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所々で聞き込みをしている警察官を見かけ、俺も何回か呼び止められた。
月夜君の写真を見せられ、見かけなかったかを訊ねられた。
「今日、修学旅行から帰ってきたのですが、俺の友達の隣の家の子で、名前は月夜って名前でしょ?友達が修学旅行先に来てるかもって、必死に捜していました。でもっ、7時頃に学校に着いて1番に、走って帰って行ったのに、まだ家に着いていないって、ついさっき友達の親から電話が来ました。お願いです。月夜君と一緒に、友達も捜して下さい。名前は神永葵です。高校2年の16歳です」
俺はスマホに撮ってあった、葵の写真を警察官に見せ、メールを送らせて貰った。
「葵は絶対に寄り道なんてしません。月夜君と同じ状態になっている可能性が高いです。捜して下さい。お願いします」
俺は深く頭を下げて、警察官に再度お願いをして、そこを離れた。
葵の家へ向かう途中、同じ様に捜しに出て来た、涼太と祐樹と合流した。
「どう思う?誘拐かな?」
「他の所になんか、寄り道しないだろ」
「俺達以外にも、大勢が捜しに出てる。とりあえず、葵の家に行こう」
「その隣の家にいるんじゃねぇ?」
「あっ、そっか、そっちに集まるって言ってたもんね」
「そうだな。急ごう」
皆、必死に捜した。
警察に、店や各家の防犯カメラを調べて貰った結果、月夜君と同じ様に、途中から、どこにも映らなくなっていたらしい。
その時刻に、通り過ぎる人も車もなく、もちろん、その周辺の家も、捜索されたが、見つかる事は無かった。
完全にお手上げ状態だ。
祐樹は、マンホールに落ちたんじゃないかって、川の中で釣りをする人が着る様な、長靴とオーバーオールが一体になったような形の、防水の服をわざわざ買って来て、マンホールに捜しに入ろうとしていた。
警察に、蓋を開けて入ろうとする所を見つかって、危険だからと、止められたようだが・・・
俺も、出来ればそうしたい。
何かしてないと、不安なんだ。
神に縋った所でどうにかなるとも思えないし、神なんて、そもそも、いるかどうかも分からないが、近所の神社に毎日、祈りに行っている。
俺以外にも、神頼みに来ている奴が、多くいるようだ。
顔馴染みになった神主が、ここ最近、男子高校生の参拝客が増えたって言っていた。
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葵の家へ向かう途中、同じ様に捜しに出て来た、涼太と祐樹と合流した。
「どう思う?誘拐かな?」
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「あっ、そっか、そっちに集まるって言ってたもんね」
「そうだな。急ごう」
皆、必死に捜した。
警察に、店や各家の防犯カメラを調べて貰った結果、月夜君と同じ様に、途中から、どこにも映らなくなっていたらしい。
その時刻に、通り過ぎる人も車もなく、もちろん、その周辺の家も、捜索されたが、見つかる事は無かった。
完全にお手上げ状態だ。
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