母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―

山田さとし

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第四部「不条理な記憶」

第二十三章3 香奈子様へ その2 (初めてのフェラチオ)

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(おおぉ・・香奈子が・・あの香奈子が・・・)

ペニスを咥えている。
上品で清楚な唇がグロテクスなコックを頬張り、飲み込んでいく。
十七年間、夢に見続けていたシーンである。

唇を滑らせる度に豊満なバストがユサユサと揺れている。
右手で触れてみると先端の塊が硬くなっていた。
コリコリした感触が堪らなくて左手も伸ばしてみた。

『んっ・・あはぁ・・・』
ビリッと走る快感に反応した香奈子はコックを吐き出してしまう。

『あっ・・・やっ・・あっ・・・』
ゴツゴツした指は愛撫をやめる事なく、クリクリと刺激を送り続ける。

『あぁっ・・あっ・・・』
男の腰にしがみつく香奈子が小刻みに声を出している。

(ああっ・・いいっ・・気持ちいいっ・・・)

液晶画面を見る香奈子の耳には自分の叫びがハッキリと聞こえていた。
記憶を取り戻した今は次に何を望んでいたのか手に取るようにわかるのだ。

反応をひとしきり楽しんだ竹内がバストから離した両手を頭に添えてやると、それが合図の如く香奈子はコックに指を絡ませた。

『咥えろ・・・』
笑みを浮べ、屈辱的な命令を下す。

「あぁ・・・」
液晶画面を見る香奈子の胸に切ない想いが広がっていく。

『は・・い・・・』

男を見上げる香奈子は素直な声で返した。
ひざまずいている従順なその姿に、改めて敗北感を味わうのだった。

『ふぅ・・ん・・あはぁ・・・』

映像の中の自分は視線を離すこと無く男を見つめたまま亀頭を口に含んでいる。
チュパチュパと音をたてて味わう内に、貯まった唾液が唇の端から滴り落ちて白い肌を濡らしていく。

『おぉっ・・おおぉっ・・・』
そのエロチックな姿に興奮した男は、香奈子の髪をかきむしるように身体を仰け反らせた。

『すっ・・凄いっ・・・』
『あむぅっ・・むみゅぅ・・んん・・・』

頭を押さえつける男の手の重みを感じつつ愛撫を続ける香奈子は、膨張する自分の欲望を止める事が出来ず怖くなってきていた。

(美味しい・・美味しいのぉ・・・)

男のムッとする体臭とザーメンの生臭い味が、汚されていく快感をより増幅させる。

『おおぉっ・・か、香奈子ぉ・・・
あぁ、いいっ・・・』

ジェスチャーではなく竹内は本気で感じていた。
一種のトランス状態に陥った香奈子は夢中になってペニスを味わっている。
その姿は誰もが憧れの眼差しで見ていた令嬢だとは到底思えない。

『あはぁっ・・はぁっ・・ああぁっ・・・』
コックから唇を離しても熱い息を吹きかけながらジッと男を見上げている。

『あぁ・・ああぁっ・・・』
両目から涙が溢れ、滴り落ちている。

『わたし・・いやらしい・・・』
途切れ途切れに切ない声を絞り出していく。

『でも、凄く感じる・・・
あぁ・・いやぁ・・・いやぁ・・・』

うわ言のように呟く香奈子は自分が何をしているかも判断出来ないのかもしれない。

『むふぅっ・・・んぐっ・・・んんっ・・・』
再びコックを咥え、ジュルジュルと唇を滑らせる。

『おいひぃっ・・ああっ・・・はぁっ・・・
美味しいっ・・・』

崩壊した理性、暴走する事によってバランスを保とうとしていた。
竹内は今が洗脳する絶好のタイミングだと思った。

『香奈子・・・』
右手を頬に当てコックをはなさせた。

『あはぁ・・・』
興奮しているせいか、切れ長の瞳は焦点を失たようにボンヤリと見つめている。

『いいんだよ、香奈子・・もう、いいんだ・・・』
最初、何を言われているのか理解出来なかった。

『お前は十分、良い子だったよ・・・
でも、もういいんだよ・・・』

優しく頭をなでられるうちに言葉が染み透る気がした。

『本当・・・?』
香奈子の瞳が輝きを取り戻していく。

『あぁ・・本当さぁ・・・』
おどける口調にクスッと笑みを浮かべた。

『もう、良い子でいる必要はない・・・
無理しなくていいんだよ・・・』

竹内は巧みに言葉を操りながら自分に都合がいいように誘導していく。

『うん・・・』
香奈子は幼い少女のように、うなずいた。

『嬉しい・・・』
白い歯を零す香奈子は、幸せな気分に浸っていた。

幼い頃から受けた厳しい躾は無邪気な欲望を閉じ込め、良い子を演じるために心は無意識に縛られていた。

『それでいい・・・
今日から、お前は変わるんだよ・・・』

優しい言葉が、呪縛を解きほぐしていく。

「あぁ・・そう・・・
わたし・・良い子じゃなくても・・・」

液晶画面を見る香奈子も、嬉しそうに呟いている。
余りにもハイになって霞んでいた記憶は潜在意識に強く植付けられていた。
夢で受けた開放感の原因を理解できたことが嬉しく思えた。

「ああぁ・・・」
携帯電話を握り締めながら大粒の涙を流している。

『いいんだ・・・わたし・・いいんだ・・・』

画面の中の女も催眠術に掛かったように、うわ言を繰返していた。
捕らえられた心は支配される喜びにうち震え、男に命じられるのをまっている。

『さっ・・もう一度、咥えておくれ・・・』
『うん・・・』

優しく促す言葉に素直に返事をすると、ペニスを飲み込んでいった。

『んぐぅ・・・んっ・・んんん・・・』
勢い余って喉の奥まで入るコックが苦しい筈なのに、吸い込む力を緩めない。

『おおおぅっ・・・』

その激しさ、竹内も思わず声を漏らしている。
唇がジュルジュルと音をたててすべっていく様は、とても初めてとは思えなかった。

『んふっ・・・んっんんっ・・んふぅっ・・・』
男の太ももを抱え込むようにして夢中でリズムを取っている。

(いいんだ・・・わたし・・もう、いいんだ・・・)

幼い頃から悩んでいた呪縛から解き放たれた香奈子は、嬉しくて叫び出したい気分だった。

男の性器を咥えるというケダモノじみた行為が、どうしても超えられなかった壁を取り払ってくれたのかもしれない。

圧倒的な支配のもとで屈辱的な愛撫を強制される。
この瞬間こそ、自由を手にする事が出来るような気がしたのだ。

『あはぁ・・・んん・・・・むふぅ・・・』
コックから唇を離すと、すぐに舌でなめ始めた。

(あぁ・・この匂い・・・)
生臭さと体臭が入り混じった匂いが香奈子には心地良く感じる。

『美味しいっ・・あぁ・・美味しいのぉ・・・』

狂ったように貪る淫乱な姿は普段の香奈子からは想像もつかないものだった。

『おっ・・おおぅっ・・・』

(どうだ・・この顔は・・・?)
感慨深く見つめる竹内は、せり上がる快感に声をつまらせている。

プライドの高い女程、落ちた時の反動が激しい。
経験上、竹内は知っていた。

(フフフ・・こうでなきゃあな・・・)

策略が図に当り、征服感によいしれている。
練りに練った計画は周到な準備をしていた。
晴彦に近づかせた女に旅行に誘うよう命じると、その前日に矢島家を訪問する事にした。

女を紹介された負い目もあり、竹内の頼みを断りきれる筈も無い。
明日からの快楽を想い、ウワの空の晴彦は妻を狙われている等と毛ほども疑ってはいない。

竹内は2週間ぶりに会う香奈子を見て、益々欲情をつのらせていた。

十七年もたつというのに魅力は色あせてはいない。
いやむしろ、成熟した色香が匂いたつようで欲情を押えるのに苦労するほどである。

白魚のような手を見て思わず握ってしまうと、眉をひそめてキッと睨まれたりもしたが、返ってその嫌悪感を帯びる表情が狩りの楽しみを増すのだった。

その日、香奈子に強力な媚薬をしかける一方、夫の晴彦には睡眠薬を飲ませた。
薬の効果で一晩中、悶々と過ごした妻は隣でぐっすりと眠る夫を恨めしげに眺めていた事だろう。

しかも翌日訪れた今日のこの時も、竹内は念を入れて飲み物に薬を盛ったのだ。
強力な媚薬を二日続けて飲まされては、いくら貞淑な人妻とはいえ一たまりも無い。
触れるだけで敏感になってしまった身体は、いとも簡単に男を迎えいれてしまう。

無理やりレイプされたにも関わらず、強烈な官能を自覚した香奈子の理性は、激しく動揺した。
長年愛し合っていた夫とは比べ物にならない甘美な絶頂感は、生まれて初めてと言っても過言ではない位、激しく印象的だったのだ。

『ごめんなさい、あなたぁー・・・』
夫の名を呼ぶ懺悔の叫びは瞬く間に、違う名前に変わっていく。

『竹内さんっ・・・』
交わったままその名を口にした瞬間、香奈子の理性の糸は切れてしまったのだ。

『わたし・・いやらしいっ・・いやぁ・・・』
絶頂の中で自分を責め続ける内に一種のトランス状態におちいった香奈子を竹内は見逃さなかった。

『もう、良い子でいる必要はないんだよ・・・』

矢島家の一人娘という息苦しい呪縛に苦しむ香奈子の心理を見ぬいていた男は、巧みに潜在意識に入り込み、自分に都合の良い考えを植付けていったのである。

催眠術と同じ効果で香奈子を操る事に成功したが、竹内は油断する事なく次の一手を考えていた。

狂ったように痴態を繰り広げる香奈子の映像をビデオにおさめ、編集するのだ。
それを使って更に洗脳するつもりだった。

出張と偽って週末まで晴彦は女と旅行に出ている。
それまで矢島家は香奈子と圭子二人きりになる。

この三日間が勝負だ。 

香奈子を、自分のものにしてみせる。
マンハンティングの快感に、ゾクゾクしていた。

『あふぅ・・んふぅ・・・おいひぃっ・・・
美味しいのぉ・・・』

夢中でペニスをしゃぶる香奈子は時折、妖しい色に染まった瞳で視線を投げてくる

『ふふふ・・・』
ペットのようないじらしい仕草に頭を撫でてやる竹内が顔を歪ませ、笑っている。

『さて、次はどうしてやるか・・・』

邪悪な呟きが醜い唇から漏れていった。

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