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第4話 甘く苦い嫉妬
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パーティーが始まる
いつものお決まり、お嬢様の私に負けないほど律はイケメンで今日も目立っていた。
ちょっと律が目を離した時だった。
「藤原のお嬢様、噂以上の美人じゃん」
嫌な感じ…私は逃げようとした。
「ねぇ、待ってよ」
手を掴まれた。
どうしよ…やだ…怖い…律…!
「有咲…遅くなってごめん」
私を後から抱きしめたのは執事の律ではなく奏音くんだった。
なんで…奏音くんがここに…!?
奏音くんのおかげで掴まれた手は離れた。
「お前誰だよ?」
「俺は有咲の王子様」
「はぁ?」
そこに律が現れて
「お引き取り下さい」
と嫌な人は連れて行かれた。
「有咲お嬢様をお助け頂きありがとうございました」
それを遮るように勢いよく
「ありがとう!…奏音くん…!」
思わず奏音くんにしがみつくように抱きつく。
私は涙が溢れていた。
「有咲さん、大丈夫、俺がいるから」
奏音は抱きしめ返す。
回りはざわついていた。
お嬢様を助けた王子様、奏音がイケメンすぎたから。
律は有咲から抱きついた事に驚きを隠せない。
「あなた様は何者で?」
「君が有名な執事か…俺は、二階堂奏音、有咲さんの友達」
「そうですか…」
律(一体どこで知り合った?)
「有咲お嬢様お休みになられた方が…」
律は有咲をお姫様抱っこをして部屋に運ぼうとする。
「二階堂様ありがとうございました」
奏音に礼を言って背を向けて歩き出す。
律の表情は嫉妬で無表情になる。
パーティー会場を後にする。
律(有咲お嬢様は渡さない)
(やっぱあの執事も有咲さんの事…でも俺はこの叶わなかった恋を、今動き出した気持ちを…絶対有咲さんは渡さない)
部屋に着く
ベッドに有咲を座らせる。
「有咲お嬢様…」
「ありがとう、律…」
律は隣に座って有咲の肩を抱き寄せ頬に唇が触れる。
「律!?」
「俺のなのに…」
有咲をそのまま抱きしめる。
「へ?」
律がいままでで一番距離が近すぎる。
「どうしたの?律?」
律は離れようとしない。
やっと離れたと思ったらいつも通り涼しい顔をして
「では有咲お嬢様失礼致します」
扉を閉める。
ってキスされた…?
なんで…律?
律は嫉妬で有咲への気持ちを隠しきれずにいた。
いつものお決まり、お嬢様の私に負けないほど律はイケメンで今日も目立っていた。
ちょっと律が目を離した時だった。
「藤原のお嬢様、噂以上の美人じゃん」
嫌な感じ…私は逃げようとした。
「ねぇ、待ってよ」
手を掴まれた。
どうしよ…やだ…怖い…律…!
「有咲…遅くなってごめん」
私を後から抱きしめたのは執事の律ではなく奏音くんだった。
なんで…奏音くんがここに…!?
奏音くんのおかげで掴まれた手は離れた。
「お前誰だよ?」
「俺は有咲の王子様」
「はぁ?」
そこに律が現れて
「お引き取り下さい」
と嫌な人は連れて行かれた。
「有咲お嬢様をお助け頂きありがとうございました」
それを遮るように勢いよく
「ありがとう!…奏音くん…!」
思わず奏音くんにしがみつくように抱きつく。
私は涙が溢れていた。
「有咲さん、大丈夫、俺がいるから」
奏音は抱きしめ返す。
回りはざわついていた。
お嬢様を助けた王子様、奏音がイケメンすぎたから。
律は有咲から抱きついた事に驚きを隠せない。
「あなた様は何者で?」
「君が有名な執事か…俺は、二階堂奏音、有咲さんの友達」
「そうですか…」
律(一体どこで知り合った?)
「有咲お嬢様お休みになられた方が…」
律は有咲をお姫様抱っこをして部屋に運ぼうとする。
「二階堂様ありがとうございました」
奏音に礼を言って背を向けて歩き出す。
律の表情は嫉妬で無表情になる。
パーティー会場を後にする。
律(有咲お嬢様は渡さない)
(やっぱあの執事も有咲さんの事…でも俺はこの叶わなかった恋を、今動き出した気持ちを…絶対有咲さんは渡さない)
部屋に着く
ベッドに有咲を座らせる。
「有咲お嬢様…」
「ありがとう、律…」
律は隣に座って有咲の肩を抱き寄せ頬に唇が触れる。
「律!?」
「俺のなのに…」
有咲をそのまま抱きしめる。
「へ?」
律がいままでで一番距離が近すぎる。
「どうしたの?律?」
律は離れようとしない。
やっと離れたと思ったらいつも通り涼しい顔をして
「では有咲お嬢様失礼致します」
扉を閉める。
ってキスされた…?
なんで…律?
律は嫉妬で有咲への気持ちを隠しきれずにいた。
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