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コンコン
「失礼します。月夜様、少し宜しいでしょうか?」
「何?」
「(王太子殿下より、ラリマー財務長官のご子息を見かけたので、気を付ける様にとの事です)」
「(誰、それ?)」
「(・・・月夜様に言い寄っておられた内のお一人かと)」
「(記憶にない。でも、そいつが何かしてくるとでも?)」
「(ご自分が振られた事に、納得がいってないようです。月夜様のご結婚と聞き、嫉妬して、暴挙に出る可能性もあるかと)」
「(う~わ~、面倒だな。暴挙って何だろ。手っ取り早く、駆除していい?)」
「(くっ、駆除?一応、財務長官のご子息ですので、ちょっと・・・)」
「(う~ん、じゃあ、俺達に反射の結界を張っておくってのはどう?何もしてこなければ、何も起きない。ただ、何かしたら、それは全部してきた奴に、返るってだけなんだけど、それなら、自業自得でいいだろ?)」
「(ええ、それでしたら、よろしいかと。では、張り終わりましたら、奥の扉から中へお入り下さい)」
「(了解。あっと、結界の事、王太子に伝えといて、面白いのが見れるかもよって事も)」
「(かしこまりました。お伝えして参りますので、失礼します)」
「さてと、葵ちゃん、中に入る前に、念の為、結界を張ろうか」
「・・・念の為って何?長い内緒話に関係してるの?何の話だったの?」
「内緒って事でもないんだけどね。俺に振られた奴から、嫌がらせがあるかもしれないって忠告。だから、絶対に俺からは離れないで欲しい。結界は、攻撃系には強いから、そっちの面では心配してないけど、人にかけた場合、持ち上げて、そのまま連れ去るって事はできちゃうんだよね」
「えっ、やだ」
「うん。だから、何があっても、俺の腕から手を離さないで、いいね。俺も、葵ちゃんを抜かして、ちょっと向こうで話でもって言われても、絶対に断わるから。トイレとかも、行きたくなったら付いて行くから、ちゃんと言ってね」
「えっ、トイレも?」
「もちろん」
「・・・披露宴って、どの位の時間やってるのかな?」
「真夜中までらしいよ。でも俺達は、招待客の挨拶を一通り受けたら、先にあがっていいって。初夜だからね。暗黙の了解って奴」
「それって、皆に、エッチしに行くからお先に、って言ってるようなもんって事?」
「そう。そういう事」
早く帰らせて貰えるのは嬉しいけど、そんなの、恥ずかしいよ~。
「失礼します。月夜様、少し宜しいでしょうか?」
「何?」
「(王太子殿下より、ラリマー財務長官のご子息を見かけたので、気を付ける様にとの事です)」
「(誰、それ?)」
「(・・・月夜様に言い寄っておられた内のお一人かと)」
「(記憶にない。でも、そいつが何かしてくるとでも?)」
「(ご自分が振られた事に、納得がいってないようです。月夜様のご結婚と聞き、嫉妬して、暴挙に出る可能性もあるかと)」
「(う~わ~、面倒だな。暴挙って何だろ。手っ取り早く、駆除していい?)」
「(くっ、駆除?一応、財務長官のご子息ですので、ちょっと・・・)」
「(う~ん、じゃあ、俺達に反射の結界を張っておくってのはどう?何もしてこなければ、何も起きない。ただ、何かしたら、それは全部してきた奴に、返るってだけなんだけど、それなら、自業自得でいいだろ?)」
「(ええ、それでしたら、よろしいかと。では、張り終わりましたら、奥の扉から中へお入り下さい)」
「(了解。あっと、結界の事、王太子に伝えといて、面白いのが見れるかもよって事も)」
「(かしこまりました。お伝えして参りますので、失礼します)」
「さてと、葵ちゃん、中に入る前に、念の為、結界を張ろうか」
「・・・念の為って何?長い内緒話に関係してるの?何の話だったの?」
「内緒って事でもないんだけどね。俺に振られた奴から、嫌がらせがあるかもしれないって忠告。だから、絶対に俺からは離れないで欲しい。結界は、攻撃系には強いから、そっちの面では心配してないけど、人にかけた場合、持ち上げて、そのまま連れ去るって事はできちゃうんだよね」
「えっ、やだ」
「うん。だから、何があっても、俺の腕から手を離さないで、いいね。俺も、葵ちゃんを抜かして、ちょっと向こうで話でもって言われても、絶対に断わるから。トイレとかも、行きたくなったら付いて行くから、ちゃんと言ってね」
「えっ、トイレも?」
「もちろん」
「・・・披露宴って、どの位の時間やってるのかな?」
「真夜中までらしいよ。でも俺達は、招待客の挨拶を一通り受けたら、先にあがっていいって。初夜だからね。暗黙の了解って奴」
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「そう。そういう事」
早く帰らせて貰えるのは嬉しいけど、そんなの、恥ずかしいよ~。
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