何で僕を?

大器晩成らしい

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食後、食器やテーブル、イスを収納し、下に敷いていた、プレスした草も、忘れず収納した。


「どうする?道沿いに、草を刈って、集めながら、歩く?」

「そうだね。ラピスは、馬車の移動ね。ゆっくり後を付いてきてくれる?」

「はい、畏まりました」

「モカはどうする?僕と行く?」

クキュ

「モカ、前に出ると危ないから、僕の横にいてね」

コクコク

「よし、じゃあ、行くか」


<<ウインドカッター>>

<トルネード>・・・・・・・・<プレス><収納>

「葵ちゃん、次はもっと、幅広になるようにイメージしながら、飛ばしてみて」

「うん、やってみる」

<<ウインドカッター>>

「いいね。さっきより広くなった」

「・・・うん」

でもやっぱり、月夜の方が幅広だし、遠くまで刃が届いてる。

<トルネード>・・・・・・・・<プレス><収納>

「葵ちゃん、次は、こっち側ね。場所を交換しよう」

「うん」

<<ウインドカッター>>

「今刈ったの、葵ちゃんが集めてみる?」

「えっ、上手く出来るかな?」

「じゃあ、練習してみる?何回かやれば、コツをつかめるんじゃないかな?」

「う~ん、分かった、やってみる」

なかなか練習する場所も機会もないからね。

<トルネード>ちょぉっと小さかったかなぁ。

<トルネード>あ~、回転力不足?

<トルネード>ん~<トルネード>

<トルネード>あっ、いいんじゃない?

「葵ちゃん、今の、完璧。圧縮もやってみる?」

「うん♪」

<プレス>

これは、簡単。

押し固めるだけだからね。

1回でクリア。

「うん、いいね。<収納>次も、やってみる?」

「うん、やる」


「そろそろいいかな?」

結構な距離、歩いたと思う。

5km位?

トルネードもかなり上達したと思う。

「馬車に乗ろう。ラピス」

「はい」

ラピスさんが、御者席から降り、扉を開けてくれた。

「足元にお気を付けてお乗り下さい」

「ありがとう」

モカを片手で抱き上げ、月夜に手を引かれながら、馬車に乗り込み、席に座ると直ぐに、肩を引かれ、月夜に凭れる形に。

ラピスさんが扉を閉め、御者席に座り、〝出発します〟との声の後、馬車は、王都に向け、静かに走り出した。







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