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今度は第2王子に失礼な事を叫んでしまいました
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私は連れてきた生徒会長がこの国の第一王子殿下であると初めて知って完全に固まっていた。
お貴族様と話すのも恐ろしいのに、なんと、このお方はこの国の王家のそれも第一王子殿下だったのだ。それもそんな高貴な方と手を繋いでここまで強引に引っ張ってきてしまったのだ。これって不敬になってしまうのでは……
「どうしたの? ニーナさん。今頃固まって! 君、俺の挨拶の間中、イビキかいて寝ていて平気だったのに、おかしいよ」
第一王子殿下がそうおっしゃるんだけど……
それは生徒会長が王子殿下だって知らなかったから出来たことであって、知ってたら絶対にしなかった……と思う……自信がないけど……
やばい。これは絶対にやばい。もし、ここに来るまで面倒見てくれたサアリスケ男爵に、この事が知れたら絶対に怒られる。というか、殺されてしまうかも……
私は蒼白になってしまった。
「じゃあ、ニーナさん。また、夜ね」
殿下が私に手を振って去っていかれるんだけど、
「は、はい。ありがとうございました」
私は頭を下げてお見送りするしか出来なかった。
「す、凄いじゃない! ニーナ。あなたが、第一王子殿下を連れてくるなんて」
「本当だな。殿下はいつも、企画はするけれど、実際自分が中に入られることはないのに。それも殿下は女生徒に触れられるのを極端に嫌われるのに、君はその手を引いていたよね」
ライラの言葉にライラが連れてきた二年生の人の良さそうな先輩が、思い出したくもないことを言ってくれるんだけど……
わ、私、この国で一番高貴な方と手を繋いでしまった……
私は唖然と自分の手を見ていた。
「それに、殿下は人前では踊られた所を見たことがないのに」
「あの感じでは踊るってことですよね」
周りがなんか言っているんだけど。私は何故借り物競争が、ダンスと関係するのか良く判っていなかった。
キョトンとした私を見て二年生が教えてくれた。
「今、君は殿下とペアの名前書いて出しただろう」
「はい」
よく判らずに私は頷いた。
「今日の夕方から新入生歓迎パーティーがあるんだ。あの紙に書いたペアは新入生が学園に早く慣れるようにって、書いたペアの先輩がそのパーティーでエスコートしてくれるものなんだ」
「えっ、ということは私が第一王子殿下にエスコートして頂けるということですか?」
私はまた固まってしまった。
「そう、そして、そのペアは必ず、一曲一緒に踊ることになっているんだ」
「ええええ!」
今度こそ、私の悲鳴が中庭に響いたのだ。
皆は唖然として私の方を見ていた。
私、第一王子殿下と一緒に踊るの?
一回もまだ本番で、踊ったことがないのに!
私は全身の血が引いてしまった。
「さすが黒髪、何も考えていなかったんだ」
「凄いよな」
「本当に」
同じ班の男連中が呆れたように私を見てくれたんだけど。
「はい。1年C組一班、準備は良い? 次に行って良いよ」
タハティ先生が指示してくれた。でも、私は今は競技どころではなくて……
「よし、次だ」「ほら、行くぞ」
茫然自失の私は呆れたヨーナスとアハティに引きずられるようにして次の場所に急いだのだ。
次は教室で、算数の問題をさせられたのだ。
計算は私も得意だ。単純な計算することで私の頭もやっと普通に回転を始めたのだ。
そう、殿下とのことは後で考えよう。今は競技に集中するのだ!
商会の娘のライラも文官志望のハッリもあっさり解く。
騎士志望のヨーナスとアハティは苦戦していたが、何とか解きあげた。
そして、歴史クイズや、文学テスト、もクリアしていったのだ。
図書館では書物探しゲームだった。
カードに10冊書かれていてそのうちの5冊持っていくというやつだ。
私はリストの中の『聖女の秘密』と言う本を探すことにしたのだ。
聖女関連は2階の奥だ。
多くの一年生が、本を探していた。
「ええっと、聖女関連は2Cの棚だから……あった」
私は背の届かない2つ上の書架にその本があるのを見つけたのだ。
普通ははしごを取ってこないといけないのだが、もう時間がない。
私はエイヤッと書架に足をかけて本を取ったのだ。
「おい、待てよ。それは俺が見つけたんだぞ」
なんか偉そうな男が後ろからはしごを持って叫んだが、
「残念でした。早いものがちです」
私は自慢げに言った。
「そんな、書架に足をかけるなどルール違反だぞ」
「そうよ、待ちなさいよ」
そう叫ぶ生徒達を置いて、私は脱兎のごとく一階の貸出コーナーに持って行ったのだ。
帰ってきたのはライラ、ハッリに次いで三番目だった。
五分くらいしてやっとヨーナスとアハティが帰ってきた。
「遅いわよ」
私が叫ぶと
「悪い、ちょっとこの本を探すのに時間がかかってしまって」
ヨーナスが『古今東西の名剣』という本を差し出した。
そして、私達がまさに行こうとした時だ。
先ほどの偉そうな男たちがやってきたのだ。
「先生。その女は書架に足かけて本を取っていたんです」
言わなくて良いのにその偉そうな男は言ってくれたのだ。
「な、何ですって」
司書の先生の怒声がした。
「反則負けですよね」
「そんな訳ないでしょ。あんた何言うのよ」
私はその男に食って掛かろうとして、
「ちょっとニーナ、待って!」
「お前、誰に逆らおうとしているんだよ!」
皆に必死に止められるんだけど、何故に?
「そこのあなた、神聖な図書館の書架に足をかけたですって」
そして、私の横には怒髪天の司書の先生が立っていたのだ。
「いえ、あの、その」
「この原稿用紙一面に『二度と図書館の書架に足をかけません』と書いて反省しなさい」
「そんな」
私はその言葉に唖然とした。
「ふん、ざまあみろ」
男は喜んで言ってくれた。
「アンタよくも言いつけしてくれたわね」
私がむっとして言うと
「ちょっと、ニーナ、もうやめて」
「そうだ流石にやめろ」
何故か班の皆が止めようとするし、ライラなんて涙目なんだけど、どうして?
ひょっとしてこの男も高位貴族なの? 見たことないけれど、侯爵令息様とか……
私はやばいと思ったのだ。でも、その男はいやその御方は侯爵令息なんてものではなかった。
「あなたね。第二王子殿下になんて失礼な事を言うの」
隣の気取った女が注意してくれたんだけど。
「えっ!」
私は完全にまた、固まってしまった。
この偉そうな奴、王子殿下なの?
私はまじまじと男を見た。そう言えば生徒会長と似ている。髪も銀髪だし……
学園って国に数人しかいない王族がこんなにゴロゴロ転がっているものなの?
ええええ! またやってしまった!
図書館中に私の心の悲鳴が響き渡ったのだ。
お貴族様と話すのも恐ろしいのに、なんと、このお方はこの国の王家のそれも第一王子殿下だったのだ。それもそんな高貴な方と手を繋いでここまで強引に引っ張ってきてしまったのだ。これって不敬になってしまうのでは……
「どうしたの? ニーナさん。今頃固まって! 君、俺の挨拶の間中、イビキかいて寝ていて平気だったのに、おかしいよ」
第一王子殿下がそうおっしゃるんだけど……
それは生徒会長が王子殿下だって知らなかったから出来たことであって、知ってたら絶対にしなかった……と思う……自信がないけど……
やばい。これは絶対にやばい。もし、ここに来るまで面倒見てくれたサアリスケ男爵に、この事が知れたら絶対に怒られる。というか、殺されてしまうかも……
私は蒼白になってしまった。
「じゃあ、ニーナさん。また、夜ね」
殿下が私に手を振って去っていかれるんだけど、
「は、はい。ありがとうございました」
私は頭を下げてお見送りするしか出来なかった。
「す、凄いじゃない! ニーナ。あなたが、第一王子殿下を連れてくるなんて」
「本当だな。殿下はいつも、企画はするけれど、実際自分が中に入られることはないのに。それも殿下は女生徒に触れられるのを極端に嫌われるのに、君はその手を引いていたよね」
ライラの言葉にライラが連れてきた二年生の人の良さそうな先輩が、思い出したくもないことを言ってくれるんだけど……
わ、私、この国で一番高貴な方と手を繋いでしまった……
私は唖然と自分の手を見ていた。
「それに、殿下は人前では踊られた所を見たことがないのに」
「あの感じでは踊るってことですよね」
周りがなんか言っているんだけど。私は何故借り物競争が、ダンスと関係するのか良く判っていなかった。
キョトンとした私を見て二年生が教えてくれた。
「今、君は殿下とペアの名前書いて出しただろう」
「はい」
よく判らずに私は頷いた。
「今日の夕方から新入生歓迎パーティーがあるんだ。あの紙に書いたペアは新入生が学園に早く慣れるようにって、書いたペアの先輩がそのパーティーでエスコートしてくれるものなんだ」
「えっ、ということは私が第一王子殿下にエスコートして頂けるということですか?」
私はまた固まってしまった。
「そう、そして、そのペアは必ず、一曲一緒に踊ることになっているんだ」
「ええええ!」
今度こそ、私の悲鳴が中庭に響いたのだ。
皆は唖然として私の方を見ていた。
私、第一王子殿下と一緒に踊るの?
一回もまだ本番で、踊ったことがないのに!
私は全身の血が引いてしまった。
「さすが黒髪、何も考えていなかったんだ」
「凄いよな」
「本当に」
同じ班の男連中が呆れたように私を見てくれたんだけど。
「はい。1年C組一班、準備は良い? 次に行って良いよ」
タハティ先生が指示してくれた。でも、私は今は競技どころではなくて……
「よし、次だ」「ほら、行くぞ」
茫然自失の私は呆れたヨーナスとアハティに引きずられるようにして次の場所に急いだのだ。
次は教室で、算数の問題をさせられたのだ。
計算は私も得意だ。単純な計算することで私の頭もやっと普通に回転を始めたのだ。
そう、殿下とのことは後で考えよう。今は競技に集中するのだ!
商会の娘のライラも文官志望のハッリもあっさり解く。
騎士志望のヨーナスとアハティは苦戦していたが、何とか解きあげた。
そして、歴史クイズや、文学テスト、もクリアしていったのだ。
図書館では書物探しゲームだった。
カードに10冊書かれていてそのうちの5冊持っていくというやつだ。
私はリストの中の『聖女の秘密』と言う本を探すことにしたのだ。
聖女関連は2階の奥だ。
多くの一年生が、本を探していた。
「ええっと、聖女関連は2Cの棚だから……あった」
私は背の届かない2つ上の書架にその本があるのを見つけたのだ。
普通ははしごを取ってこないといけないのだが、もう時間がない。
私はエイヤッと書架に足をかけて本を取ったのだ。
「おい、待てよ。それは俺が見つけたんだぞ」
なんか偉そうな男が後ろからはしごを持って叫んだが、
「残念でした。早いものがちです」
私は自慢げに言った。
「そんな、書架に足をかけるなどルール違反だぞ」
「そうよ、待ちなさいよ」
そう叫ぶ生徒達を置いて、私は脱兎のごとく一階の貸出コーナーに持って行ったのだ。
帰ってきたのはライラ、ハッリに次いで三番目だった。
五分くらいしてやっとヨーナスとアハティが帰ってきた。
「遅いわよ」
私が叫ぶと
「悪い、ちょっとこの本を探すのに時間がかかってしまって」
ヨーナスが『古今東西の名剣』という本を差し出した。
そして、私達がまさに行こうとした時だ。
先ほどの偉そうな男たちがやってきたのだ。
「先生。その女は書架に足かけて本を取っていたんです」
言わなくて良いのにその偉そうな男は言ってくれたのだ。
「な、何ですって」
司書の先生の怒声がした。
「反則負けですよね」
「そんな訳ないでしょ。あんた何言うのよ」
私はその男に食って掛かろうとして、
「ちょっとニーナ、待って!」
「お前、誰に逆らおうとしているんだよ!」
皆に必死に止められるんだけど、何故に?
「そこのあなた、神聖な図書館の書架に足をかけたですって」
そして、私の横には怒髪天の司書の先生が立っていたのだ。
「いえ、あの、その」
「この原稿用紙一面に『二度と図書館の書架に足をかけません』と書いて反省しなさい」
「そんな」
私はその言葉に唖然とした。
「ふん、ざまあみろ」
男は喜んで言ってくれた。
「アンタよくも言いつけしてくれたわね」
私がむっとして言うと
「ちょっと、ニーナ、もうやめて」
「そうだ流石にやめろ」
何故か班の皆が止めようとするし、ライラなんて涙目なんだけど、どうして?
ひょっとしてこの男も高位貴族なの? 見たことないけれど、侯爵令息様とか……
私はやばいと思ったのだ。でも、その男はいやその御方は侯爵令息なんてものではなかった。
「あなたね。第二王子殿下になんて失礼な事を言うの」
隣の気取った女が注意してくれたんだけど。
「えっ!」
私は完全にまた、固まってしまった。
この偉そうな奴、王子殿下なの?
私はまじまじと男を見た。そう言えば生徒会長と似ている。髪も銀髪だし……
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