何で僕を?

大器晩成らしい

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僕は今、ラピスさんに紹介された、敷物専門店の中。

品揃えが豊富過ぎて、いろいろと目移りしちゃって、なかなかに決めかねている。

落ち着いた色味がいいよね。

派手なのはちょっと、部屋に合わないしね。

円形にするか、四角にするか。

手足と頭付き、毛皮を剥いだままって感じの敷物も置いてあるけど、それはちょっとね。

どうしよう。

円形の方が、丸みがあって柔らかい印象で、好きなんだけど、四角い方が、二人でゴロゴロするのには、丁度いいんだよね・・・

「月夜、どっちの形がいい?」

「四角い方が、寝転がった時に、足とかが出なくていいんじゃないかな?」

そうなんだよね。

「よしっ、形は四角で。色はアイボリーがいいかな。象牙色っていうの?で、ふわふわもこもこのラグを、見せて貰ってもいいですか?」

「はい、もちろんです。こちらにどうぞ」

店員さんに案内して貰い、四角いラグコーナーへ。

色別に分かれていて、更に、素材別に分かれていた。

「色は、ここら辺ですかね。ふわふわもこもこですと、このビッグホーンラビットの毛皮を、裏表に張り合わせた物が、当店では一番、ふわふわもこもこになります。どうでしょう」

うわ~、いい。

手触りも完璧。

大きさは、3畳くらいかな。

サイズもいい感じ。

「これがいい。月夜はどう?」

「うん、いいと思うよ(これだけの厚みがあれば、エッチする時、膝とか肘が痛くならなくていいな)」

何枚買おうかな・・・城の中の部屋に置くのと、セカンドハウス用でしょ?後、別荘用。

自分達の分と、ラピスさんの部屋にも置いてあげたいよね。

となると、最低でも6枚か。

あっ、寝室のベッドの足元にも置きたいから、プラス3枚必要かも。

「全部で9枚か・・・9枚、揃えられます?」

「きゅ9枚ですか?少々お待ち下さい。倉庫の方も見て参りますので」

「お願いします」

店頭には3枚しかないもんね。

僕が言った色。

「おかけになってお待ち下さい。お飲み物はいかがですか?」

探しに行ってる間、他の店員さんに勧められ、ソファーに腰を掛けた。

月夜が。

僕はずっと抱き上げられていたから、そのまま膝の上。

まぁ、いつも通り。

「葵ちゃんは、のど渇いてる?」

「ん~、大丈夫。ラピスさんは?」

「私も大丈夫です」

この後、パンケーキのお店に連れてって貰うしね。

その時に、飲み物も頼むから、今はいいや。





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