何で僕を?

大器晩成らしい

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昨日は睡眠不足だったし、お風呂にゆっくり浸かったから、身体がぽかぽかしていい感じの時にベッドに入れたから、1分もしないで、即、眠りに入れた。

やっぱり、NoエッチDayを作って正解だね。

身体の休息、とても大事。

約束しなきゃ、過労死まっしぐらだったよ。

だから今朝は、すっきりお目覚め。

「おはよう、葵ちゃん。チュッ」

「んっ、おはよう、月夜」

「よく眠れた」

「それはもうばっちり♪」

「そう、それは良かった。今夜が楽しみだ♪」

「朝までとか、意識なくすまでとかはダメだからね」

「解かってるよ。でも、昨日いっぱい我慢したから、ご褒美頂戴ね?」

「ご褒美?何欲しいの?」

「まだ、内緒」

「できる範囲でね」

「もちろん♪」

・・・何か、不安だ。

「じゃ、ご飯食べに行こうか」

「うっ、うん」

月夜が用意した服に袖を通し、荷物を全部収納に仕舞ってから、食事をしに、寝室をでた。

そして、ラピスさんが用意しておいてくれた食事を、皆で摂った後、早々に宿を発った。

雨が降りそうな、嫌な空。

「向かう先には、雲がないみたいだね」

「では、降り出す前に抜けられるよう、急ぎますね」

「お願いします」

小雨ならいいけど、暴風雨とかになったら、そんな中、馬車を走らせるのは危険だもんね。


ドドドドドド

お~、超特急だ~。

砂煙、再び。

視界が全く見えないね。

「月夜。そう言えば、ここら辺には、魔物は出ないの?」

「でるよ」

「えっ、退治しないで大丈夫?」

「退治するよ。(気配を読んで、魔物を発見したら、無詠唱で魔法を放って、退治したら無限収納に自動収納させるんだよ)」

「視覚ゼロで、そんな事できるの?って・・・そう言えば昨日、見ないで仕留めていたんだった」

「仕留めたのは、昨日だけじゃないよ。王都を出てから農耕地以外はずっと、中級以下はこっそりとね。でも、湖に着く前に出た魔物だけ、中級でも、上級よりの大物っぽかったから、葵ちゃんのレベルアップには調度いいかなって」

「そうなんだ。ありがとう。僕、全然、気付かなかった。何の魔法を使ったの?雷なら、音とか光りとかで気付くもんね?」

「うん。雷じゃないよ。何だと思う?」

「えっ、う~ん、何だろ?火や風も気付き易いよね。水で鼻と口を塞いで溺死?時間がかかるか。残りは土か氷。どっちでもいいような気がする」

「そうだね、どっちでもいいよね。でも俺は、氷の魔法の方が、イメージし易いから、そっちを使ってる」

「そっか。じゃあ、お願いね」

本当は僕も、魔物の退治に参加して、撃つタイミングだけでも、先ずは完璧にしたかったけど、砂煙があるから僕には無理だね。

気配が読めなくて、目視に頼ってるから。

だから、残念。






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