エリート妻色情飼育―性奴隷は人妻にかぎる―

山田さとし

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第五部 洗脳

第三十二章 社長の愛撫

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「悟様・・・御主人様・・・」
無意識に声を出していた。

「そう・・そうよ・・・春香・・・」
裕子が満足そうに微笑んでいる。

「春香・・・」
悟が優しく手をそえて呼んでくれた。

「ああぁ・・・」
声が漏れる。

「嬉しい・・悟様・・・」
春香は幸せそうな笑みを浮かべていた。

※※※※※※※※※※※※※※※

「悟、交代や・・・」
見つめ合う二人に幸造が焦れたように言った。

「お、おぅ・・・」
カメラを押し付けるように渡されると、悟は渋々と父親に位置を譲った。

「さっ・・・春香。
タップリ可愛がったるでぇ・・・」

「キャッ・・・」
幸造に強引に引き寄せられ、小さく悲鳴をあげた。

「んぐぅっ・・・んっ・・・」
唇が重ねられ、ネットリと舌が絡んでくる。

(し、社長ぉ・・・)
薄目を開けると目の前に脂ぎった幸造の顔があった。

「んふぅ・・・んん・・」
こじ入れられた舌に蹂躙されるまま息が漏れる。

抵抗できない。
力が抜けしまう。

「おおぉ・・・おふぅ・・春香ぁ・・・」
「あはぁ・・・あぁ・・うふぅ・・・」

興奮と共にむず痒い快感が沸き上がる。
いつしか両腕が男の背中に廻っていた。

(わ、わたし・・・?)
キス、している。

悟の後とはいえ、さっきまで憎むように睨みつけていた男なのに。
いや、それだからこそ不条理な感情が沸き上がる。

父親よりも年上の男に唇を預けている。
その状況が淫靡に染まっていくことを強調するからだ。

(こんな・・こん・・な・・・)
自分の犯している罪が切ないほど興奮させる。

(だめ・・なのに・・・)
沸き上がる官能が逆らう気力を消してしまう。

「おぉ・・・は、春香ぁ・・・」
「し、社長ぉ・・・」

呼び合う名前に身体が熱くなる。
秘書である自分が社長と抱き合い、キスをしている。

遂さっきまで、憎んでいた男なのに。
巧妙に仕組まれた罠に堕ちた天使は、男達のなすがままに淫靡な快楽に身を任せてしまうのだった。

「あふぅ・・・んん・・んぐぅ・・・」
吸い取られるまま舌を男の唇の中で蹂躙され、甘い息を漏らし続けていた。

(わ、わたし・・もう・・・)

まっ白な思考の中で春香は抵抗を捨てていた。
押さえつけていた欲望が解き放たれると、一気に春香の理性が消え去ってしまったのだ。

幸造のしわがれた手がブラウスのボタンを外している。
あろうことか、春香も男の手の動きを手伝うかのように自分から服を脱いでいくのだった。

窮屈そうにブラジャーを押し上げていたバストが弾けた。

「おほぉー・・むほほぉー・・・んぐぐぅ」

すかさず幸造が大きく口を開けて頬張る。
幼い顔に似合わぬ巨乳はタップリとしたボリュームで、男を楽しませてくれる。

「あああんっ・・・んん、はぁー・・・」
切ない喘ぎ声が漏れる。

幸造の手でベッドに仰向けに倒されると、そのまま組み伏すように皺混じりの顔が乳房を貪っていく。

「おおおぉ・・美味いでぇ、春香ぁ・・・
もの凄う、でかいオッパイやぁ・・・」

「ああああぁ・・い、いやあ・・・」

強烈な快感が拒む力を奪ってしまう。
幸造の汗で光る頭を、抱くようにして悶えている。

「あっあんっ・・あんっ、いやっ・・・
だ、だめぇ・・社長ぉ・・・」

今、ハッキリと相手の男を自覚している。

愛する婚約者の井上ではない。
かばってくれた裕子でもない。

優しく抱いてくれていた専務でもない。
自分を罠にかけた社長の幸造である。

憎むべき男の筈であるのに。
強烈に感じてしまう。

「ああっ・・い、いいぃ・・・」

官能の言葉が漏れると、春香の心は堰を切ったように欲望に向かって走っていく。

幸造に犯されていた時の裕子が悶えていた。
切ない表情が羨ましくて仕方が無かったのだ。

「いいっ・・気持ちいぃ・・・
社長ぉ・・気持ちいぃ・・・」

無意識に裕子の喘ぎ声をなぞってしまう。
置き去りにされた寂しさが辛かったから。

幸造の禿げあがった頭を抱え、胸に押し付けていた。
自分から進んでメス犬に堕ちようとしている。

(も、もう・・だめぇ・・・)
欲望に逆らうことができない。

「いいぃ・・・な、何・・これぇ・・・?」
不条理な快感に戸惑いながらも、変わっていく自分を自覚していく。

『いいのよ、それで・・・
そう・・変わるのよ、春香ちゃん・・・
御主人様達の奴隷になっていくの・・・』

裕子の囁きが脳裏に繰り返し響いていく。

(わ、わたし・・・・)

奴隷という言葉が心の奥底に染みこんでいく。
信頼していた社長に犯されようとしている今の状況が、何故か当然のように思えてしまうのだ。

(なんて、いやらしいの・・・?)

恋人の井上ではない。
愛する男の上司の悟と口づけを交わし、尚且つペニスを咥え込んだのだ。

(こんなに、淫乱な女だったの・・・?)

そして、今。
父親のように慕っていた男と抱き合い、バストを蹂躙され感じているのだ。

拒否することなく、自分から老人の頭を押し付けるように愛撫を促している。
理解できない何かに捕らわれていく。

(ゆ、裕子さん・・・)

霞んだ視界に愛する人が見えた。

「ふぅ・・んぐぅ・・・んんん・・・」
悟のペニスを裕子が飲み込んでいく。

「おおおお・・いいぞ、裕子ぉ・・・」
悟の声も大きく響く。

さっきまで自分が咥えていたペニスだ。
生臭い味が今も口の中に残っている。
その前の激しいキスの味と共に。

優しく肩を抱いてくれた悟の温もりが心地良かった。
恋人のことも忘れて、男の求めるままに舌を絡めていたのだ。

『上手よぉ・・・春香ぁ・・・』

ペニスを咥えていた時。
耳元で励ますように囁く裕子の声が嬉しかった。

「おおおぉ・・・ゆ、裕子・・・」
「あふぅ・・・悟様・・美味しい・・・」

その二人が目の前で痴態を繰り広げている。
春香が味わったペニスを裕子が貪っている。

(ああ・・おネェ様・・・悟様・・・)
嫉妬のような熱い感情が沸き上がる。

「んふぅ・・・んん・・美味しい・・・」
チラリと振り返る裕子が、春香に見せつけるように舌を這わせている。

勝ち誇ったような表情に戸惑いながらも、バストに走った刺激が春香の意識を呼び戻した。

「あああぁっ・・・」

「おおっ、おおっ・・美味いっ・・・
美味いでぇ・・春香ぁ・・むぐうぅ・・・」

自分の身体に覆いかぶさる幸造がバストを貪っている。

豊満なGカップをジュパジュパと音をたて、激しく吸い込んでいくのだった。
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