母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―

山田さとし

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第四部「不条理な記憶」

第二十四章3 香奈子様へ―その3(自分から)

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※※※※※※※※※※※※※※※

「あぁ・・す、凄い・・・・」
携帯電話を持つ指が震えている。

身体にまたがり握ったペニスをヴァギナに沈めていくシーンは、逆に男を犯しているようで香奈子は信じられぬ思いで見ていた。

「わたし・・自分で入れている・・・」

改めて見るその姿に予測していたにも関わらず、強いショックを受けている。

『あ、あぅっー・・・』
遂に力尽きたのか、指を放したコックは根元まで突き刺さりヴァギナの奥深くまで快感で貫いていた。

『ああぁっー・・あぁっー・・・』
香奈子の両手が竹内の腹を押さえ込むようにして身体を支えている。

『んんっ・・んっー・・・』
眉間に皺を寄せた顔は両目を長い睫毛で覆い、半開きになった唇から白い歯をチラチラと覗かせていた。

『あっうっ・・ふぅっふぅっ・・んんっー・・・』

貫く快感の強さに慣れてきたのか、香奈子の腰が少しずつ動き始めていく。

『おおぉっす、凄ぇっ・・締め付けるぜ・・・』
煽り立てる言葉も耳に入らないのか、あまり効果は無かった。

『んっ・・んんっんふっ・・ふっんんっ・・・』
ウットリと目を閉じたまま香奈子の身体はリズムを刻み出している。

『あはぁっ・・あぁっはぁっ・・ああぁっ・・・』
無意識に身体が動いていく。

「あぁ・・いいっ・・凄く気持ちいい・・・」

液晶画面を見つめる香奈子は、その時心の中に浮かんだ気持ちを呟く事で現実の世界で再現している。

「いやらしいっ・・わたし・・いやらしい・・・」

男にまたがり、自分から腰を使っていたのだ。

※※※※※※※※※※※※※※※

『あぁっ・・いやっ・・あぁっ・・・』
映像の中の香奈子も、感極まった声を出している。

『いやぁ・・何ぃ・・・これ?
凄く気持ち良い・・あぁ・・いいっ・・・』

腰がガクンガクンとうねっている。

『おおぉっ・・い、いいぞ・・香奈子ぉ・・・』
竹内が半身を起こすと、その脂ぎった顔をよく見えるように細い腕が引き寄せた。

『あふぅ・・んんっふぅ・・んっんんっ・・・』

おぞましく嫌っていた男の顔をジッと見つめながら、香奈子は腰を動かしていく。

『いいっ・・凄いっ・・・あぁっ・・・
入ってる・・入ってるぅ・・・・』

愛おしそうに男の頬を撫でながら、自分に言い聞かせるように声を出している。

『ふぅ・・・んっ・・ねぇ・・・ねぇっ・・・
あぁ、ねぇっ・・・』

甘えるような気だるい声は鬼気迫るようで、竹内は圧倒される思いだった。

『してるぅ・・わたし、竹内さんとぉ・・・
セックスしてるぅ・・・』

香奈子の理性は既に弾けて消えていた。
強力な媚薬の効果と巧みな洗脳によって、僅かに見え隠れしていた羞恥心も全てが官能という大波に飲みつくされてしまったのである。

『いいのぉ・・香奈子、凄くいいのぉ・・・
か、感じるのぉ・・・』

くの字に曲げた長い両足で絨毯を蹴りながら、リズムを刻んでいる。

『ねぇ、いいでしょ・・・?
竹内さんも・・・いい?あぁ・・いやぁ・・・』

淫靡な言葉を吐き続けながらも、感極まった表情で泣き声をあげている。

『おおぉ・・い、いいっ・・いい・・・』

竹内も感じるままに声を絞り出していた。
これではどちらがレイプしているのか分からない。
まさかあの上品な香奈子が、これ程淫乱になるとは思いもしなかったのである。

『嬉しいっ・・もっと・・・
ねぇ、もっと感じてぇ・・・・』

腰をくねらせながらコックを締め付ける動きは、セックスの喜びを知ったばかりの女には到底思えない。
晴彦の口ぶりでは正常位以外、経験した事が無い筈なのだが。
媚薬の効果は絶大なのかもしれないが、香奈子自身にも女の本能が隠されていたようだ。

厳しい躾で閉じ込められていた欲望が解き放たれた今、罠をかけた竹内でさえも予想がつかない展開が繰り広げられようとしていた。

『あぁ・・か、香奈子ぉ・・・』
『あぁ・・た、竹内さん・・・』

湧き上がる興奮に堪らず細い体を引き寄せると、香奈子も直ぐに反応して竹内の広い背中に両手を廻した。

『んふぅっ・・んんっ・・。』
重なる唇から漏れる息は、どちらのものか判別がつかない。

『あふぅ・・んんん・・あはぁ・・・』
香奈子はより積極的にキスを楽しんでいた。

『むふぅ・・美味しいっ・・あふぅんん・・・』
ヤニ臭い男の唾液をジュルジュルと音をたてて吸っている。

『おお・・香奈子ぉ・・・』
竹内も負けじと香奈子の舌を絡めとり、その甘美な味を堪能していた。

『好きだ・・香奈子ぉ・・好きだぁ・・・』
熱い息と共に送り込まれる愛の囁きを、もはや拒む事はしない。

『あふぅ・・んん・・・わ、わたしもぉ・・・』
罪悪感を呼ぶ夫の顔も脳裏に浮かんではこない。

『好きぃ・・あぁ・・好きぃ・・・』
目の前にある不条理な欲望に身も心も捧げてしまったのである。

『好きぃ・・竹内さん・・・』
『香奈子ぉ・・・』

互いの名を呼び合いながら唇を貪る二人は、まさに恋人同士のように見える。

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