異世界転移して戻ってきたけど、疲れきったおじさんになっちゃった元勇者が子連れで再召喚されたら総愛されになってしまった件について

鳥海あおい

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12.さらに

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召喚の魔法陣から光が消えると、光の中にまっすぐに立っている黒髪に黒い瞳の少年がいた。
異世界のものらしい、軍服に似たような変わった服を身につけている。
不安そうに瞬いたその瞳が周りを見回し、不思議そうな顔をした。
目が会った瞬間、驚いたようにその大きな目がさらに大きくなる。まるで猫みたいだと思った。
王が君は勇者で召喚されたのだということを話す間も、騒ぐも嘆くもなく、その目を見開いて静かに聞いていたのが印象的だった。

勇者としてのクロエはいつも静かで、言われるがままに戦い、傷ついても静かに痛みに耐え、話しかけても言葉少なで、孤高の人だった。




そんな昔話をしながら「そんな時もあったのに・・・」と、テオは感慨深そうに呟いた。

「すっかり変わって、ここもすっかりもう大人になっちゃって」

「・・・っ!」

下肢ににテオの手がふれて、俺はびくっと身体を跳ねあげた。
上半身への刺激でやんわりと立ち上がっていた屹立にテオは躊躇なく触れると、確かめるように掌で包んでくる。
そのまま扱かれて敏感な肉をこすられると、快感にひくつく先端から蜜がことに滲んだ。気持ちはよくて身体はぐずぐずなのに。すでに2回もイかされた上、のぼせかけているため俺自身はなかなかそれ以上は勃ちあがらなかった。

「あっ、も・・・苦しいって・・・・・」

「なかなか堅くならないな」

テオが身体を密着させてくると、硬い筋肉で覆われたたくましい上半身が背中に触れ、張り詰めた肌が密着する。久しぶりにじかに触れる身体は気持ちがよかった。
だが、ぬるぬると俺の体液で濡れた指が狭間をたどり後ろに触れたので、俺は思わず腰に回されたテオの手にしがみついた。
こそばゆさと恥ずかしさがまじった変な感じがして身をよじってしまう。

「ほんと、可愛いな」

30近いーーしかも子持ちが言われることではないと思うのだが、テオは囁くと後孔に指を押し当てた。

「それ、嫌だ・・・そこは…」

いよいよ危惧していた瞬間が近づてきていることを感じ、俺は抗議の声をあげた。でももちろん聞き入れてもらえなくて、ぬるぬると体液をまとわせた指先がそこを何度かなぞったと思うとつぷりと閉じた肉をこじり割るように指先が入り込んでくる。
ぞぞっと悪寒のような・・・快感とも不快感とも言いがたい感覚が背筋をはいあがった。
中に入り込んだ指で中を探るように蠢かされるとさらに悪寒が強くなる。
思わずそこを締め付けてしまうが、中の指の感触をより強く感じてしまい、俺は呻いた。

「あっ・・・抜いて・・・いたい・・・」

「痛くねぇだろ。ほら、勃ってきた」

根元まで入った指を中で揺らされると、圧迫感とともにじん、と何かうずくものがある。
大きな手で顔を後ろに向けられ、舌を絡ませる濃厚なキスをされると粘膜からの刺激で疼きに甘さが混じった。
巧みなキスの気持ちよさに脱力すると、中をずくずくと指で突かれて頭の中がカッと熱くなる。
まだ痛みもあったが、身体は快感を感じているのか、テオの言うとおり俺の性器は先ほどのやんわり勃ちから完全に勃ちあがっていた。
先走りがとめどなくあふれだすのがわかり、指を出し入れされる度にこらえきれない声がでた。

「・・・いっ、あっ・・・ああっ!!」

「・・・せっまいな。今日いきなり入れるは無理か」

テオはぶつぶつと言い、俺は恐怖にかられた。
先ほど見えたテオのものもすでにでかかったが、ちらりと視線をはしらせて俺は絶句する。
勃起して硬く反り返ったそれはさらに凶器じみていた。

「・・・無理!こわれるっ!」

「壊れても、キースの回復魔法で治してもらえるけど」

「や……め…っ!…」

後で回復魔法で治してもらっても、今痛い思いをすることに間違いない。
それは嫌だと目で必死に訴えると、テオはいじわるな表情を少し緩めた。

「まあ、嫌われたらいやだから、今回はこっちで我慢するか」

体内を穿っていた指が抜かれ、足を閉じさせられる。
硬い屹立が太ももの間に差し入れられて、もしかしてこれってスマタというやつでは思っていると、テオが腰をゆっくりと動かしはじめた。
こんなの気持ちがいいわけないとタカをくくっていたが、尻の狭間から肉茎の敏感な裏筋を擦られると、じれったいようなムズムズした快感が生まれてきた。
腰を強く打ちつけられる動きはまるで性交のようで、変な気分になってくる。

「ふあっ……あっ…」

強い動きに膝もとでバシャバシャとお湯が音をたてる。
だんだん火照りを帯びてきた項と背中にキスがふってきて不安に緊張していた体から力が抜けると、更に快感が倍増する気がした。

「もっと股閉めろよ」

「…あ、や…」 

急に腰を穿つリズムが早くなる。 
フィニッシュに向かう動きに、摩擦が強くなり、下半身から濡れた音がグチュグチュと響いて、否が応でも性感が煽られた。

「くっ…」

テオの艶を帯びた低い声が耳に響き、ひときわ強く穿たれたと思うと、熱いぬめりが迸った。 
それに対する嫌悪感と、たまらない快感がないまぜになって、俺もそれにに追従するように上り詰めていた。

「…あああっ……」

吐精は勢いなく、だらだらと長く続いた。

「お前、ほんといいかんじに丸くなったよな」

ぐったりしてしまった俺を湯船から引き上げてタオルで丁寧に吹いてくれながら、テオは嬉しそうに言い、何度もキスしてくる。

確かに昔は、皆と仲良くなれなくて寂しかった。
だけど、こんな風なことが続くなら前みたいに遠巻きにされてる風のほうがよかったかも…

指一本動かせないくらい疲弊しながら、俺は思った。


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