めた。
「でも、騎士の方々もリアが帝国へ行くのを引き止めなかったじゃないですか」
私が冷たく言うと、
「いや、それは」
「我々は蛮族の動きが怪しくて、そちらに気を取られて」
「じゃあ仕方がないですね」
私がすげなく言うと
「いや、申し訳なかった」
「今後はオーレリア嬢のことは必ず我らが守る」
「我らの忠誠をオーレリア嬢に捧げる」
騎士たちはもうアリシア様のポーションは何が何でも止めたいみたいだった。もうなりふりかまっていなかった。
「おいおい、それは止めてくれ。その方らの忠誠はこの国だろうが」
陛下が流石に止めようとした。
「オーレリア嬢がいずれ王妃になられるなら、変わらないのでは」
「そうだ。オーレリア嬢になって頂ければ言うことはない」
「しかし、帝国は」
「皇帝陛下としては陛下をオーレリア様が父と認めていただければ名目上のことはどうでもいいと思われると思います」
剣聖も認めてくれた。
「では、重臣の方々は平民オーレリアが第一王子殿下の婚約者で宜しいのですね」
「判った」
「頼む」
「この痛みがなくなるならば何でも良い」
もう大貴族の矜持はどこに行ったのかという具合だった。
まあ、どっちみちリアが婚約者になるのならば、肩書が皇女か平民かの違いだけで、国王陛下が言われたとおりなのだが。
ここにブライトン王国初めて第一王子殿下の婚約者に平民が選ばれたのだ。
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