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「月の満ち欠けと共に力を増し、古の盟約によって守られし森に姿を現す……」
読み上げられた伝承の一節が、詰所の空気と思考を支配した。隊員たちは顔を見合わせ、その言葉の意味を反芻する。
「月の満ち欠け、か……」
ガランが、顎に手をやりながら呟いた。
「前回我々が遭遇したのは、確か満月に近い日だった。それが、奴の力が最も増している時だったとすれば……」
「だとしたら、新月の頃を狙えば、あるいは少しは弱体化している可能性があるということですか?」
ザナックが、期待を込めて尋ねる。
「かもしれんな。だが、それだけでは不十分だろう。『古の盟約によって守られし森』というのも気になる。我々が戦ったあの森が、その『守られし森』だというのか……?」
「伝承によれば、その森には古来より特別な力が宿っており、特定の血筋の者だけが、その深部への立ち入りを許されるとか……」
情報収集を担当していた若い隊員が、緊張した面持ちで補足する。
「特定の血筋……?」
俺は、その言葉に引っかかりを覚えた。まさか、ドラゴンが転移できたのも、その「盟約」とやらが関係しているのだろうか。
「そして、最後の部分……『その怒りを鎮めるは、清き乙女の祈りか、あるいは……』。この『あるいは』の続きが、肝心なのだろうな」
ガランが、険しい表情で言った。
「伝承では、その続きは失われているとされています。あるいは、意図的に隠されているのかもしれません」
若い隊員が、申し訳なさそうに答える。
「清き乙女の祈り、ね……。そんな悠長なことをしている余裕があるとは思えんが……」
ガランは、腕を組んで考え込んだ。
その時、俺はふと、ある可能性に思い至った。
「ガランさん、その『古の盟約』ですが……もしかしたら、ドラゴン自身が、その盟約によって何らかの制約を受けているということは考えられませんか?」
「制約……?」
ガランが、俺の顔を見る。
「はい。例えば、特定の場所から離れられないとか、あるいは、特定の条件下でしか力を最大限に発揮できないとか……。あの転移も、もしかしたらその森の中、あるいは盟約が有効な範囲でしか使えないのかもしれません」
俺の言葉に、隊員たちがざわめく。確かに、そう考えれば、ドラゴンがわざわざ転移して逃げた理由にも説明がつく。もしどこへでも自由に転移できるのなら、最初からもっと有利な場所へ移動していたはずだ。
「なるほど……。ウルフルムの言う通りかもしれん」
ガランが、頷いた。
「奴があの森に固執しているのだとすれば、そこが奴の弱点にも繋がり得る。だが、どうやってそれを確かめる……?」
「もう一度、あの森へ行くしかないでしょう」
俺は、静かに、しかし決意を込めて言った。
「今度は、新月の夜に。そして、奴を森の外へ誘い出すことができれば……」
「危険すぎる!」ザナックが反対の声を上げた。「もし森の外でも奴の力が衰えないのなら、我々に勝ち目はないぞ!」
「だが、このまま手をこまねいていても、状況は変わらない」
俺は、ザナックの目をまっすぐに見返した。
「それに、今度の我々には、ガランさんが時間をかけて作り上げた、より強力なレプリカがあります」
ガランは、懐から新しいレプリカを取り出した。それは、以前のものよりも一回り大きく、そして、より深く、禍々しい光を湛えている。見ているだけで、その内に秘められた強大な力が伝わってくるようだ。
「このレプリカならば、以前よりも長く戦えるはずだ。それに、ウルフルムの言う通り、奴を森の外へ誘い出すことができれば、勝機が見えるかもしれん」
ガランは、俺の意見に同意した。
「しかし、隊長、どうやって奴を森の外へ……?」
別の隊員が尋ねる。
「それは……」ガランが言い淀んだ時、俺は再び口を開いた。
「俺が、囮になります」
その言葉に、詰所内は再び静まり返った。
「ウルフルム、お前……!」
ガランが、驚いたように俺を見る。
「前回、ドラゴンは俺のビームで傷を負い、俺に対して明確な敵意を示しました。おそらく、俺を執拗に狙ってくるはずです。俺が森の境界ギリギリまで奴を誘い込み、そこでガランさんとザナックさんが、新しいレプリカの力で奇襲をかける。もし、森の外へ引きずり出せれば、そこで一気に勝負を決めるんです」
「無謀だ!」ザナックが再び叫んだ。「お前一人に危険を負わせるわけにはいかん!」
「ザナックさんの気持ちは分かります。ですが、これが最も可能性のある作戦だと思います。それに、俺だって無駄死にするつもりはありません。必ず、生きて戻ってきます」
俺は、ザナックの肩に手を置き、力強く言った。
ガランは、しばらく黙って俺の顔を見つめていたが、やがて重々しく口を開いた。
「……分かった。ウルフルム、お前の覚悟、確かに受け取った。だが、一つだけ約束しろ。絶対に、無理はするな。少しでも危険だと感じたら、すぐに退け。我々は、お前を見殺しにはしない」
「はい、ありがとうございます」
俺は、深く頭を下げた。
こうして、次なるドラゴン討伐作戦の骨子が固まった。決行は、次の新月の夜。それまでに、俺たちは準備を整えなければならない。
新しいレプリカは、ガラン、ザナック、そして俺の三人に渡された。その力は、以前のものとは比べ物にならないほど強力で、防御オーラの持続時間も、ビームの威力も格段に向上しているようだった。しかし、それでも油断はできない。相手は、知性と未知の力を持つ伝説の怪物なのだ。
作戦決行までの数日間、俺たちは入念な準備を行った。森の地図を改めて確認し、誘い出すルート、奇襲のポイント、そして万が一の撤退経路まで、あらゆる状況を想定してシミュレーションを繰り返した。
そして、新月の夜が訪れた。
空には星々が瞬いているが、月明かりはなく、森は深い闇に包まれている。不気味なほどの静寂が、俺たちの緊張感を高める。
「……行くぞ」
ガランの低い声と共に、俺たち三人は再びあの黒き森へと足を踏み入れた。
前回とは違う、研ぎ澄まされた覚悟を胸に。
森の奥深く、かつてドラゴンと遭遇した広場に、俺は一人で立った。ガランとザナックは、少し離れた場所で息を潜め、合図を待っている。
レプリカを握る手に、じっとりと汗が滲む。
「……来い、ドラゴン」
俺は、闇に向かって静かに呟いた。
「お前の憎悪の矛先は、この俺だ」
しばらくの静寂の後。
突如、空気が震え、地響きと共に、あの巨大な影が闇の中から姿を現した。
白い鱗は、闇の中でも不気味な光を放ち、その青色の瞳は、確かに俺を捉えていた。
「グルルルル……」
低い唸り声と共に、ドラゴンはゆっくりと俺に近づいてくる。その瞳には、前回よりもさらに深い、燃えるような憎悪の色が宿っているように見えた。
作戦は、始まった。
俺は、レプリカの力を解放し、防御オーラを展開した。
今度こそ、決着をつける。
俺は、ドラゴンの青い瞳を、真っ直ぐに見据えた。
読み上げられた伝承の一節が、詰所の空気と思考を支配した。隊員たちは顔を見合わせ、その言葉の意味を反芻する。
「月の満ち欠け、か……」
ガランが、顎に手をやりながら呟いた。
「前回我々が遭遇したのは、確か満月に近い日だった。それが、奴の力が最も増している時だったとすれば……」
「だとしたら、新月の頃を狙えば、あるいは少しは弱体化している可能性があるということですか?」
ザナックが、期待を込めて尋ねる。
「かもしれんな。だが、それだけでは不十分だろう。『古の盟約によって守られし森』というのも気になる。我々が戦ったあの森が、その『守られし森』だというのか……?」
「伝承によれば、その森には古来より特別な力が宿っており、特定の血筋の者だけが、その深部への立ち入りを許されるとか……」
情報収集を担当していた若い隊員が、緊張した面持ちで補足する。
「特定の血筋……?」
俺は、その言葉に引っかかりを覚えた。まさか、ドラゴンが転移できたのも、その「盟約」とやらが関係しているのだろうか。
「そして、最後の部分……『その怒りを鎮めるは、清き乙女の祈りか、あるいは……』。この『あるいは』の続きが、肝心なのだろうな」
ガランが、険しい表情で言った。
「伝承では、その続きは失われているとされています。あるいは、意図的に隠されているのかもしれません」
若い隊員が、申し訳なさそうに答える。
「清き乙女の祈り、ね……。そんな悠長なことをしている余裕があるとは思えんが……」
ガランは、腕を組んで考え込んだ。
その時、俺はふと、ある可能性に思い至った。
「ガランさん、その『古の盟約』ですが……もしかしたら、ドラゴン自身が、その盟約によって何らかの制約を受けているということは考えられませんか?」
「制約……?」
ガランが、俺の顔を見る。
「はい。例えば、特定の場所から離れられないとか、あるいは、特定の条件下でしか力を最大限に発揮できないとか……。あの転移も、もしかしたらその森の中、あるいは盟約が有効な範囲でしか使えないのかもしれません」
俺の言葉に、隊員たちがざわめく。確かに、そう考えれば、ドラゴンがわざわざ転移して逃げた理由にも説明がつく。もしどこへでも自由に転移できるのなら、最初からもっと有利な場所へ移動していたはずだ。
「なるほど……。ウルフルムの言う通りかもしれん」
ガランが、頷いた。
「奴があの森に固執しているのだとすれば、そこが奴の弱点にも繋がり得る。だが、どうやってそれを確かめる……?」
「もう一度、あの森へ行くしかないでしょう」
俺は、静かに、しかし決意を込めて言った。
「今度は、新月の夜に。そして、奴を森の外へ誘い出すことができれば……」
「危険すぎる!」ザナックが反対の声を上げた。「もし森の外でも奴の力が衰えないのなら、我々に勝ち目はないぞ!」
「だが、このまま手をこまねいていても、状況は変わらない」
俺は、ザナックの目をまっすぐに見返した。
「それに、今度の我々には、ガランさんが時間をかけて作り上げた、より強力なレプリカがあります」
ガランは、懐から新しいレプリカを取り出した。それは、以前のものよりも一回り大きく、そして、より深く、禍々しい光を湛えている。見ているだけで、その内に秘められた強大な力が伝わってくるようだ。
「このレプリカならば、以前よりも長く戦えるはずだ。それに、ウルフルムの言う通り、奴を森の外へ誘い出すことができれば、勝機が見えるかもしれん」
ガランは、俺の意見に同意した。
「しかし、隊長、どうやって奴を森の外へ……?」
別の隊員が尋ねる。
「それは……」ガランが言い淀んだ時、俺は再び口を開いた。
「俺が、囮になります」
その言葉に、詰所内は再び静まり返った。
「ウルフルム、お前……!」
ガランが、驚いたように俺を見る。
「前回、ドラゴンは俺のビームで傷を負い、俺に対して明確な敵意を示しました。おそらく、俺を執拗に狙ってくるはずです。俺が森の境界ギリギリまで奴を誘い込み、そこでガランさんとザナックさんが、新しいレプリカの力で奇襲をかける。もし、森の外へ引きずり出せれば、そこで一気に勝負を決めるんです」
「無謀だ!」ザナックが再び叫んだ。「お前一人に危険を負わせるわけにはいかん!」
「ザナックさんの気持ちは分かります。ですが、これが最も可能性のある作戦だと思います。それに、俺だって無駄死にするつもりはありません。必ず、生きて戻ってきます」
俺は、ザナックの肩に手を置き、力強く言った。
ガランは、しばらく黙って俺の顔を見つめていたが、やがて重々しく口を開いた。
「……分かった。ウルフルム、お前の覚悟、確かに受け取った。だが、一つだけ約束しろ。絶対に、無理はするな。少しでも危険だと感じたら、すぐに退け。我々は、お前を見殺しにはしない」
「はい、ありがとうございます」
俺は、深く頭を下げた。
こうして、次なるドラゴン討伐作戦の骨子が固まった。決行は、次の新月の夜。それまでに、俺たちは準備を整えなければならない。
新しいレプリカは、ガラン、ザナック、そして俺の三人に渡された。その力は、以前のものとは比べ物にならないほど強力で、防御オーラの持続時間も、ビームの威力も格段に向上しているようだった。しかし、それでも油断はできない。相手は、知性と未知の力を持つ伝説の怪物なのだ。
作戦決行までの数日間、俺たちは入念な準備を行った。森の地図を改めて確認し、誘い出すルート、奇襲のポイント、そして万が一の撤退経路まで、あらゆる状況を想定してシミュレーションを繰り返した。
そして、新月の夜が訪れた。
空には星々が瞬いているが、月明かりはなく、森は深い闇に包まれている。不気味なほどの静寂が、俺たちの緊張感を高める。
「……行くぞ」
ガランの低い声と共に、俺たち三人は再びあの黒き森へと足を踏み入れた。
前回とは違う、研ぎ澄まされた覚悟を胸に。
森の奥深く、かつてドラゴンと遭遇した広場に、俺は一人で立った。ガランとザナックは、少し離れた場所で息を潜め、合図を待っている。
レプリカを握る手に、じっとりと汗が滲む。
「……来い、ドラゴン」
俺は、闇に向かって静かに呟いた。
「お前の憎悪の矛先は、この俺だ」
しばらくの静寂の後。
突如、空気が震え、地響きと共に、あの巨大な影が闇の中から姿を現した。
白い鱗は、闇の中でも不気味な光を放ち、その青色の瞳は、確かに俺を捉えていた。
「グルルルル……」
低い唸り声と共に、ドラゴンはゆっくりと俺に近づいてくる。その瞳には、前回よりもさらに深い、燃えるような憎悪の色が宿っているように見えた。
作戦は、始まった。
俺は、レプリカの力を解放し、防御オーラを展開した。
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