母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―

山田さとし

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第四部「不条理な記憶」

第二十四章1 香奈子様へ―その3(自分から)

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「あぁ・・ああぁ・・・」

液晶画面を見る瞳が潤んで小さな光を散乱させていた。
それが涙によるものなのか、欲情しているのかは本人にも分からなかった。

3通目のメールを開く時点で既に香奈子の記憶は大半が蘇っていた。
だから次に見る自分の映像は予想出来たしメールを開いて竹内の文章を読むのが怖くもあり、嬉しくもあったからである。

ためらう指先はそれでもボタンを押してしまう。
自分の恥ずかしい姿を見たいという不条理な欲求が心を支配し出したからである。

※※※※※※※※※※※※※※※

『愛する香奈子様へ』

竹内が綴る自分の名前も気にならなくなっていた。
むしろ男の表現を待ちわびるようになっている。

『このメールを読む頃には、あなたも自覚されている事でしょう。

そう、あなたは認めている筈です。
セックスが気持ち良いものだと。

添付ファイルの映像は貴方が喜びに目覚めた瞬間を映しています。
どうか目を反らさないで御覧ください。

改めて興奮して頂ければ嬉しく思います。』

文章を読み終え再生のボタンを押すと、例によって数秒のもどかしい時間が過ぎていく。
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