何で僕を?

大器晩成らしい

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写真写り、悪かったのか・・・

写真を見て、あんなにも可愛いと思っていたのに、目を閉じた状態でも、実物の方が、こんなにも綺麗で可愛いとは。

肌まで、綺麗だ。

どこに触れても、すべすべで、吹き出物一つない。

手触り抜群、全身を舐めまわしたいくらいだ。

それにしても、余分な毛が全然ないな。

これから生えてくるのか?

それとも、そういう体質か?

男性ホルモンが少ないとか。

あそこも・・・小振りで可愛いな。

俺が16歳の時は、もっと・・・いや、言うのは止めておこう。

葵ちゃんの名誉の為に。


唇を軽く触れ合わせ、引き寄せ抱き締める。

もっと深く触れ合いたいけど、今は、これで、我慢しておこう。

起きたら、容赦しない。

いやっ、容赦できそうにない、が正しいな・・・


もぞっ

微かに、動いたかと思ったら、俺を凝視している気配を感じた。

「フフッ、おはよう、葵ちゃん」

ビクッ!!

声をかけたら、ビクッとされ、ちょっと悲しくなる。

「逢いたかった・・・」

葵ちゃんは、やっぱり、俺が誰か判らないようだ。

頬をなで、頭、こめかみ、瞼、頬と軽く口付けをしながら、最後に唇を奪ってやった。

「んっ・・・んっ~ん・・あっ・・・はぁ・あぁ・・・ん・・」

「あっ・・んっ・ちょ・・ちょっとま・・って・・・・ん・・だれ・・やっ・・」

「ッ・・ハァ・・葵ちゃん、俺が判らない?」

判らないって顔をしている。

「本当に判らない?・・・随分、待ったんだけど。修学旅行から帰ってくるの・・・」

そう言ったら、引っかかるものがあったのか、真剣な顔をして、いろいろと考え出したようだ。


無防備だな・・・

結論が出るまで、時間がかかりそうだ。

こっちはこっちで、好きにさせて貰うか。

さわさわ~

内腿の感触を確かめながら撫でていると、緩く立ち上がり始めた。

「やっ、どこ触ってんっ・・あん・・・んんっ」

意識がこっちに戻ったようだ。

抗議の声を、口で塞ぎ、軽く握って、上下に擦ってみた。

「駄目だ・・って・・・やあっ・・・ああん・」

先端をくりくりと弄り、雁首を、自分のを擦った時、気持ちいいと感じた力加減で、責めてみる。

「いやっ・・やっ・やっ・・あんっ・んんっ~」

切羽詰った声を上げだし・・・

「待っ・・ダ・メッ・・・やっ・・んっ・・いやっああああん」


ああ、葵ちゃんって、こんなに甘い声でなくのか・・・

知らなかったな。


手についた白濁を、サイドテーブルに置いておいたタオルで、軽く拭ってから、葵チャンの唇にKISSを落とした。

・・・

「葵ちゃん?」

・・・

えっ、まさか、気絶しちゃった?

可愛いけど、非常に困る。


葵ちゃんの嬌声で、俺の下半身が、熱く滾ってしまったのだから。



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