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新人と交替でガイドしようと思っていたら新人が馬車酔いでダウンしてしまい、アドリブで余計な事まで話してしまいました
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そして、出発の時間になった。
「では部長、行って参ります」
私が部長に挨拶して、一号車のステファニーの馬車の御者台によじ登った。
馭者のメイベルさんの隣に腰掛ける。
護衛やヨハンが全員馬車に乗ったのを確認して
「お願いします」
私はメイベルさんに合図した。
「では、皆さん、出発します」
私が拡声の魔道具で案内した。
全ての馬車にスピーカーのような魔道具がつけられていて、私の声が届いたはずだ。
メイベルさんが馬車を出発させてくれた。
次々にゆっくりと後続の馬車が動き出した。
シモン部長が、蓄音機のような魔道具を動かした。ラジカセとかCDではなくて、本当に昔博物館で見た蓄音機のような形をしていた。そこから何故か軍艦マーチが流れ出したんだけど……
誰よ、この音楽を前世から持ち込んだのは?
と言うか部長もこの音楽をかけないで! 戦争に行くんじゃないのよ!
せめて蛍の光くらいにして欲しかった。
いや、待てよ。フェリーのり船出では無いか! それに閉店の時間じゃないし、これから旅立ちの歌なのだ。せめて999のゴダイゴの歌にしてほしい。
部長が一人で深々と頭を下げていた。
本来ならば社長や手空きの社員全員でお見送りするんだけど、国境の長雨遅延の影響で人手が圧倒的に足りていなかったのだ。
「皆様本日から五日間、ネイモフ旅行社の『迷宮ツアー』にご参加賜り、誠にありがとうございます。私、このツアーのチーフツアーコンダクターを務めさせていただきます、リーゼ・ブラストと申します。何分若輩者で至らぬ点も多々あると思いますが、よろしくご指導ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願いいたします」
私が挨拶すると、
「失敗したら許さないわよ」
いきなり馬車の窓を開けてエーディトが叫んでくれるんだけど、ちょっと、侯爵令嬢がそんなことを叫んでいいのか?
「失敗したら俺様がじっくり教えてやるぞ」
デ・ボック子爵が赤ら顔で叫んでくれたんだけど、飲み物はソフトドリンクしか準備していないはずなのに、何故顔が赤いの? アルコールを持ち込んだんだろうか?
問題起こらないように無くしたのに!
この世界は快適で各馬車には魔道具で小さい冷蔵ボックスがつけられていて飲み物が入っていた。
私はそれを無視して、馭者さんと護衛、それとサブコンダクターのヨハンを紹介していった。
この階のツアーの馬車割りは
一号車のお客様はファルハーレン伯爵夫人だ。それにステファニーと引退した伯爵家の夫人2人の計四人だ。
二号車は問題馬車で、口うるさいエーディットといやらしいデ・ボック伯爵に私をペチャパイと貶したロンバウトに私の後見人になりつつあるモーリス元近衞騎士団長だ。モーリスにはこの問題馬車をまとめてもらおうと思っていた。そこに護衛のヤンだ。
三号車には兄上の婚約者のステファニーとおそらくその侍女、と子爵家の老夫婦。
四号車は五号車は裕福な平民の方々をまとめさせて頂いた。
四号車に訳の判らない護衛のビート、腕だけは確かだと部長が言っていたと、五号車には大店のペーテルスご夫妻やヤンが乗っていたのだ。
護衛と添乗員は当然馭者席だ。
私の席は本来はクッションも無くて大変なんだけど、さすがステファニーのお忍び用の馬車は馭者席までスプリングが効いていた。
「皆様。右手後方に見えるのが皆様よくご存じの王宮でございます。王宮は今から500年前の初代国王陛下が建立されて……」
ここから、王都案内になるのだ。
馬車のスピードは時速6キロ、車の移動を知っている私にはとてもゆっくりにのスピードなんだけど、四頭立ての馬車でも、これを2時間走って30分休憩するのだ。これを四ターンやって今日の宿のタカヤマにやっと到着する。これ以上早く移動すると馬が耐えられない。替え馬を準備しないと無理なのだ。
一日の移動距離は50キロくらいだ。
中世の移動速度はこんなものだ。のんびり行くしかない。
2時間して中継ステーションのあるオイルスコートに到着した。まあ、高速のサービスエリアや道の駅みたいな感じだ。トイレと沢山のお店が並んでいて結構な客で混んでいた。
この世界は中世ヨーロッパでは無くて、トイレも垂れ流しということは無かった。どういう仕組みか知らないが、きちんと上下水道が完備しているのだ。それだけは良かった。ベルサイユ宮殿なんて糞尿垂れ流しで悲惨な状況になっていたというから、自分の宮殿がそうなっていたら、私はとっくに宮殿から家出していた。その点、ちゃんとしているのは良かった。
まあ、田舎の町とかはまだまだの所もあったが、王都は大半は上下水完備すなわち水洗トイレだったのだ。このオイルスコートはまだ王都の中なので、当然水洗トイレだった。
でも、トイレから帰ってきて私は唖然としていた。
いきなりヨハンが馬車酔いしてトイレから出なくなったというのだ。
一体添乗員が馬車酔いって何なのよ!
そもそもヨハンが荷馬車を手配しようとしていのだ。今頃荷馬車だったらとっくにダウンしていたはずだ。
取りあえず、ヤンに頼んで、トイレから連れ出してもらった。
「すみません、リーゼさん」
ヨハンは平謝りに謝ってきた。何でも、昨日この後の行程でガイド役を代わってもらう予定だったから、その文章を覚えるのに半徹夜したそうだ。
そんなの一字一句覚えなくても良いのに!
私は呆れかえってしまった。
でも、ステファニーによると
「それはあなたが無茶振りしたんじゃないの? 誰でも、あなたほど記憶力は良くないんだから」
と言われてしまった。
高々6時間の行程なのに……
「そんなの二日や三日で覚えられる訳ないでしょ! ヨハンも人間なんだから」
とステファニーに言われてしまった。
悪かったわね。人間じゃ無くて!
4号車に空きがあったので、取りあえず、そこのお客様に頼み込んで中に入れてもらったのだ。
ここから6時間も私がガイド役か!
私はうんざりした。
まあ、仕方が無い。
私はチーフツアーコンダクターなんだから!
でも、ここからはヨハンにガイドさせようと思っていたから、復習なんてしていなかった……どうしよう? ある程度は覚えていたけれど、完璧じゃ無い。
仕方が無い。アドリブするしか無いだろう。私はここからは知り合いの侍女から聞いたお話として、王宮の面白い話を随所に混ぜて話し出したのだ。そうするとどうしてもお父様やお兄様の話が多くなっていた。結構皆には受けたのだが、ごく一部からひんしゅくを買っているのには私は気付かなかったのだ。
********************************************************
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
誰のひんしゅくを買ったのか?
この後リーゼはピンチに!
続きは明日です。
「では部長、行って参ります」
私が部長に挨拶して、一号車のステファニーの馬車の御者台によじ登った。
馭者のメイベルさんの隣に腰掛ける。
護衛やヨハンが全員馬車に乗ったのを確認して
「お願いします」
私はメイベルさんに合図した。
「では、皆さん、出発します」
私が拡声の魔道具で案内した。
全ての馬車にスピーカーのような魔道具がつけられていて、私の声が届いたはずだ。
メイベルさんが馬車を出発させてくれた。
次々にゆっくりと後続の馬車が動き出した。
シモン部長が、蓄音機のような魔道具を動かした。ラジカセとかCDではなくて、本当に昔博物館で見た蓄音機のような形をしていた。そこから何故か軍艦マーチが流れ出したんだけど……
誰よ、この音楽を前世から持ち込んだのは?
と言うか部長もこの音楽をかけないで! 戦争に行くんじゃないのよ!
せめて蛍の光くらいにして欲しかった。
いや、待てよ。フェリーのり船出では無いか! それに閉店の時間じゃないし、これから旅立ちの歌なのだ。せめて999のゴダイゴの歌にしてほしい。
部長が一人で深々と頭を下げていた。
本来ならば社長や手空きの社員全員でお見送りするんだけど、国境の長雨遅延の影響で人手が圧倒的に足りていなかったのだ。
「皆様本日から五日間、ネイモフ旅行社の『迷宮ツアー』にご参加賜り、誠にありがとうございます。私、このツアーのチーフツアーコンダクターを務めさせていただきます、リーゼ・ブラストと申します。何分若輩者で至らぬ点も多々あると思いますが、よろしくご指導ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願いいたします」
私が挨拶すると、
「失敗したら許さないわよ」
いきなり馬車の窓を開けてエーディトが叫んでくれるんだけど、ちょっと、侯爵令嬢がそんなことを叫んでいいのか?
「失敗したら俺様がじっくり教えてやるぞ」
デ・ボック子爵が赤ら顔で叫んでくれたんだけど、飲み物はソフトドリンクしか準備していないはずなのに、何故顔が赤いの? アルコールを持ち込んだんだろうか?
問題起こらないように無くしたのに!
この世界は快適で各馬車には魔道具で小さい冷蔵ボックスがつけられていて飲み物が入っていた。
私はそれを無視して、馭者さんと護衛、それとサブコンダクターのヨハンを紹介していった。
この階のツアーの馬車割りは
一号車のお客様はファルハーレン伯爵夫人だ。それにステファニーと引退した伯爵家の夫人2人の計四人だ。
二号車は問題馬車で、口うるさいエーディットといやらしいデ・ボック伯爵に私をペチャパイと貶したロンバウトに私の後見人になりつつあるモーリス元近衞騎士団長だ。モーリスにはこの問題馬車をまとめてもらおうと思っていた。そこに護衛のヤンだ。
三号車には兄上の婚約者のステファニーとおそらくその侍女、と子爵家の老夫婦。
四号車は五号車は裕福な平民の方々をまとめさせて頂いた。
四号車に訳の判らない護衛のビート、腕だけは確かだと部長が言っていたと、五号車には大店のペーテルスご夫妻やヤンが乗っていたのだ。
護衛と添乗員は当然馭者席だ。
私の席は本来はクッションも無くて大変なんだけど、さすがステファニーのお忍び用の馬車は馭者席までスプリングが効いていた。
「皆様。右手後方に見えるのが皆様よくご存じの王宮でございます。王宮は今から500年前の初代国王陛下が建立されて……」
ここから、王都案内になるのだ。
馬車のスピードは時速6キロ、車の移動を知っている私にはとてもゆっくりにのスピードなんだけど、四頭立ての馬車でも、これを2時間走って30分休憩するのだ。これを四ターンやって今日の宿のタカヤマにやっと到着する。これ以上早く移動すると馬が耐えられない。替え馬を準備しないと無理なのだ。
一日の移動距離は50キロくらいだ。
中世の移動速度はこんなものだ。のんびり行くしかない。
2時間して中継ステーションのあるオイルスコートに到着した。まあ、高速のサービスエリアや道の駅みたいな感じだ。トイレと沢山のお店が並んでいて結構な客で混んでいた。
この世界は中世ヨーロッパでは無くて、トイレも垂れ流しということは無かった。どういう仕組みか知らないが、きちんと上下水道が完備しているのだ。それだけは良かった。ベルサイユ宮殿なんて糞尿垂れ流しで悲惨な状況になっていたというから、自分の宮殿がそうなっていたら、私はとっくに宮殿から家出していた。その点、ちゃんとしているのは良かった。
まあ、田舎の町とかはまだまだの所もあったが、王都は大半は上下水完備すなわち水洗トイレだったのだ。このオイルスコートはまだ王都の中なので、当然水洗トイレだった。
でも、トイレから帰ってきて私は唖然としていた。
いきなりヨハンが馬車酔いしてトイレから出なくなったというのだ。
一体添乗員が馬車酔いって何なのよ!
そもそもヨハンが荷馬車を手配しようとしていのだ。今頃荷馬車だったらとっくにダウンしていたはずだ。
取りあえず、ヤンに頼んで、トイレから連れ出してもらった。
「すみません、リーゼさん」
ヨハンは平謝りに謝ってきた。何でも、昨日この後の行程でガイド役を代わってもらう予定だったから、その文章を覚えるのに半徹夜したそうだ。
そんなの一字一句覚えなくても良いのに!
私は呆れかえってしまった。
でも、ステファニーによると
「それはあなたが無茶振りしたんじゃないの? 誰でも、あなたほど記憶力は良くないんだから」
と言われてしまった。
高々6時間の行程なのに……
「そんなの二日や三日で覚えられる訳ないでしょ! ヨハンも人間なんだから」
とステファニーに言われてしまった。
悪かったわね。人間じゃ無くて!
4号車に空きがあったので、取りあえず、そこのお客様に頼み込んで中に入れてもらったのだ。
ここから6時間も私がガイド役か!
私はうんざりした。
まあ、仕方が無い。
私はチーフツアーコンダクターなんだから!
でも、ここからはヨハンにガイドさせようと思っていたから、復習なんてしていなかった……どうしよう? ある程度は覚えていたけれど、完璧じゃ無い。
仕方が無い。アドリブするしか無いだろう。私はここからは知り合いの侍女から聞いたお話として、王宮の面白い話を随所に混ぜて話し出したのだ。そうするとどうしてもお父様やお兄様の話が多くなっていた。結構皆には受けたのだが、ごく一部からひんしゅくを買っているのには私は気付かなかったのだ。
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ここまで読んで頂いてありがとうございました。
誰のひんしゅくを買ったのか?
この後リーゼはピンチに!
続きは明日です。
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