母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―

山田さとし

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第四部「不条理な記憶」

第二十三章2 香奈子様へ その2 (初めてのフェラチオ)

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※※※※※※※※※※※※※※※

『愛する香奈子様へ
先程の映像はいかがでしたでしょうか?
ビデオの編集をしながら私にも熱い興奮が蘇ってきました。

2回目の映像ではより素敵なあなたの姿が見られます。
自分の殻を破り一歩踏み出した喜びが画像を通してヒシヒシと伝わってきます。

あなたにとって初めてのフェラチオだったようですね。
私の感激は言葉では表せない程です。

オーラルセックスは「愛の証」だと私は考えております。
相手を喜ばせる事のみを思う行為は見た目の淫靡さを超越した神聖な儀式なのです。

私もあなたの為ならどんな事でも出来るつもりだし、愛撫に感じてくれた事を嬉しく思っております。

あなたはやはり「マゾ」の素質があるようですね。

映像をご覧になると分かると思いますが、ひざまずいて奉仕する時のあなたはとても幸せそうでした。

支配される喜びに目覚めた御自分の姿をどうぞ、お楽しみ下さい』

1通目と同じく自信にあふれた文章に香奈子は。もはや反発する気力は残っていなかった。
むしろ自分をイタブル表現に胸を震わせる程、不条理な気持ちになっていた。
だから添付ファイルを開いた時に現れたショッキングな映像を、期待の混じった眼差しで見つめていたのである。

(わたし・・わたし・・・)

ペニスを咥えている。

既に記憶の大半を取り戻した香奈子は、画像を見る事で、より鮮明に昨日の体験を思い出していた。

生臭い味が口中に広がっていく。
ザーメンと自分の愛液で濡れたコックを、口で愛撫していたのだ。

液晶画面の中で仁王立ちする男の前にひざまずく自分の姿を映している。
それは男の指摘する通り、この上なく屈辱的なシーンであった。
まさに男に征服された状況を如実に表している。

勿論、初めての体験であった。
夫の晴彦にさえ、してあげた事は無い。

だがこの時も改めて自分の恥ずかしい姿を眺めている今でさえも、香奈子はある種の喜びを感じていたのである。
全てを放棄し支配される事で得られる開放感は、生まれてから一度も経験したことのないものだった。

携帯電話の映像は小さいものだが香奈子は記憶をたどる事でその世界に入り込み、淫靡なプレイをリアルに楽しんでいた。

『ぐぅ・・・』
これ以上進めない所までくると、頭の後に添えていた男の手が押さえ込む力を緩めた。

『むふぅ・・うぅ・・・』

それが合図かの如く、香奈子の唇がニュッと伸びてコックを吐き出していった。
ヌラヌラと光る唾液が浮き出た血管の陰影をクッキリと見せている。

絡ませた指の白さが赤黒いコックと対照的で、液晶画面に映る画像は清楚なイメージを壊すには十分なものだった。

『あはぁっ・・・』

初めてのフェラチオは香奈子にとって易しいものではない。
あまりの苦しさに、一度往復しただけでコックを吐き出してしまった。

『はぁっ・・はぁっ・・あはぁっ・・・』
ずっと息を止めていたせいもあって荒々しく呼吸を繰り返している。

『ククッ・・・』
笑い声に顔を上げた香奈子は潤んだ瞳で男を見つめた。

『ああ・・・・』
仁王立ちする竹内の姿は敗北を認めさせるには十分だった。

『あなたなんか嫌いっ・・だいっきらい・・・』

大声で罵倒した憎むべき男に屈辱的な愛撫を強いられている。
悔しさと恥ずかしさで涙が溢れそうになっていた。

『どうした・・・?』
男は余裕ある表情で呟いた。

愛撫を催促するわけでもなく、分厚い唇を歪ませゴツゴツした指先で香奈子の頭を撫でている。

『初めてなんだろ?無理する事は無いぜ・・・』

優しい言葉を投げられ香奈子はキュンと胸を震わせた。
平手打ちを繰り返した粗暴さと対照的な態度に、心が惑わされてしまう。

自分を気遣う言葉に何故か逆らいたくなった香奈子は、ペニスを咥えたまま首を横に振った。
微かに歪む細い眉が香奈子の複雑な想いを表している。
男に奉仕したい気持ちがムクムクと膨れ上がってきたのだ。

(あぁ・・この匂い・・・)

ケダモノじみた男の体臭を吸い込みながら、改めて自分の淫乱な姿を意識している。

体内にザーメンを放出された後は頭の中が真っ白になって、いつの間にペニスを咥えていたのか覚えていなかった。

だが、今は違う。

媚薬の効果で興奮した身体は、官能を貪った後も更なる快感を求めていた。

理性の奥に隠されていた、自虐的な本能が呼び覚まされていく。
屈辱が、心地良く感じ始めていたのだ。

(わた・・し・・咥えたい・・・)

欲望がシンプルに浮かび上がる。

口を開けてコックをほお張った。

ひざまずいたまま背伸びするように両手を男の腹に当て、ペニスに覆いかぶさりながらズブズブと飲み込んでいく。

『ふっ・・・ぐぅ・・んっ・・・』
亀頭の感触を確かめるようにゆっくりとなぞっている。

『おっ・・・おお・・・・』

意外な行動に竹内は声を漏らした。
香奈子は嫌がるどころか自らすすんで愛撫しだしたのだ。

『んぐぐぅ・・・』

苦しそうに顔を歪めながらも、喉の奥まで飲み込んでいく。
積極的な態度が、女の変化を如実に表していた。

竹内の目が鋭く光った。

『おおぉ・・あぁ・・・』

わざと大げさな声を出してやる。
チラリと見上げた女の表情が嬉しそうに見えた。

咥えやすいようにコックに手を添えてやり、もう片方の手で頭を抱えるようにして動かせてやると、素直に唇を滑らせ始めるのだった。

『んっ・・・ふっ・・んんっ・・・』

男の太ももを抱え、その手に誘導されながら顔を前後に動かしている。

『凄いっ・・いいっ・・・じ、上手だ・・・』
励ますような口調は気持ちを勇気づける。

『んんっ・・・ふっふぅっ・・ぐぅ・・・・』
徐々に動きが大きくなっていく。

(あぁ・・・凄い・・わたし・・・)

男の性器を咥え、奉仕している。
その屈辱的な姿を何故か嬉しく思っている。

充実感が胸に広がる。
初めての愛撫の緊張と戸惑いが薄れていく気がした。

コックを水平に握りなおし腰を沈める事で幾分楽な姿勢を作ると、改めて味わい始めるのだった。

『んふぅっ・・・んっ・・んふっ・・・』

苦しさは消えた訳ではないが湧き上がるむず痒い興奮が欲望を駆り立てる。
頭に添えられた男の手を意識しながら自らもリズムを刻んでいく。

『おぉっ・・おおぉっ・・・』
敏感に反応する声が嬉しかった。

『んっ・・んっ・・んふっ・・んんっ・・・』
『うっ・・・』

時折当たる歯の痛みに耐える男は、それでも快感に打ち震えていた。
ぎこちない動きが返って新鮮で、いじらしい仕草に欲情がムクムクと膨張するのだ。

『あふぅ・・んん、むぐぅ・・んっんんっ・・・』

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