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第1章――3 【 修業の日々/吸血鬼の悦楽 】
第22話 冒険者ギルドへ
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異世界ファンタジーには付き物というのが、冒険者の為の施設、つまり冒険者協会――ギルドだろう。
異世界ファンタジーもののゲームやアニメなんかでは馴染みのある施設だが、ざっくり説明せるとそこは地球でいう所のハローワークみたいな所だ。
冒険者がモンスターの討伐依頼や専門の仕事を受けることができ、ギルドが手厚く冒険者を支援してくれる施設。
なんでも今日はそこに僕の冒険者ライセンスを作りにいくということで、僕はリリスに連れてこられる形でギルドに来ていた。
「おはようございます! 本日はどういったご用件でしょうか?」
「この子の冒険者ライセンスを作りに来たの」
「ライセンスカードの発行ですね。承りました」
ハキハキとした声音と明るい笑顔、丁寧な所作で僕らを対応してくれる受付嬢に「ありがとうございます」と短くお礼を言って、僕はきょろきょろと周囲を見渡す。
「こら。どこに行くつもりよ」
「おっと。……あはは。リアルギルド初めて来たから、ついテンション上がっちゃって」
実物のギルドの内観はどんなものかと、好奇心に駆られて見物しようとしていたところでリリスに首根っこを掴まれて叱られた。
反省する僕をリリスが呆れた風に肩を落としていて、そんな僕たちのやり取りを受付嬢さんは微笑ましそうに見ていた。
気を取り直して、僕はライセンスカードを手に入れるべく手続きに取り掛かった。
「それでは、まずは本日ライセンスカードを発行される本人様のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」
「はい。アカツキ・センリです」
「アカツキ・センリ様ですね。センリ様は本日が初めてのライセンスカードの登録でお間違いないでしょうか?」
「は、はい!」
「承知しました。それでは念の為ご確認させて頂きますね。冒険者ライセンスカードをご登録頂くと、自動的に本ギルドのメンバーに加入頂くことになりますが宜しいでしょうか」
「はい」
「畏まりました。それではライセンスカードの発行手続きと同時に本ギルドへの加入登録もさせて頂きますね」
「よろしくお願いします!」
空想ではなく、現実でギルドのメンバーになれる高揚から自然と返事にも気合が入ってしまった。そんな僕を羨望を抱く駆け出しの冒険者たちと重ねたのか、受付嬢さんは微笑ましいものでも見ているかのようにニコニコと口許を緩めていた。
勢い余ってしまってほんのりと頬を朱に染めて顔を俯かせていると、受付嬢さんは一枚の紙を机に置き、僕に向けた。
「それではまず、本ギルドへの加入手続きへ入らせて頂きますね。こちらの申請書に氏名、生年月日をお書きください」
「は、はい」
返事はしたものの、指示された欄に記入するのは僕じゃない。僕は横にいるリリスに視線を移すと、
「お願い。リリス」
「ん。この欄を記入するのはべつに本人じゃなくてもいいのよね?」
「……あ、なるほど。そういうことですか」
受付嬢さんはリリスの質問に数秒戸惑ったが、僕とリリスを交互に見てすぐに事情を察したらしい。
彼女は「はい」とこくりと頷いて、
「記入事体はご本人様でなくとも問題ありません。ただ……」
「登録する為の契約朱印は本人の指紋が絶対原則、でしょ?」
「その通りです」
受付嬢さんの言葉を継ぐように答えたリリス。僕だけが話についていけず小首を傾げていると、リリスが紙の一部分に指を当てて教えてくれた。
「ほら、ここに空欄があるでしょう」
「あ、うん」
「ここに拇印を押すのよ」
「なるほど」
要は本人確認の為の証明印か、と二人の会話を理解する。その間にもリリスが文字が書けない僕の代わりに本人情報の欄を埋めてくれていた。
「センリの歳はたしか、17だったわよね?」
「そうだよ」
「生まれ日は?」
「6月の3日」
「……分かったわ」
そうしてリリスは紙に僕の情報をすらすらと書き進めていき、
「記入はこれでお終い。はい、センリ。ここに貴方の拇印を押して」
必要な記入は終わったらしく、ペンを置いたリリスにそう促される。既に受付嬢さんが用意してくれていた朱肉を借りて、僕は朱液に浸らせた指をリリスが示す空欄に押した。
紙に指紋を馴染ませるようにぐっ、と圧すこと数秒。ゆっくりと指を離していくと、綺麗な拇印が登録書に刻まれた。
「はい。こちらでギルド登録は完了となります。それでは次に冒険者ライセンスカードの発行手続きに移らせて頂きますね」
「よろしくお願いします」
ギルドの加入申請書と入れ替わるように机に置かれたのは一枚のカードだった。大きさは学生証や運転免許証と同じくらいで、おそらくこれが冒険者ライセンスなのだろう。
「こちらへの記入は名前のみで結構です」
「え、名前だけでいいんですか?」
「はい、ただし、こちらは申請書と違って、こちらのペンを使用してご本人様でお名前の記入をお願いします」
「名前だけならまぁ、自分で書けますけど」
渡されたのは先ほどの羽ペンと違い、丸み鉛筆の形状に似たペンだった。握った重量感と質感はタブレットペンシルに近かった。なんだか普通ではなく特別なペンな感じがするな、そう思いながらライセンスカードに自分の名前を書いていく。
「はい、書けました」
「それではそのカードを手に持ってみてください」
「ほら、早く持ちなさい」
「……はぁ」
何故か楽しげな受付嬢さんとリリスにそう促されて、僕は戸惑いながらライセンスカードを手に持った。
すると、次の瞬間だった。
「――えっ」
僕がライセンスカードを持った瞬間、カードの色が変わり始めた。最初は何の変哲もない無地だったカードだったのに、瞬く間に青色へと染め上がった。
「り、リリス! カードの、カードの色が変わったよ⁉」
「ふふ。そうね。それが冒険者ライセンスの特徴よ」
「なんで急に色が変わったの⁉」
驚愕を抑えきれないままリリスに訊ねると、彼女は子どものようにはしゃぐ僕を微笑ましそうに笑ってから教えてくれた。
「その冒険者ライセンスカードには特殊な素材と加工が施されてるのよ。注ぎ込まれた魔力をカード本体が記憶して、その記憶した魔力がカードに触れるとそれに反応して色が変わるの」
「え、でも僕、まだカードに魔力を注ぎ込んだ覚えはないんだけど」
「あら。さっきしたじゃない。そのペンを使って」
「ペン? ペン、ってこれ。確かに特殊な形してるなとは思ったけど……」
「それもライセンスカードと同じ、特殊な素材で出来てるのよ。いわゆる魔道具ってやつね」
「な、なるほど。魔道具か。それなら、うん。なんとなく納得できるかも」
リリスは机に置かれた件のペンを持つと、それに文字を書くジェスチャーを入れながら説明してくれた。
「このペンには握ったものの魔力を他のものに伝達させる特性があるの」
「ふむふむ……あっ。そういうことか」
つまり、だ。
「ライセンスカードには魔力を記憶して色が変わる特性があって、そのペンには握った人の魔力を伝達する特性がある。だからそのペンでライセンスカードに名前を書いた時に僕の魔力がカードに記憶されて、僕が触れた瞬間に色が変わった、ってことで合ってるかな?」
「正解よ」
リリスから説明を一つ一つ繋ぎ合わせて答えに辿りついた僕に、受付嬢さんが拍手をくれた。
「まぁ、要するにそのカードは今からセンリ専用のカードになったって訳ね。ちなみにセンリ以外がそのカードを持つと色が無色に変わるわ」
「おお! ほんとだ!」
リリスが僕の手からパシッとカードを取ると、それまで青色に染まっていたはずのカードが瞬く間に元の無色に変わった。
そしてリリスが無地になったカードを僕に返すと、また色が無地から青へと変化した。
「あはは。なにこれ面白い! リトマス紙みたい!」
「そのリトマス紙が何かは知らないけど、原理は理解したみたいね」
「うん!」
「ちなみに5秒間カードに触らなくても元の無地に戻るから一応それも覚えておきなさい」
「うん。分かった。部屋に戻ったら色々と確認してみるよ」
リリスの言葉に頷いたあと、僕たちの会話を聞き届けていた受付嬢さんがこの時間を締めくくるように言った。
「それでは、これでギルド加入手続きと冒険者ライセンスの発行完了しました。今この時より、アカツキ・センリ様は本ギルドのメンバーとなります。ようこそ、我らがギルドへ!」
「――っ。はい! これから色々とよろしくお願いします!」
憧れの異世界での生活は、こうして順調に進んでいく。
そんな実感を噛みしめるように、僕はぎゅっと強く、自分の冒険者ライセンスを強く握り締めた。
【あとがき】
シエルレントとギルド・シエルレント支部の3Dモデルになります。
一枚目が『シエルレント』
二枚目が『ギルド』です。
異世界ファンタジーもののゲームやアニメなんかでは馴染みのある施設だが、ざっくり説明せるとそこは地球でいう所のハローワークみたいな所だ。
冒険者がモンスターの討伐依頼や専門の仕事を受けることができ、ギルドが手厚く冒険者を支援してくれる施設。
なんでも今日はそこに僕の冒険者ライセンスを作りにいくということで、僕はリリスに連れてこられる形でギルドに来ていた。
「おはようございます! 本日はどういったご用件でしょうか?」
「この子の冒険者ライセンスを作りに来たの」
「ライセンスカードの発行ですね。承りました」
ハキハキとした声音と明るい笑顔、丁寧な所作で僕らを対応してくれる受付嬢に「ありがとうございます」と短くお礼を言って、僕はきょろきょろと周囲を見渡す。
「こら。どこに行くつもりよ」
「おっと。……あはは。リアルギルド初めて来たから、ついテンション上がっちゃって」
実物のギルドの内観はどんなものかと、好奇心に駆られて見物しようとしていたところでリリスに首根っこを掴まれて叱られた。
反省する僕をリリスが呆れた風に肩を落としていて、そんな僕たちのやり取りを受付嬢さんは微笑ましそうに見ていた。
気を取り直して、僕はライセンスカードを手に入れるべく手続きに取り掛かった。
「それでは、まずは本日ライセンスカードを発行される本人様のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」
「はい。アカツキ・センリです」
「アカツキ・センリ様ですね。センリ様は本日が初めてのライセンスカードの登録でお間違いないでしょうか?」
「は、はい!」
「承知しました。それでは念の為ご確認させて頂きますね。冒険者ライセンスカードをご登録頂くと、自動的に本ギルドのメンバーに加入頂くことになりますが宜しいでしょうか」
「はい」
「畏まりました。それではライセンスカードの発行手続きと同時に本ギルドへの加入登録もさせて頂きますね」
「よろしくお願いします!」
空想ではなく、現実でギルドのメンバーになれる高揚から自然と返事にも気合が入ってしまった。そんな僕を羨望を抱く駆け出しの冒険者たちと重ねたのか、受付嬢さんは微笑ましいものでも見ているかのようにニコニコと口許を緩めていた。
勢い余ってしまってほんのりと頬を朱に染めて顔を俯かせていると、受付嬢さんは一枚の紙を机に置き、僕に向けた。
「それではまず、本ギルドへの加入手続きへ入らせて頂きますね。こちらの申請書に氏名、生年月日をお書きください」
「は、はい」
返事はしたものの、指示された欄に記入するのは僕じゃない。僕は横にいるリリスに視線を移すと、
「お願い。リリス」
「ん。この欄を記入するのはべつに本人じゃなくてもいいのよね?」
「……あ、なるほど。そういうことですか」
受付嬢さんはリリスの質問に数秒戸惑ったが、僕とリリスを交互に見てすぐに事情を察したらしい。
彼女は「はい」とこくりと頷いて、
「記入事体はご本人様でなくとも問題ありません。ただ……」
「登録する為の契約朱印は本人の指紋が絶対原則、でしょ?」
「その通りです」
受付嬢さんの言葉を継ぐように答えたリリス。僕だけが話についていけず小首を傾げていると、リリスが紙の一部分に指を当てて教えてくれた。
「ほら、ここに空欄があるでしょう」
「あ、うん」
「ここに拇印を押すのよ」
「なるほど」
要は本人確認の為の証明印か、と二人の会話を理解する。その間にもリリスが文字が書けない僕の代わりに本人情報の欄を埋めてくれていた。
「センリの歳はたしか、17だったわよね?」
「そうだよ」
「生まれ日は?」
「6月の3日」
「……分かったわ」
そうしてリリスは紙に僕の情報をすらすらと書き進めていき、
「記入はこれでお終い。はい、センリ。ここに貴方の拇印を押して」
必要な記入は終わったらしく、ペンを置いたリリスにそう促される。既に受付嬢さんが用意してくれていた朱肉を借りて、僕は朱液に浸らせた指をリリスが示す空欄に押した。
紙に指紋を馴染ませるようにぐっ、と圧すこと数秒。ゆっくりと指を離していくと、綺麗な拇印が登録書に刻まれた。
「はい。こちらでギルド登録は完了となります。それでは次に冒険者ライセンスカードの発行手続きに移らせて頂きますね」
「よろしくお願いします」
ギルドの加入申請書と入れ替わるように机に置かれたのは一枚のカードだった。大きさは学生証や運転免許証と同じくらいで、おそらくこれが冒険者ライセンスなのだろう。
「こちらへの記入は名前のみで結構です」
「え、名前だけでいいんですか?」
「はい、ただし、こちらは申請書と違って、こちらのペンを使用してご本人様でお名前の記入をお願いします」
「名前だけならまぁ、自分で書けますけど」
渡されたのは先ほどの羽ペンと違い、丸み鉛筆の形状に似たペンだった。握った重量感と質感はタブレットペンシルに近かった。なんだか普通ではなく特別なペンな感じがするな、そう思いながらライセンスカードに自分の名前を書いていく。
「はい、書けました」
「それではそのカードを手に持ってみてください」
「ほら、早く持ちなさい」
「……はぁ」
何故か楽しげな受付嬢さんとリリスにそう促されて、僕は戸惑いながらライセンスカードを手に持った。
すると、次の瞬間だった。
「――えっ」
僕がライセンスカードを持った瞬間、カードの色が変わり始めた。最初は何の変哲もない無地だったカードだったのに、瞬く間に青色へと染め上がった。
「り、リリス! カードの、カードの色が変わったよ⁉」
「ふふ。そうね。それが冒険者ライセンスの特徴よ」
「なんで急に色が変わったの⁉」
驚愕を抑えきれないままリリスに訊ねると、彼女は子どものようにはしゃぐ僕を微笑ましそうに笑ってから教えてくれた。
「その冒険者ライセンスカードには特殊な素材と加工が施されてるのよ。注ぎ込まれた魔力をカード本体が記憶して、その記憶した魔力がカードに触れるとそれに反応して色が変わるの」
「え、でも僕、まだカードに魔力を注ぎ込んだ覚えはないんだけど」
「あら。さっきしたじゃない。そのペンを使って」
「ペン? ペン、ってこれ。確かに特殊な形してるなとは思ったけど……」
「それもライセンスカードと同じ、特殊な素材で出来てるのよ。いわゆる魔道具ってやつね」
「な、なるほど。魔道具か。それなら、うん。なんとなく納得できるかも」
リリスは机に置かれた件のペンを持つと、それに文字を書くジェスチャーを入れながら説明してくれた。
「このペンには握ったものの魔力を他のものに伝達させる特性があるの」
「ふむふむ……あっ。そういうことか」
つまり、だ。
「ライセンスカードには魔力を記憶して色が変わる特性があって、そのペンには握った人の魔力を伝達する特性がある。だからそのペンでライセンスカードに名前を書いた時に僕の魔力がカードに記憶されて、僕が触れた瞬間に色が変わった、ってことで合ってるかな?」
「正解よ」
リリスから説明を一つ一つ繋ぎ合わせて答えに辿りついた僕に、受付嬢さんが拍手をくれた。
「まぁ、要するにそのカードは今からセンリ専用のカードになったって訳ね。ちなみにセンリ以外がそのカードを持つと色が無色に変わるわ」
「おお! ほんとだ!」
リリスが僕の手からパシッとカードを取ると、それまで青色に染まっていたはずのカードが瞬く間に元の無色に変わった。
そしてリリスが無地になったカードを僕に返すと、また色が無地から青へと変化した。
「あはは。なにこれ面白い! リトマス紙みたい!」
「そのリトマス紙が何かは知らないけど、原理は理解したみたいね」
「うん!」
「ちなみに5秒間カードに触らなくても元の無地に戻るから一応それも覚えておきなさい」
「うん。分かった。部屋に戻ったら色々と確認してみるよ」
リリスの言葉に頷いたあと、僕たちの会話を聞き届けていた受付嬢さんがこの時間を締めくくるように言った。
「それでは、これでギルド加入手続きと冒険者ライセンスの発行完了しました。今この時より、アカツキ・センリ様は本ギルドのメンバーとなります。ようこそ、我らがギルドへ!」
「――っ。はい! これから色々とよろしくお願いします!」
憧れの異世界での生活は、こうして順調に進んでいく。
そんな実感を噛みしめるように、僕はぎゅっと強く、自分の冒険者ライセンスを強く握り締めた。
【あとがき】
シエルレントとギルド・シエルレント支部の3Dモデルになります。
一枚目が『シエルレント』
二枚目が『ギルド』です。
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