シャム猫

大器晩成らしい

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「んっ、んっ、んぅ、ハァんっ」

くちゅくちゅと口内を貪られながら、胸と竿を執拗に責められ、今にも限界を迎えそうな程、張り詰めていて、

「もっ・・イく・・んぅ、イちゃう、あっんんんん~」

最後の一押しとばかりに、胸の尖りを強めに捩られ、引っ張られた瞬間、浴室の壁に向かって、白濁を飛び散らせていた。

ハァハァハァ

足の力が抜け、崩れ落ちそうになったのを、後ろからジョエルに引き上げられた。

「大丈夫?」

「んっ///」

ジョエルの昂ぶってるのが背中に当たり、ジョエルのがまだな事に気付き、支えられたまま、後ろ手で、下から撫で上げた。

ピクッって動いて、何か可愛い。

本格的に、握って擦ろうとする前に、手首を捕まれ、引き剥がされた。

えっ?

・・・何だろ・・電車で痴漢してるのを、現行犯で捕まえられたみたいになってない?

これ。

「こら、悪戯しない」

「むぅ、ジョエルは散々悪戯してたのに?」

「俺はいいの」

「何それ。でも、そのままじゃ、辛いよね?」

「クスクスッ、俺は、ベッドでたっぷりと楽しませてもらうから、今はいいよ」

ジョエルはそう言うと、さっさとシャワーで、壁にかかった白濁と、俺達の身体に残っていた泡を、綺麗に洗い流してしまった。

うっ、たっぷりとって・・・


ジョエルに腰を抱かれたまま、共に、浴槽の中へと身体を沈める。

桃の甘い良い香りに、自然と笑みが零れる。

俺が好きで使っていると言った入浴剤と同じ物を、わざわざ取り寄せてくれたようなのに、それを言わずに、さり気無く入れてくれていて・・・心遣いなんだろなぁ。

何か、嬉しい。

「ジョエル、俺の好きな香り、覚えていてくれたんだね。ありがと」

ジョエルの膝の間に座って、凭れていたけど、身体を捩って、抱きついた。

「そんなの当たり前だよ。喜んでくれたのなら、良かった。・・・チュッ」

KISSの気配に、顎を上げ、目を閉じ、唇が落ちてくるのを待った。

「んっ・・ペロッ・・あっ・・・ん・」

待っていたのに、軽くチュッってしただけで、離れて行きそうだったから、ジョエルの唇を舐め、もっと続けたいと、アピール?したら、望みどおり、戻ってきて、角度を変えては、何度も何度も、口付けを交わし合った。








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