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13 フィリップの手紙 2/8
「仲良し四人組」を結成した頃、学校の外で思わぬ出来事がありました。
アリアと婚約する前に婚約していたジョセフィーヌと、彼女の父親が僕の父を訪ねてきていたのです。ジョセフィーヌとは一回会ったきりで親が勝手に婚約を解消してしまったので、僕からするとよくわからない状態になっていました。
ジョセフィーヌもまた僕好みのおっぱいとお尻を持っていて、初めて会った時はぞくぞくしました。体だけならセリーヌ以上です。あの感覚はゴツくて力の強い欲動でしたね。彼女は三歳年上で発育がよく、結婚すれば毎日あの体を自由にできるのかと思うと、わくわくが止まらなかったです。上目遣いをした時のくりっとした目も愛らしく、すぐに抱きしめたいと思ったほどです。
そんなジョセフィーヌと破談してしまったので当時とても残念だったのですが、実際にはすぐに忘れていました。
その日、最初は父とジョセフィーヌと彼女の父親の三人が応接室で話していました。僕は自室で本を読んでいたのですが、突然扉がノックされました。
誰だろうと思い扉を開けると、目の前にいたのはなんとジョセフィーヌです。使用人が案内してきたようで、使用人は会釈をすると去っていきました。
僕は驚いて「どうしたの? ジョセフィーヌ、話は終わったの?」と尋ねました。
ジョセフィーヌは静かに首を横に振り、「いえ、まだです。でもお父様がフィリップ様とお話させてもらえるなら、お話してきなさいと言うので来ました」と、艶のある声で答えました。かすかにジャスミンの香りもします。テンションぶち上げです。
「そ、そうなんだね! じゃあとりあえず入りなよ。紅茶とお菓子があるから、一緒に食べよう!」
ジョセフィーヌを部屋に招き入れ、内側の鍵をしっかり閉めました。心の中の人差し指で指差し呼称をしました(「鍵の確認、ヨシ!」)。
ジャネット先生は僕がどうしてこんなにジョセフィーヌとの再会を詳しく書くのか不思議に思っていることでしょう。
実は、僕は今女性と接する機会がまったくありません。話すとしてもむさくるしいおっさんばかりです。本当に屈辱的な毎日を送っていて、辛いです。部屋に漂う加齢臭を取り除くために、僕は当時の薔薇色の思い出を紙面に蘇らせ、香水としたいのです。
ああ! 次から次へと思い出してきます!
椅子に腰掛けたジョセフィーヌにはそそられました!
窓から入る太陽の光が彼女の胸元を照らし、背中から尾てい骨に至る曲線は、豊かなお尻に結実しています。彼女に吸い付いていた紫のドレスは、まるで僕の性欲をかき立てるために仕立てられたかのようです!
何はともあれ話をしに来たのであればジョセフィーヌと話をしなければなりません。僕はその当時彼女の家の事情など知りませんでしたから、そのあたりを聞いてみることにしました。すると、飢饉の影響で農作物が取れず国王陛下への納税が滞っていることや、父親が趣味に没頭しすぎて骨董品を買い漁っていたけど、どれも二束三文のガラクタで騙されたなど、かわいそうな話ばかりでした。
僕はジョセフィーヌの話を聞くうちにどうして婚約が解消されたのかわかってきました。簡単に言うと、ジョセフィーヌの家は結婚に値する家ではないと父が見切ったからでしょう。
ただそんなことは僕には関係ありません。目の前におっぱいがある、いえ失礼しました、魅力的な女性がいます。
僕が考えることは一つでした。
アリアと婚約する前に婚約していたジョセフィーヌと、彼女の父親が僕の父を訪ねてきていたのです。ジョセフィーヌとは一回会ったきりで親が勝手に婚約を解消してしまったので、僕からするとよくわからない状態になっていました。
ジョセフィーヌもまた僕好みのおっぱいとお尻を持っていて、初めて会った時はぞくぞくしました。体だけならセリーヌ以上です。あの感覚はゴツくて力の強い欲動でしたね。彼女は三歳年上で発育がよく、結婚すれば毎日あの体を自由にできるのかと思うと、わくわくが止まらなかったです。上目遣いをした時のくりっとした目も愛らしく、すぐに抱きしめたいと思ったほどです。
そんなジョセフィーヌと破談してしまったので当時とても残念だったのですが、実際にはすぐに忘れていました。
その日、最初は父とジョセフィーヌと彼女の父親の三人が応接室で話していました。僕は自室で本を読んでいたのですが、突然扉がノックされました。
誰だろうと思い扉を開けると、目の前にいたのはなんとジョセフィーヌです。使用人が案内してきたようで、使用人は会釈をすると去っていきました。
僕は驚いて「どうしたの? ジョセフィーヌ、話は終わったの?」と尋ねました。
ジョセフィーヌは静かに首を横に振り、「いえ、まだです。でもお父様がフィリップ様とお話させてもらえるなら、お話してきなさいと言うので来ました」と、艶のある声で答えました。かすかにジャスミンの香りもします。テンションぶち上げです。
「そ、そうなんだね! じゃあとりあえず入りなよ。紅茶とお菓子があるから、一緒に食べよう!」
ジョセフィーヌを部屋に招き入れ、内側の鍵をしっかり閉めました。心の中の人差し指で指差し呼称をしました(「鍵の確認、ヨシ!」)。
ジャネット先生は僕がどうしてこんなにジョセフィーヌとの再会を詳しく書くのか不思議に思っていることでしょう。
実は、僕は今女性と接する機会がまったくありません。話すとしてもむさくるしいおっさんばかりです。本当に屈辱的な毎日を送っていて、辛いです。部屋に漂う加齢臭を取り除くために、僕は当時の薔薇色の思い出を紙面に蘇らせ、香水としたいのです。
ああ! 次から次へと思い出してきます!
椅子に腰掛けたジョセフィーヌにはそそられました!
窓から入る太陽の光が彼女の胸元を照らし、背中から尾てい骨に至る曲線は、豊かなお尻に結実しています。彼女に吸い付いていた紫のドレスは、まるで僕の性欲をかき立てるために仕立てられたかのようです!
何はともあれ話をしに来たのであればジョセフィーヌと話をしなければなりません。僕はその当時彼女の家の事情など知りませんでしたから、そのあたりを聞いてみることにしました。すると、飢饉の影響で農作物が取れず国王陛下への納税が滞っていることや、父親が趣味に没頭しすぎて骨董品を買い漁っていたけど、どれも二束三文のガラクタで騙されたなど、かわいそうな話ばかりでした。
僕はジョセフィーヌの話を聞くうちにどうして婚約が解消されたのかわかってきました。簡単に言うと、ジョセフィーヌの家は結婚に値する家ではないと父が見切ったからでしょう。
ただそんなことは僕には関係ありません。目の前におっぱいがある、いえ失礼しました、魅力的な女性がいます。
僕が考えることは一つでした。
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