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ジョエルの場合56
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「派手にやったな・・・」
湖箔が付けたキスマークを指でなぞる。
「いくらでも、って言ったからね」
四葉のクローバーかな?
思わず口元が緩む。
「(じゃあ、俺は○ッキーにしとくか)」
「えっ?あっ、ちょっ・・っつぅ、んっ」
湖箔を押し倒し、大小2個、キスマークを追加。
・・・フッ
「ちょっ・・・目立たない?これ」
「服で隠れるから大丈夫だろ?」
乱れた服を直した後、ワイシャツの上から、その部分を指差し、
「・・・いやいや、透けてるよね?」
ん?あ~、確かに。
タンクトップの端から、追加した耳の部分がはみ出て、ワイシャツ越しに、微かに見えている。
不味いな。
他の奴等に、『湖箔は、売約済み』と主張したい気持ちもあるが、気付かれたら、大騒ぎになる事、必至だしな。
「下に着るの、ランニングの方がいいかもな」
「(ランニング?あったかなぁ、ん~、Tシャツでいいか?)」
「出してくるから、ちょっと待って」
「えっ、いいよ、わざわざ。鞄を抱えて帰るから」
鞄を両腕で抱える湖箔・・・可愛すぎだな。
俺以外には、見せたくない。
クローゼットの中、湖箔の服をしまっている段の引き出しを開け、前に買っておいた、半袖のランニングを2枚、取り出し、湖箔に渡した。
「1枚は、今、着替えて、もう1枚は換え用ね」
袋を開け、中に入ってる服を広げ、
「・・・俺サイズだ。買っておいてくれたの?ありがと」
「どう致しまして。じゃあ、着替えようか?」
「ん、自分で」
「遠慮するな」
「遠慮じゃなくて」
せっかく着直していたようだけど、ちょこちょこ悪戯をしかけながら、1枚1枚、脱がせていった。
「いやいや、下は脱がなくても大丈夫だから」
「脱いだ方が着易いだろ?」
「ズボンは少し下げた方が着易いけど、完全に脱がす必要はないよね?パンツは関係ないよね?」
湖箔が付けたキスマークを指でなぞる。
「いくらでも、って言ったからね」
四葉のクローバーかな?
思わず口元が緩む。
「(じゃあ、俺は○ッキーにしとくか)」
「えっ?あっ、ちょっ・・っつぅ、んっ」
湖箔を押し倒し、大小2個、キスマークを追加。
・・・フッ
「ちょっ・・・目立たない?これ」
「服で隠れるから大丈夫だろ?」
乱れた服を直した後、ワイシャツの上から、その部分を指差し、
「・・・いやいや、透けてるよね?」
ん?あ~、確かに。
タンクトップの端から、追加した耳の部分がはみ出て、ワイシャツ越しに、微かに見えている。
不味いな。
他の奴等に、『湖箔は、売約済み』と主張したい気持ちもあるが、気付かれたら、大騒ぎになる事、必至だしな。
「下に着るの、ランニングの方がいいかもな」
「(ランニング?あったかなぁ、ん~、Tシャツでいいか?)」
「出してくるから、ちょっと待って」
「えっ、いいよ、わざわざ。鞄を抱えて帰るから」
鞄を両腕で抱える湖箔・・・可愛すぎだな。
俺以外には、見せたくない。
クローゼットの中、湖箔の服をしまっている段の引き出しを開け、前に買っておいた、半袖のランニングを2枚、取り出し、湖箔に渡した。
「1枚は、今、着替えて、もう1枚は換え用ね」
袋を開け、中に入ってる服を広げ、
「・・・俺サイズだ。買っておいてくれたの?ありがと」
「どう致しまして。じゃあ、着替えようか?」
「ん、自分で」
「遠慮するな」
「遠慮じゃなくて」
せっかく着直していたようだけど、ちょこちょこ悪戯をしかけながら、1枚1枚、脱がせていった。
「いやいや、下は脱がなくても大丈夫だから」
「脱いだ方が着易いだろ?」
「ズボンは少し下げた方が着易いけど、完全に脱がす必要はないよね?パンツは関係ないよね?」
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