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オリエンテーションの借り物競争でいきなり第一王子殿下の手を引いて連れ出してしまいました
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お昼はヨーナスとライラと一緒に食べることにした。
アハティらも誘ったんだけど、
「お前とは嫌だ」
と、席がその後ろの同じく父親が男爵家の三男で文官目指しているハッリ・テモネンと連れ立って出て行った。
「何よ、あいつら!」
私はブツブツ文句を言いつつ、食堂に向かった。
「でも、良かったわ。ライラがいて。王立学園ってお貴族様ばかりだったらどうしようって、私は心配していたのよ」
「おい、ニーナ。おそらくライラは男爵家のご令嬢だぞ」
横からヨーナスが教えてくれた。
「ええええ! あなた、男爵様のご令嬢なの」
私はまじまじとライラを見た。
「何驚いているんだよ。ハナミ商会って言ったら王都でもやり手の商会で通っているぞ。当主の男爵様も気さくな方だって聞いているけれど、何故ライラはCクラスなんているんだ。お前だったら十分にBクラスには行けたと思うけれど」
「だって学園くらい自由に過ごしたいじゃない。Bクラスなんてなったら、仕事がらみで色々煩いかもしれないし、気を使わなきゃならないじゃない」
「ええええ! 雲の上の男爵様でも気を使うの?」
私が聞くと
「当たり前でしょ。男爵なんて貴族の中では底辺よ。男爵の1つ上に子爵があるけれど、子爵と男爵でも、天地雲泥の差があるのよ。伯爵様なんて言ったらはるか雲の上の人よ」
私はライラの言葉に驚いた。
「そうなんだ。男爵様も伯爵様も私からしたら雲の上の方だから、皆同じかと思っていたわ」
「全然違うわよ。その上の侯爵様や公爵様はもうお空の先のお星さまだからね」
「そうなんだ?」
私には良く判らなかった。そうか、お貴族様の中にも階級があるんだ。
「私の領地の領主様は男爵様だったんだけど、ライラも同じということよね。じゃあ、ライラ様って呼んだほうが良い?」
「止めてよ。学園長や生徒会長の前で平然と居眠りするあなたに様付けで呼ばれたら、私が目立って仕方がないじゃない」
ライラは心底嫌そうに言ってくれるんだけど……
「何言っているのよ。私、見た目はとても地味で大人しいのよ」
「「誰がだ(よ)!」」
二人してハモるのは止めてほしいんだけど……
「だって、地元では皆に虐められて泣いていたんだから」
私の言葉に二人は大きく目を見開いてくれた。
「そんな訳無いでしょう」
「そうだ。絶対に泣かせていたほうだ」
二人して言うんだけど、絶対におかしいって!
昼食が終わって、私達はまた、教室に集まった。
そして、一番前の人が班長になって、取り敢えず、札を引く事になったのだ。その札に行き先が書いてあって、その場に行って、そこの先生の指示に従えばいいそうだ。
「中庭だ!」
ヨーナスの引いた札には中庭とデカデカと書かれていた。
「よし、行こう」
「こっちだ! 黒髪、遅れるなよ」
「私はニーナだって言うのに」
私は慌てて、アハティを追いかけた。
「ちょっと待ってよ」
後ろからライラの声がするが、そんなの構ってられない。アハティに負けるなんて私には許されないのだ。
脱兎の如く階段をかけ降りると、
「おい、校舎内は走るのは禁止だぞ」
途中で歩いている人を抜こうとしたら、なんと生徒会長だった。運営とデカデカ描いた腕章をしていた。
「も、申し訳ありません」
「すみません」
直立不動で、アハティが謝っている。
私は軽く頭を下げると、そのアハティの横を早足で抜く。
「おいっ、ちょっと待てよ!」
慌てて、アハティが追いかけてくる。
「怪我をするなよ」
生徒会長の声がするが、そんなのには構ってられなかった。
中庭には既にA組とB組の班が一つずつ来ていた。
「ええ! どうしよう?」
「教室に行っても良いって書いてあるから、行く?」
既に両班とも先生から指示を書いた紙をもらって、動こうとしていた。なんか皆ソワソワしている。
私達も先生に教えてもらおうとしたが、
「全員揃わないとダメだよ」
あっさりと注意されてしまった。
「遅い!」
やっと、ライラが来た。
「あなたが早すぎるのよ!」
ライラが文句を言う。
その間に、ヨーナスが先生から紙をもらってくれた。
「異性の先輩を各自一人連れて来ること。隣の校舎に入っても良いって書かれているわ」
私はざっと周りを見渡した。中庭にも所々に先輩とおぼしき人がいる。だけど、私は確実に先輩だとは判らなかった。それに平民の私が頼んでも来てくれないかも知れない。
「居た!」
そんな中、私は絶対に先輩だと判って頼んだら来てくれそうな人を見つけたのだ。
その人は、運営と書かれた、腕章をしていて同じように腕章をつけた人達と何か相談していた。
「先輩、お願いします。一緒に来てください!」
私はその先輩、先程私に走るなと注意してくれた生徒会長に頭を下げたのだ。
「えっ? 俺? いや、俺は実は運営で……」
「紙には運営は除くとは一言も書いて無かったです」
戸惑う生徒会長に私は言い切ったのだ。
何しろ、一秒でも早く、連れていかないといけない!
「生徒会長、すぐに終わるので、少しだけ、お願いします」
私は生徒会長に拝み倒したのだ。
生徒会長は軽く頷いてくれたと私は見た。
その瞬間こ私は強引に生徒会長の手を引いて、駆け出したのだ。
「いや、ちょっと……」
「中庭は駆けても良いですよね」
私が振り返って叫ぶと、生徒会長は仕方無さそうに、一緒に走ってくれた。
「先生、連れてきました」
「えっ?」
先生も私が生徒会長を連れてきて唖然としているんだけど。
「上級生の異性の方でしたよね? 除外項目はなかったと思うんですけど」
わたしは、先生に指示の内容を確認する。
「いや、まあ、そうなんだが……宜しいんですか?」
先生が生徒会長に聞いている。うーん、やはり生徒会長も高位貴族なのか? 先生がやけに丁寧だ。まあ、借り物競争の借り物に生徒会長を借りただけだから、問題ないよね?
「仕方がないよ。指示書にはそう書かれているし」
生徒会長が諦めて言ってくれた。
「本当に宜しいんですか? このまま進めて」
先生がサイド確認するんだけど、しつこい!
「先生、後はなにすれば良いんですか?」
私が先を進めるように強引に言うと、
「この紙に、自分の名前と相手のお名前を書いて」
先生が紙を渡してくれた。
私は女性の所に私の名前を書いて、
「生徒会長、お名前を、お教え願いますか?」
「おいおい、生徒会長のお名前も知らないのか?」
先生が呆れて言った。
「仕方がないよ。タハティ先生。彼女は私の挨拶の時もぐうすか寝ていたんだから」
「いやでも、普通、あなたのお名前は誰でも知っていますよ」
「虐めないで教えて下さい」
私は少し怒って言った。いくら高位貴族でも誰でも知らないだろう! まして、私は平民だし、貴族なんてほとんど知らないのだ。
その時は私はそう思っていたのだ。その名前を聞くまでは……
「おい、君!」
先生が少し怒って言うが、生徒会長が手を上げて止めてくれた。
「私はヴィルヘルム・カルドアヴィだ」
「あ、有り難うございます。ヴィルヘルム・カルドアヴィ? ええええ! それって、国の名前じゃあ……」
私は心から悲鳴を上げていた。
「ああ、ニーナさんは聞いていなかったと思うけれど、俺はこの国の第一王子だよ」
ええええ!
王子殿下の言葉に私は声にならない悲鳴を盛大にあげていたのだ!
************************************************************
何も知らずに学園最高位、いや王国においてすら国王陛下に次ぐナンバー2の王子様を引っ張り出したニーナは最強???
どうなるニーナ?
まだまだ続きます。
お楽しみに!
アハティらも誘ったんだけど、
「お前とは嫌だ」
と、席がその後ろの同じく父親が男爵家の三男で文官目指しているハッリ・テモネンと連れ立って出て行った。
「何よ、あいつら!」
私はブツブツ文句を言いつつ、食堂に向かった。
「でも、良かったわ。ライラがいて。王立学園ってお貴族様ばかりだったらどうしようって、私は心配していたのよ」
「おい、ニーナ。おそらくライラは男爵家のご令嬢だぞ」
横からヨーナスが教えてくれた。
「ええええ! あなた、男爵様のご令嬢なの」
私はまじまじとライラを見た。
「何驚いているんだよ。ハナミ商会って言ったら王都でもやり手の商会で通っているぞ。当主の男爵様も気さくな方だって聞いているけれど、何故ライラはCクラスなんているんだ。お前だったら十分にBクラスには行けたと思うけれど」
「だって学園くらい自由に過ごしたいじゃない。Bクラスなんてなったら、仕事がらみで色々煩いかもしれないし、気を使わなきゃならないじゃない」
「ええええ! 雲の上の男爵様でも気を使うの?」
私が聞くと
「当たり前でしょ。男爵なんて貴族の中では底辺よ。男爵の1つ上に子爵があるけれど、子爵と男爵でも、天地雲泥の差があるのよ。伯爵様なんて言ったらはるか雲の上の人よ」
私はライラの言葉に驚いた。
「そうなんだ。男爵様も伯爵様も私からしたら雲の上の方だから、皆同じかと思っていたわ」
「全然違うわよ。その上の侯爵様や公爵様はもうお空の先のお星さまだからね」
「そうなんだ?」
私には良く判らなかった。そうか、お貴族様の中にも階級があるんだ。
「私の領地の領主様は男爵様だったんだけど、ライラも同じということよね。じゃあ、ライラ様って呼んだほうが良い?」
「止めてよ。学園長や生徒会長の前で平然と居眠りするあなたに様付けで呼ばれたら、私が目立って仕方がないじゃない」
ライラは心底嫌そうに言ってくれるんだけど……
「何言っているのよ。私、見た目はとても地味で大人しいのよ」
「「誰がだ(よ)!」」
二人してハモるのは止めてほしいんだけど……
「だって、地元では皆に虐められて泣いていたんだから」
私の言葉に二人は大きく目を見開いてくれた。
「そんな訳無いでしょう」
「そうだ。絶対に泣かせていたほうだ」
二人して言うんだけど、絶対におかしいって!
昼食が終わって、私達はまた、教室に集まった。
そして、一番前の人が班長になって、取り敢えず、札を引く事になったのだ。その札に行き先が書いてあって、その場に行って、そこの先生の指示に従えばいいそうだ。
「中庭だ!」
ヨーナスの引いた札には中庭とデカデカと書かれていた。
「よし、行こう」
「こっちだ! 黒髪、遅れるなよ」
「私はニーナだって言うのに」
私は慌てて、アハティを追いかけた。
「ちょっと待ってよ」
後ろからライラの声がするが、そんなの構ってられない。アハティに負けるなんて私には許されないのだ。
脱兎の如く階段をかけ降りると、
「おい、校舎内は走るのは禁止だぞ」
途中で歩いている人を抜こうとしたら、なんと生徒会長だった。運営とデカデカ描いた腕章をしていた。
「も、申し訳ありません」
「すみません」
直立不動で、アハティが謝っている。
私は軽く頭を下げると、そのアハティの横を早足で抜く。
「おいっ、ちょっと待てよ!」
慌てて、アハティが追いかけてくる。
「怪我をするなよ」
生徒会長の声がするが、そんなのには構ってられなかった。
中庭には既にA組とB組の班が一つずつ来ていた。
「ええ! どうしよう?」
「教室に行っても良いって書いてあるから、行く?」
既に両班とも先生から指示を書いた紙をもらって、動こうとしていた。なんか皆ソワソワしている。
私達も先生に教えてもらおうとしたが、
「全員揃わないとダメだよ」
あっさりと注意されてしまった。
「遅い!」
やっと、ライラが来た。
「あなたが早すぎるのよ!」
ライラが文句を言う。
その間に、ヨーナスが先生から紙をもらってくれた。
「異性の先輩を各自一人連れて来ること。隣の校舎に入っても良いって書かれているわ」
私はざっと周りを見渡した。中庭にも所々に先輩とおぼしき人がいる。だけど、私は確実に先輩だとは判らなかった。それに平民の私が頼んでも来てくれないかも知れない。
「居た!」
そんな中、私は絶対に先輩だと判って頼んだら来てくれそうな人を見つけたのだ。
その人は、運営と書かれた、腕章をしていて同じように腕章をつけた人達と何か相談していた。
「先輩、お願いします。一緒に来てください!」
私はその先輩、先程私に走るなと注意してくれた生徒会長に頭を下げたのだ。
「えっ? 俺? いや、俺は実は運営で……」
「紙には運営は除くとは一言も書いて無かったです」
戸惑う生徒会長に私は言い切ったのだ。
何しろ、一秒でも早く、連れていかないといけない!
「生徒会長、すぐに終わるので、少しだけ、お願いします」
私は生徒会長に拝み倒したのだ。
生徒会長は軽く頷いてくれたと私は見た。
その瞬間こ私は強引に生徒会長の手を引いて、駆け出したのだ。
「いや、ちょっと……」
「中庭は駆けても良いですよね」
私が振り返って叫ぶと、生徒会長は仕方無さそうに、一緒に走ってくれた。
「先生、連れてきました」
「えっ?」
先生も私が生徒会長を連れてきて唖然としているんだけど。
「上級生の異性の方でしたよね? 除外項目はなかったと思うんですけど」
わたしは、先生に指示の内容を確認する。
「いや、まあ、そうなんだが……宜しいんですか?」
先生が生徒会長に聞いている。うーん、やはり生徒会長も高位貴族なのか? 先生がやけに丁寧だ。まあ、借り物競争の借り物に生徒会長を借りただけだから、問題ないよね?
「仕方がないよ。指示書にはそう書かれているし」
生徒会長が諦めて言ってくれた。
「本当に宜しいんですか? このまま進めて」
先生がサイド確認するんだけど、しつこい!
「先生、後はなにすれば良いんですか?」
私が先を進めるように強引に言うと、
「この紙に、自分の名前と相手のお名前を書いて」
先生が紙を渡してくれた。
私は女性の所に私の名前を書いて、
「生徒会長、お名前を、お教え願いますか?」
「おいおい、生徒会長のお名前も知らないのか?」
先生が呆れて言った。
「仕方がないよ。タハティ先生。彼女は私の挨拶の時もぐうすか寝ていたんだから」
「いやでも、普通、あなたのお名前は誰でも知っていますよ」
「虐めないで教えて下さい」
私は少し怒って言った。いくら高位貴族でも誰でも知らないだろう! まして、私は平民だし、貴族なんてほとんど知らないのだ。
その時は私はそう思っていたのだ。その名前を聞くまでは……
「おい、君!」
先生が少し怒って言うが、生徒会長が手を上げて止めてくれた。
「私はヴィルヘルム・カルドアヴィだ」
「あ、有り難うございます。ヴィルヘルム・カルドアヴィ? ええええ! それって、国の名前じゃあ……」
私は心から悲鳴を上げていた。
「ああ、ニーナさんは聞いていなかったと思うけれど、俺はこの国の第一王子だよ」
ええええ!
王子殿下の言葉に私は声にならない悲鳴を盛大にあげていたのだ!
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何も知らずに学園最高位、いや王国においてすら国王陛下に次ぐナンバー2の王子様を引っ張り出したニーナは最強???
どうなるニーナ?
まだまだ続きます。
お楽しみに!
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