何で僕を?

大器晩成らしい

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朝ごはんは、ハンバーグ&目玉焼き&レタスみたいな葉物野菜のサンドと、ベーコン&いり卵のサンド、それと果実水。

収納から取り出し、もそもそ食べている。

定番の膝の上で。

寝不足で、くらくらするんだけど?

「はい、次はこれね。あ~ん」

月夜は、何でこんなに元気なんだ?

「ごちそうさま」

「もういいの?」

「うん。お腹いっぱい。月夜、入るなら、食べて」

月夜に、食べかけのサンドを食べて貰った。


ラピスさんは、馬車の準備をする為に、今、外にいる。

食べ終わるのが早かったから、待ってないで、先に準備しに行っていいよって言ったから。

〝葵様に、食器の片付けをさせるなんて〟って渋ってたけど、〝分担した方が、早く出発できるから〟って言って、押し切った。

使った食器類は、そのまま収納へ入れるだけだから、全然手間じゃないし。

自動洗浄、自動滅菌までしてくれるからね。


「ごちそうさま。とても美味しかった。ありがとう。葵ちゃん」

「・・・うん///」

「(真っ赤になって照れて、ん~可愛い)チュッ、チュッ、チュッ」

「んっ、もう。ラピスさんを待たせちゃ悪いから、さっさと収納して行くよ」

「了解」


月夜に抱き上げられ、外に出ると、馬車に馬を繋げ、すぐに乗り込めるように、ステップ台を下ろし、扉を開けて待ってくれていた。

馬車に乗り込むと、扉を閉めてくれ、御者席へ。

「ねぇ月夜、門の開閉と施錠って、魔法でできないかな?」

「何で?」

「だって、門番がいないから、いちいちラピスさんが馬車から降りてしなきゃいけなくて、大変そう」

「門の開閉は風魔法でいける。施錠は・・・ダメか。そうだ、空間魔法を使えば・・・門は閉めたままで、道路⇔敷地間は馬車ごと転移でいけるな。それでいい?」

「えっ、転移できるの?」

「短距離だけならね」

「見たい。・・・けど、次でいいや。考えてる間に、門は通り抜けたみたいだから」





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