シャム猫

１３８

ボタンを一つ一つ外しながら、徐々に頭を下げ口付けられていた為、途中までだったのを全部外し、服を脱がされ、俺だけが全裸にされている。

「ジョエルも・・俺だけが脱がされて、恥ずかしいから」

ジョエルのズボンに手をかけ、ボタンを外そうとしたら、さっと、上着を脱いで、

「脱がしてくれるの？」

って、緊張して、ボタンを外すのに、もたもたしているのを見ながら、楽しそうに、こめかみや額にＫＩＳＳをされた。

ボタンを外している時点で気付いていたけど、下着を脱がすと、随分とご立派なものが飛び出してきて、ちょっと慄いてしまう。

これ、その内、受け入れる事になるのか・・・

入るか？

こんなでかいの。

「怖い？」

見て、思わず固まってしまったいたら、顎を掬い上げられ、目線を合わせられた。

嘘を言ってもしょうがないから、正直に、口にした。

「・・・少し。・・大きいから吃驚して」

温泉とかでは、起ってなかったと思うし、そもそも、ジョエルの下半身を、じろじろ見てなんていなかったから。

あまり比べるべきじゃないとは思うけど、皇紀のと比べて、断然に大きいから・・・

怯んだ。

「優しくする。少しづつ慣らしていく。強引に突っ込んだりなんてしない。だから・・怖がらないで」

チュッ、チュッ、チュッ

軽くキスを繰り返しながら、舌で、唇をつつかれ、そっと唇を開くとすぐ、予想通り、舌が潜り込んできた。

初めの内は、落ち着かせる為か、ゆっくりと動いていたのが、だんだん大胆な動きに変わっていき、さっきので萎えかけていた俺のが、再び、起ちあがっていき、そして、ジョエルの大きな手に、優しく包み込まれた。