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古くからある由緒あるハウゼン侯爵邸を破壊しました
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地下牢の続きの間の階段を私は駆け上がった。
「何奴だ」
降りてきた騎士が私に斬りかかる。
私はそれを躱して、その腕を引っ張った。
「えっ」
多々良を踏むその騎士の尻を思いっきり蹴落とした
「ギャーーーー」
男は階段を転がり落ちていった。
慌ててリックが避ける。
「ちょっと、アミ、危ないじゃないか」
文句を言われたが、出来たらそれくらいは躱してほしかった。
階段の上は扉が閉まっていた。
なんか非情サイレンが鳴っていた。
私はリックと目で合図する。
「リック、行くわよ」
そう言うや、強化魔術で強化した拳をグーにして扉を殴っていった。
ドカン!
私のパンチを受けて扉が砕け飛ぶ。
「ギャッ」
そこで剣を構えて待っていた男2人が吹っ飛ぶ。
えいっ
と私は飛び上ったのだ。
その後ろで剣を構えていた男の一人が少し遅れて私に斬りかかろうとしたのを跳び蹴りを浴びせた。
「ギャー」
男は顔面に私の蹴りをもろに浴びて飛んでいった。
そのままこちらに駆けてこようとした騎士にぶち当たって一緒に飛んでいく。
「良いわよ。リック」
私の合図ですぐにヒューゲルを背負ったリックが現れた。
右手に剣を握り、左手でヒューゲルを背負っていた。
「脱獄犯がいたぞ!」
「こっちだ!」
騎士達の声がしてこちらに駆けてくる騎士が見えた。
「捕まえろ!」
そう叫んで私に剣を向けてくる男に傍にあった花瓶を投げつけた。
「ギャッ」
一人目がもろに花瓶を受けて吹っ飛んだ。
二人目は剣で斬りかかってきたのでそれを避けてパンチを浴びせる。
「ギャーーーー」
吹っ飛んでいった。そのまま窓ガラスを割って中庭に飛んでいく。
中の作りは結構立派なもので私は全く判らないが、ゴッホやゴーギャンみたいな有名画家の絵が色々飾ってあった。一人の騎士が私のせいでその絵に頭から突き破っていた。
結構高いかも?
思わず首をすくめたときだ。
「貴方たち。何を勝手に私の屋敷で暴れているのです」
そこに偉そうなおばちゃんが出て来た。
確か魔術大会で見たアグネスとか言う、侯爵家の嫡男の嫁だ。
「ギャーーーーこれはモネの大作なのですよ。どう責任を取ってくれるのですか」
そう言われて、私はなんて言い訳しようかと一瞬、戸惑ってしまった。
「これはアグネス夫人。絵なんてどうでも良いでしょう。貴方たちは帝国からの留学生を拉致監禁容疑がかかっています。すぐに降伏しなさい」
リックが夫人に宣言してくれた。さすが第二王子様だ。リックだ。
そうだ。拉致監禁されていたのは可愛そうなレオさんの下僕のヒューゲルだ。
「ああら、これは第二王子殿下ではありませんか。なぜここにいるのです? お義父様たちがあなたに会いに魔術の塔に行きましたのに?」
夫人は驚いていた。
「侯爵が俺に何のようなんですか?」
「さあ、何の用かは判りませんが」
「取りあえず、直ちに武装解除してください。私ら逆らうということは不敬罪、最悪は反逆罪に問いますよ」
リックが大上段から言いだしてくれた。
でも、私は気が気ではなかった。
ドンドン騎士達が集まってくるのだ。
でも、その数は20人くらい。そんなに多くはない。
近寄ろうとした棋士の足下にファイアーボールを発射した。
「これ以上近寄らないで」
ドカーーーーン
大きな爆発音がした。
「まあ、平民女。人の屋敷で何をしてくれるのよ。ギャーーーーこれはモンピーの草原なのよ。めちゃくちゃ高かったのに!」
アグネスがヒステリーを起こしてくれたが、そんなのを聞いている余裕はなかった。
「侯爵夫人、あなたは口は慎んだ方が良いですよ。アマーリアはヨーク公爵家の令嬢です。平民女ではないのです」
リックが言ってくれるけれど、それこそ今はどうでも良い事だ。
「リック、侯爵が魔術の塔に向かったのなら、直ちにこちらも向かった方が良いんじゃない。不吉な予感がするわ」
私が言うと、
「ふん。ここから逃げられるとでも? 絶対に逃さないわ」
アグネスがいきなり私に宣言してくれたんだけど、
「宣戦布告をしてくれたということは私が攻撃しても良いわよね」
私がリックに尋ねたら、
「直撃は避けろよ」
って難しいことを言ってくれたるんだけど。
「何を言っているのよ。やられるのはあなたよ。やっておしまい」
アグネスが後ろの男に命じていた。
呪術を私に呪術をかけてくれるつもりなんだろうか?
でも、私は少し前までの私とは違うのだ。
何か変な感じを頭の片隅で感じた。
その瞬間だ。
私はそれを思いっきりひねり潰したのだ。
「ギャーーーーー」
凄まじい悲鳴が聞こえて、頭を覆って男はひっくり返っていた。口から泡を吹き出している。
「ふんっ、私に小細工なんてしようとするからよ。次は私が行くわよ」
私はファイアーボールをまず、アグネスの真横に発射した。
「えっ」
アグネスの顔の真横をファイアーボールが通過した。
アグネスの頬に血が一筋流れる。
ドカーン!
アグネスの後ろの壁で爆発が起こった。
爆風でアグネスが吹っ飛んできた。
丁度アグネスの顔が私の足下に飛んで来た。ヒューゲルの恨みとばかりに、蹴飛ばしてやったのだ。
「ギャッ!」
カエルの潰されたような声がしたが、構ったものではなかった。
「奥様!」
騎士達が慌てて飛んで来てアグネスを抱えた。
「おのれ!」
残りの騎士達が私にかかってこようとしたが、
「喰らえ!」
私はお構いなしに、四方八方にファイアーボールを発射した。
「ちょっ、ちょっと待て」
騎士達が何を言おうがお構いなしだ。
ドカーン! ドカーン! ドカーン!
爆発が次々に起こる。
「行くわよ」
私はリックに合図すると、一番近い窓を蹴破って外に飛び出した。
ドシーーーーーン
リックの後ろを振り返ると、200年以上の歴史のあるハウゼン侯爵邸が崩れ去る瞬間だった。
********************************************
ここまで読んで頂いて有り難うございます。
アミの破壊伝説は加速します。
続きをお楽しみに!
「何奴だ」
降りてきた騎士が私に斬りかかる。
私はそれを躱して、その腕を引っ張った。
「えっ」
多々良を踏むその騎士の尻を思いっきり蹴落とした
「ギャーーーー」
男は階段を転がり落ちていった。
慌ててリックが避ける。
「ちょっと、アミ、危ないじゃないか」
文句を言われたが、出来たらそれくらいは躱してほしかった。
階段の上は扉が閉まっていた。
なんか非情サイレンが鳴っていた。
私はリックと目で合図する。
「リック、行くわよ」
そう言うや、強化魔術で強化した拳をグーにして扉を殴っていった。
ドカン!
私のパンチを受けて扉が砕け飛ぶ。
「ギャッ」
そこで剣を構えて待っていた男2人が吹っ飛ぶ。
えいっ
と私は飛び上ったのだ。
その後ろで剣を構えていた男の一人が少し遅れて私に斬りかかろうとしたのを跳び蹴りを浴びせた。
「ギャー」
男は顔面に私の蹴りをもろに浴びて飛んでいった。
そのままこちらに駆けてこようとした騎士にぶち当たって一緒に飛んでいく。
「良いわよ。リック」
私の合図ですぐにヒューゲルを背負ったリックが現れた。
右手に剣を握り、左手でヒューゲルを背負っていた。
「脱獄犯がいたぞ!」
「こっちだ!」
騎士達の声がしてこちらに駆けてくる騎士が見えた。
「捕まえろ!」
そう叫んで私に剣を向けてくる男に傍にあった花瓶を投げつけた。
「ギャッ」
一人目がもろに花瓶を受けて吹っ飛んだ。
二人目は剣で斬りかかってきたのでそれを避けてパンチを浴びせる。
「ギャーーーー」
吹っ飛んでいった。そのまま窓ガラスを割って中庭に飛んでいく。
中の作りは結構立派なもので私は全く判らないが、ゴッホやゴーギャンみたいな有名画家の絵が色々飾ってあった。一人の騎士が私のせいでその絵に頭から突き破っていた。
結構高いかも?
思わず首をすくめたときだ。
「貴方たち。何を勝手に私の屋敷で暴れているのです」
そこに偉そうなおばちゃんが出て来た。
確か魔術大会で見たアグネスとか言う、侯爵家の嫡男の嫁だ。
「ギャーーーーこれはモネの大作なのですよ。どう責任を取ってくれるのですか」
そう言われて、私はなんて言い訳しようかと一瞬、戸惑ってしまった。
「これはアグネス夫人。絵なんてどうでも良いでしょう。貴方たちは帝国からの留学生を拉致監禁容疑がかかっています。すぐに降伏しなさい」
リックが夫人に宣言してくれた。さすが第二王子様だ。リックだ。
そうだ。拉致監禁されていたのは可愛そうなレオさんの下僕のヒューゲルだ。
「ああら、これは第二王子殿下ではありませんか。なぜここにいるのです? お義父様たちがあなたに会いに魔術の塔に行きましたのに?」
夫人は驚いていた。
「侯爵が俺に何のようなんですか?」
「さあ、何の用かは判りませんが」
「取りあえず、直ちに武装解除してください。私ら逆らうということは不敬罪、最悪は反逆罪に問いますよ」
リックが大上段から言いだしてくれた。
でも、私は気が気ではなかった。
ドンドン騎士達が集まってくるのだ。
でも、その数は20人くらい。そんなに多くはない。
近寄ろうとした棋士の足下にファイアーボールを発射した。
「これ以上近寄らないで」
ドカーーーーン
大きな爆発音がした。
「まあ、平民女。人の屋敷で何をしてくれるのよ。ギャーーーーこれはモンピーの草原なのよ。めちゃくちゃ高かったのに!」
アグネスがヒステリーを起こしてくれたが、そんなのを聞いている余裕はなかった。
「侯爵夫人、あなたは口は慎んだ方が良いですよ。アマーリアはヨーク公爵家の令嬢です。平民女ではないのです」
リックが言ってくれるけれど、それこそ今はどうでも良い事だ。
「リック、侯爵が魔術の塔に向かったのなら、直ちにこちらも向かった方が良いんじゃない。不吉な予感がするわ」
私が言うと、
「ふん。ここから逃げられるとでも? 絶対に逃さないわ」
アグネスがいきなり私に宣言してくれたんだけど、
「宣戦布告をしてくれたということは私が攻撃しても良いわよね」
私がリックに尋ねたら、
「直撃は避けろよ」
って難しいことを言ってくれたるんだけど。
「何を言っているのよ。やられるのはあなたよ。やっておしまい」
アグネスが後ろの男に命じていた。
呪術を私に呪術をかけてくれるつもりなんだろうか?
でも、私は少し前までの私とは違うのだ。
何か変な感じを頭の片隅で感じた。
その瞬間だ。
私はそれを思いっきりひねり潰したのだ。
「ギャーーーーー」
凄まじい悲鳴が聞こえて、頭を覆って男はひっくり返っていた。口から泡を吹き出している。
「ふんっ、私に小細工なんてしようとするからよ。次は私が行くわよ」
私はファイアーボールをまず、アグネスの真横に発射した。
「えっ」
アグネスの顔の真横をファイアーボールが通過した。
アグネスの頬に血が一筋流れる。
ドカーン!
アグネスの後ろの壁で爆発が起こった。
爆風でアグネスが吹っ飛んできた。
丁度アグネスの顔が私の足下に飛んで来た。ヒューゲルの恨みとばかりに、蹴飛ばしてやったのだ。
「ギャッ!」
カエルの潰されたような声がしたが、構ったものではなかった。
「奥様!」
騎士達が慌てて飛んで来てアグネスを抱えた。
「おのれ!」
残りの騎士達が私にかかってこようとしたが、
「喰らえ!」
私はお構いなしに、四方八方にファイアーボールを発射した。
「ちょっ、ちょっと待て」
騎士達が何を言おうがお構いなしだ。
ドカーン! ドカーン! ドカーン!
爆発が次々に起こる。
「行くわよ」
私はリックに合図すると、一番近い窓を蹴破って外に飛び出した。
ドシーーーーーン
リックの後ろを振り返ると、200年以上の歴史のあるハウゼン侯爵邸が崩れ去る瞬間だった。
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ここまで読んで頂いて有り難うございます。
アミの破壊伝説は加速します。
続きをお楽しみに!
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