8 / 9
続★ざまぁされた俺(バリタチ)がネコにされてしまいヒンヒンいわされてまう話。④
しおりを挟む
ここからすぐに帰りたかった。
もしくは、イベント会場に戻ってサトルを探し、予定通りベッドに誘い、セックスをする。
それがいいはずなのに、俺の足は棒のようになってしまった。
俺はタチである。
いつでも抱く側だ。
ネコは絶対にしない。
だからカンナにヤられて中で感じまくったなんて屈辱極まりなかった。
しかし、ヤッておいて見向きもされず、他の客と並列のように扱われていることになぜか傷ついていた。
それに。
「ほら、お見送りしてあげるからネッ」
立ち尽くしている俺の背中をカンナが押す。
動揺を知ってか知らずか、さりげなく背中に触れた拍子に、下肢の、しかも内側が脈打つように熱がともった。
「早くしないと、終電なくなっちゃうわよぉ」
ぞくり、と甘い悪寒じみたものがはしる。
こんな感覚……俺はすでに知っている。
知っていて忘れたふりをしようとしていた。
でも、その声に、匂いに、体が反応して、もっと…となにかを欲している。
カンナがじっと俺の顔を覗きこんできて、フッと笑った。ラメでキラキラしたつけまつげに囲まれた黒い瞳が俺の顔をまっすぐ見ていた。
俺の全てを見透かすように。
「…ね~ぇ、…すっごいやばいわよ」
するり、と背中から腰へと手が移動して尻をギュっと強く掴まれ、思わず声が出た。
「…ひっ…」
「…コウジ、すっげーエロい顔してる。俺にヤられたいって顔」
きれいにルージュをひいた唇から急に出る低い男そのもの声のギャップ。
その声に、パブロフの犬のように体が反応して体が疼く。あれだけもう嫌だと思っていたのに、その声を聞いたらもうたまらなかった。
自分が入れてかきまわし穿った時のそれを凌駕する、かきまわされ、穿たれた時の官能の記憶が一気に蘇ってくる。
「そんなこと……思ってないっ」
「…気持ちよくなりたいんでしょ?ねぇ?」
往生際悪く抗おうとする俺に、素直になりなさい、と、再び囁きはハスキーな甘い声に戻る。
まるで悪魔の囁きだ。
『…イキッてるやつを調教して俺のネコにするの、すげぇすき』
たぶん前回、体の奥深くを貫かれながら囁かれたあの時、俺は変えられてしまった。だから逃げていたつもりだったのに、この声を聞いたら一瞬で引き戻されてしまったのだった。
もう抗えなくて、蘇ったそれに俺は陥落してしまった。
力を抜いてカンナに身を委ねる。
…そもそもすでに俺は陥落してのだ。あの夜に。
気持ちよければもう何でもいいというようなやけっぱちの気分になり、俺が観念して力をぬくと、強く引き寄せられる。
密着したカラダは熱い。
唇が重ねされる。
吸って、舐めて、噛んで――腰がくだけそうな濃厚なキスが気持ちよすぎて反射的に舌で応えてしまうと、カンナはキスしながら俺をソファーに座らせ、そのまま覆いかぶさるようにしながらパンツの後ろから中に手をさしこんできた。
「や、…俺、…後ろは…」
もはや口だけの抵抗だった。
何故ならカネコに半端な刺激を与えられた孔が、体が熱をはらむに連れて入れられ擦られたがってずくずくしていたからだ。
「コウジはここでするの好きだろ?中に入れて奥ごりごりされたり、だめになっちゃうとこコリコリしたら気持ちよくてめちゃくちゃ感じちゃったの忘れちゃった?」
後ろの穴にカンナの指が触れた瞬間、縁から中の奥までキュンと切ない感覚がはしった。
「……う、あぁ!そこやだ…」
「ここ、すっげー柔らかくてすぐ入っちゃいそう。カネコにされた?まさかあれから自分でしてたの?」
「そんなのしてない!!カネコが…」
「…じゃあ上書きしねぇとだな」
服を脱がされ、ソファーの上で俺の足を大きく開脚させながら、カンナは言う。
まくられたスカートからヌッと勃起が姿を表したさまはミスマッチ感がなんとも言えない感じあったが、それよりもその怒張の大きさに、もうすでに知ってはいたが、俺は青くなった。
「…いやいや…いきなり、それは無理っ!」
「大丈夫よ。前も上手に飲み込んでたわよ。ほらぁ、がんばれがんばれ」
肉の綻びにカンナの怒張の先端があてられ、まだ潤いを残したローションの助けをかりてぐーっと入ってくる。
縁をめくりあげて開かれれば圧迫感と痛みが生まれたが、それ以上に疼きをあげていた中を擦られれる気持ちよさに腰が浮いた。
「…ああっ!」
「力抜いて…そう、上手…」
膝を立てて座った姿勢だから、接合部がよく見えてしまう。
穴が自分でも信じられないくらい広がり、濡れた音とともにゆっくりと肉棒が入ってくるのをまざまざと見てしまう。
無理、と思っていたのに、俺の中はカンナを受け入れてゆく。体も、そして心も。
「ほら、ちゃんと入る」
「ひ……ああぁ!…あっ」
ちんこの形に広がった肉の壁に疼くような快感が生まれ、肉棒で前立腺を押される鈍い快感とともに、先端を濡らしながら俺のちんこが勃ってゆく。
中の気持ちよさよりも、俺のそこはもうその先の気持ちよさを欲して、急いていた。
「かわいー鳴き声、もっと聞かせて」
「うぅ…あ、ぁあ―――」
合間に首筋や鎖骨を優しく噛まれ、俺自身をゆるゆると扱かれると、気持ちよくてたまらなくて惜しみなく声が出てしまう。
まだ開ききっていない奥は初めはそれを根本まで受け入れられなかったが、腰を優しく揺らすようにされるとだんだんと潤み、少しずつ侵入を赦していった。
「ん…あっ、…ん………」
「ほら、コウジのここ、俺のを美味しそうに飲み込んでゆく。ほら、全部はいった」
「あっ、くるしっ…」
ついに腰が密着し先端が奥を突いたとき、俺は狂おしいほどの快感を感じ、白濁を溢した。
もしくは、イベント会場に戻ってサトルを探し、予定通りベッドに誘い、セックスをする。
それがいいはずなのに、俺の足は棒のようになってしまった。
俺はタチである。
いつでも抱く側だ。
ネコは絶対にしない。
だからカンナにヤられて中で感じまくったなんて屈辱極まりなかった。
しかし、ヤッておいて見向きもされず、他の客と並列のように扱われていることになぜか傷ついていた。
それに。
「ほら、お見送りしてあげるからネッ」
立ち尽くしている俺の背中をカンナが押す。
動揺を知ってか知らずか、さりげなく背中に触れた拍子に、下肢の、しかも内側が脈打つように熱がともった。
「早くしないと、終電なくなっちゃうわよぉ」
ぞくり、と甘い悪寒じみたものがはしる。
こんな感覚……俺はすでに知っている。
知っていて忘れたふりをしようとしていた。
でも、その声に、匂いに、体が反応して、もっと…となにかを欲している。
カンナがじっと俺の顔を覗きこんできて、フッと笑った。ラメでキラキラしたつけまつげに囲まれた黒い瞳が俺の顔をまっすぐ見ていた。
俺の全てを見透かすように。
「…ね~ぇ、…すっごいやばいわよ」
するり、と背中から腰へと手が移動して尻をギュっと強く掴まれ、思わず声が出た。
「…ひっ…」
「…コウジ、すっげーエロい顔してる。俺にヤられたいって顔」
きれいにルージュをひいた唇から急に出る低い男そのもの声のギャップ。
その声に、パブロフの犬のように体が反応して体が疼く。あれだけもう嫌だと思っていたのに、その声を聞いたらもうたまらなかった。
自分が入れてかきまわし穿った時のそれを凌駕する、かきまわされ、穿たれた時の官能の記憶が一気に蘇ってくる。
「そんなこと……思ってないっ」
「…気持ちよくなりたいんでしょ?ねぇ?」
往生際悪く抗おうとする俺に、素直になりなさい、と、再び囁きはハスキーな甘い声に戻る。
まるで悪魔の囁きだ。
『…イキッてるやつを調教して俺のネコにするの、すげぇすき』
たぶん前回、体の奥深くを貫かれながら囁かれたあの時、俺は変えられてしまった。だから逃げていたつもりだったのに、この声を聞いたら一瞬で引き戻されてしまったのだった。
もう抗えなくて、蘇ったそれに俺は陥落してしまった。
力を抜いてカンナに身を委ねる。
…そもそもすでに俺は陥落してのだ。あの夜に。
気持ちよければもう何でもいいというようなやけっぱちの気分になり、俺が観念して力をぬくと、強く引き寄せられる。
密着したカラダは熱い。
唇が重ねされる。
吸って、舐めて、噛んで――腰がくだけそうな濃厚なキスが気持ちよすぎて反射的に舌で応えてしまうと、カンナはキスしながら俺をソファーに座らせ、そのまま覆いかぶさるようにしながらパンツの後ろから中に手をさしこんできた。
「や、…俺、…後ろは…」
もはや口だけの抵抗だった。
何故ならカネコに半端な刺激を与えられた孔が、体が熱をはらむに連れて入れられ擦られたがってずくずくしていたからだ。
「コウジはここでするの好きだろ?中に入れて奥ごりごりされたり、だめになっちゃうとこコリコリしたら気持ちよくてめちゃくちゃ感じちゃったの忘れちゃった?」
後ろの穴にカンナの指が触れた瞬間、縁から中の奥までキュンと切ない感覚がはしった。
「……う、あぁ!そこやだ…」
「ここ、すっげー柔らかくてすぐ入っちゃいそう。カネコにされた?まさかあれから自分でしてたの?」
「そんなのしてない!!カネコが…」
「…じゃあ上書きしねぇとだな」
服を脱がされ、ソファーの上で俺の足を大きく開脚させながら、カンナは言う。
まくられたスカートからヌッと勃起が姿を表したさまはミスマッチ感がなんとも言えない感じあったが、それよりもその怒張の大きさに、もうすでに知ってはいたが、俺は青くなった。
「…いやいや…いきなり、それは無理っ!」
「大丈夫よ。前も上手に飲み込んでたわよ。ほらぁ、がんばれがんばれ」
肉の綻びにカンナの怒張の先端があてられ、まだ潤いを残したローションの助けをかりてぐーっと入ってくる。
縁をめくりあげて開かれれば圧迫感と痛みが生まれたが、それ以上に疼きをあげていた中を擦られれる気持ちよさに腰が浮いた。
「…ああっ!」
「力抜いて…そう、上手…」
膝を立てて座った姿勢だから、接合部がよく見えてしまう。
穴が自分でも信じられないくらい広がり、濡れた音とともにゆっくりと肉棒が入ってくるのをまざまざと見てしまう。
無理、と思っていたのに、俺の中はカンナを受け入れてゆく。体も、そして心も。
「ほら、ちゃんと入る」
「ひ……ああぁ!…あっ」
ちんこの形に広がった肉の壁に疼くような快感が生まれ、肉棒で前立腺を押される鈍い快感とともに、先端を濡らしながら俺のちんこが勃ってゆく。
中の気持ちよさよりも、俺のそこはもうその先の気持ちよさを欲して、急いていた。
「かわいー鳴き声、もっと聞かせて」
「うぅ…あ、ぁあ―――」
合間に首筋や鎖骨を優しく噛まれ、俺自身をゆるゆると扱かれると、気持ちよくてたまらなくて惜しみなく声が出てしまう。
まだ開ききっていない奥は初めはそれを根本まで受け入れられなかったが、腰を優しく揺らすようにされるとだんだんと潤み、少しずつ侵入を赦していった。
「ん…あっ、…ん………」
「ほら、コウジのここ、俺のを美味しそうに飲み込んでゆく。ほら、全部はいった」
「あっ、くるしっ…」
ついに腰が密着し先端が奥を突いたとき、俺は狂おしいほどの快感を感じ、白濁を溢した。
0
あなたにおすすめの小説
「これからも応援してます」と言おう思ったら誘拐された
あまさき
BL
国民的アイドル×リアコファン社会人
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
学生時代からずっと大好きな国民的アイドルのシャロンくん。デビューから一度たりともファンと直接交流してこなかった彼が、初めて握手会を開くことになったらしい。一名様限定の激レアチケットを手に入れてしまった僕は、感動の対面に胸を躍らせていると…
「あぁ、ずっと会いたかった俺の天使」
気付けば、僕の世界は180°変わってしまっていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
初めましてです。お手柔らかにお願いします。
ムーンライトノベルズさんにも掲載しております
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*不定期連載です。
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
可愛い系イケメンが大好きな俺は、推しの親友の王子に溺愛される
むいあ
BL
「あの…王子ーー!!俺の推しはあなたの親友なんだーーー!!」
俺、十宮空也は朝、洗面台に頭をぶつけ、異世界転生をしてしまった。
そこは俺がずっと大好きで追い続けていた「花と君ともう一度」という異世界恋愛漫画だった。
その漫画には俺の大好きな推しがいて、俺は推しと深くは関わらないで推し活をしたい!!と思い、時々推しに似合いそうな洋服を作ったりして、推しがお誕生日の時に送っていたりしていた。
すると、13歳になり数ヶ月経った頃、王宮からお茶会のお誘いが来て…!?
王家からだったので断るわけにもいかず、お茶会に行くため、王城へと向かった。
王城につくと、そこには推しとその推しの親友の王子がいて…!?!?
せっかくの機会だし、少しだけ推しと喋ろうかなと思っていたのに、なぜか王子がたくさん話しかけてきて…!?
一見犬系に見えてすごい激重執着な推しの親友攻め×可愛いが大好きな鈍感受け
悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。
「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」
破滅フラグを回避するため、俺は決意した。
主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。
しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。
「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」
いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!?
全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ!
小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる