何で僕を?

大器晩成らしい

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十数分待って、やっと担当者が戻って来た。

でも、肩を落とし、申し訳なさそうにしている。

「お待たせして、申し訳ありません。在庫の方を確認してきたのですが、同じ色の物は、店頭の物を含め、7枚しかなかったので、職人に、作るとしたら、何日かかるか訊いて来たのですが、最近、ビッグホーンラビットの毛皮が、あまり流通しなくなり、2枚分どころか、1枚分も確保できそうにないそうなんです。ですので、受注しても、いつ完成して、いつ納品できるのか、はっきりとは言えないそうです」

ん~、発注も無理かぁ・・・残念。

でも、無い物は仕方ない。

「他の色でもよろしければ、同じ形、同じ素材の物をご用意できます。例えば、淡いグリーンでしたら、5枚。淡いピンクでしたら、8枚。真っ白でしたら、10枚ご用意できますが、どうでしょう?」

真っ白はちょっとなぁ。

いっその事、3色、3枚ずつ買おうかな?

別荘は、淡いグリーンで、セカンドハウスは、淡いピンク、城は、アイボリーとか。

場所ごとに色が違う方が、気分も変わっていいような気がしてきた。

「う~ん、じゃあ、アイボリー、淡いグリーン、淡いピンクそれぞれ3枚ずつ買うとして、お値段はおいくらになります?」

「1枚あたり、金貨2枚ですので、全部で金貨18枚となりますが、欲していた色がなく、別の色に変えて頂くのと、まとめて9枚も買って貰うので、全部で、金貨15枚、これでどうです?」

相場ってどうなんだろ?

ステータス・・・雪華、教えてほしい事があるんだけど・・・

《はい、久しぶりですのん。寂しいですのん》

うっ、ゴメンね?

《もう少し頻繁に、語りかけて欲しいのですのん》

了解ですのん。

《マネはダメですのん。それで、何が知りたいのですのん?》

今、僕が触れている、ラグの相場が知りたくて、分かる?

《もちろんですのん。地域によって変わるけど、大体、金貨2~3枚ですのん》

じゃあ、金貨15枚は、かなりお得だよね。

ありがと、また何かあったらお願いね。

《はいですのん》


「よしっ、買います」





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