何で僕を?

大器晩成らしい

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月夜が、僕のギルドカードに、魔物の買取金額を、全額、入金しようとした件。

月夜が言うには、〝俺の貯金は、もう、国家予算数年分に匹敵する〟との事。

だからって、僕が総取りはおかしいからね。

財務長官さんに、半々に入金して貰う様、頼んだ。


「葵ちゃん、この後、どうする?部屋に戻る?」

「ん~、あっ、お土産渡すの、忘れてた」

騎士団長と、魔術師長と、宰相と、国王が揃って居たのに、すっかり、ね。

僕達というか月夜が、いきなり結婚するって言い出して、有無も言わさず、10日間も新婚旅行休暇をもぎとっちゃったから、いろいろと、調整したり、準備したり、多大なる迷惑と、手間をかけさせちゃったからね。

王子2人と、シェル先生と、ロードライト先生と、後、一緒に行ったけど、ラピスさんにもお土産を用意してある。

いっぱいお世話になってるからね。

「皆に、配りに行きたいけど、いい?」

「もちろん」

「どこにいけば、会えるかな?」

「あ~、国王達は、さっきの部屋に、まだ居るんじゃないかな?普段、あの4人で、会議とかしてるから、集まったついでに、やってるんじゃないか?王太子は王太子専用の執務室、第2王子は自室、シェル先生は医薬師長室で、ロードライト先生は、王城に部屋を貰ってるから、そこじゃないかな?多分。ラピスに訊けば、それぞれの部屋に案内してくれると思うから、いったん部屋に戻ろうか」

「国王様達だけでも、先に渡しに行った方が良くない?」

場所知ってるし。

「まだ居るかもだから、もしかしたら、もう居ないかもしれないだろ?そうなると、それぞれの自室か、執務室か、訓練場か、どこにいるか分からなくなるからね。ラピスを連れてくれば、侍従仲間から、国王達の居場所に関する情報が入り易くなるから」

なる程、じゃあ、部屋に戻るか。

「分かった、ラピスさんを呼びに行こう」





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