何で僕を?

大器晩成らしい

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「わぁ~、本当?嬉しい。僕でも作れるかな?やり方、教えてくれる?」

「・・・う~ん、作れるとは思うよ?練習すれば。もちろん、やり方も教えてあげる。このやり方を覚えさえすれば、いろいろと応用が利くようにも成るだろうから、魔法の技術も向上すると思うよ・・・でも、やり方が解かっても、カキ氷とシェイクだけは、作らないで欲しいんだよね」

「えっ?何で?」

「料理に関して、俺は味見くらいしかできないでしょ?、葵ちゃんに全部、任せる事になると思うんだよね。だけど、せめて、この2つだけでも、俺が葵ちゃんに作ってあげたい(そして、今みたいに、満面の笑顔を見せて欲しい)・・・ダメ?」

何か、キュンときた。

「ダメじゃないよ。ありがとう。とても、嬉しい。だから、飲みたくなったら、月夜にお願いするね。僕は、そうだなぁ・・・肉で練習して、挽肉にしてみる!パンを削って、パン粉を作るのもいいね。上手くできたら、ハンバーグを作ってみるから、月夜は味見をしてね」

「うん」

「あっ、ハンバーグを食べる時、サッパリする果物のシェイクが飲みたいかも、作ってもらって良い?」

「もちろん。じゃあ、まずは、ここにある果物を、どんどん試食して、余った分は、どんどん凍らせていこう。後、ラピスが用意してくれた、果物リストにも感想を記入しておかないとね」

「そうだね」



・・・うぷっ、張り切って、食べ過ぎたみたい。

でも、一応、達成感はあるかも。

一通り、味を知る事ができたからね。


気に入った果物がいっぱいあったから、月夜と相談しながら、6種類に絞り込んで、それぞれ10個ずつ、ラピスさんに、追加で注文してもらった。

「請求書が来たら、支払うので、僕に言って下さいね」

「いいえ、城内で購入した飲食物の代金は、全て、城でお支払いする事になっております。外出先で、屋台の物を食べたとか、食事処やカフェ等で、食した分の代金等でしたら、個人払いとなりますが」

「えっ、本当にいいの?果物だけでも、結構な金額になると思うのだけど。その他にも、肉や魚介類、野菜や調味料といった物も、今回、大量に届けて貰ったよね。凄い金額になっちゃったんじゃないかな?」

「大丈夫です。そういう契約になっておりますので、お気になさらないで下さい。もっと、ばんばん購入していっても、構いませんからね」

ばんばんって・・・

フフッ、そこまで言われたら、いっぱい仕入れちゃうかもよ?

いっぱい、料理を作りだめしたいからね。


僕と月夜とラピスさん(3名分)×3食×10日分+27食(何かあった場合の予備用で3日分)=117人前は必要だからね。

頑張ろう。





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