エリート妻色情飼育―性奴隷は人妻にかぎる―

山田さとし

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第六部 狂宴

第四十六章 変身

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調教二日目。
食後のショッピング。
高級ブランドの店内で。

※※※※※※※※※※※※※※※

20●2年6月12日PM 2:00


扉を開けると、少し短めにした髪を肩先に揺らしている天使が立っていた。

薄いグリーンのワンピースはまるでタンクトップのように大胆にカットされていて、白いうなじが妖しく露出している。
胸の膨らみは幼い顔に似合わず、はみ出しそうな程大きかった。

しかし全体的にスレンダーな身体は均整が取れていて、ウエストに二本のラインの模様とつなぎ合わせの縁があたかもツーピースのように見せている。

スカート部分はスリットこそ入っていないが、シースルーの生地が春香のしなやかな足のラインを透かせている。
見立てていた店員や他の客達も思わず見とれるほどであった。

「いいじゃないか、美しいよ・・・」
悟の言葉に春香は頬をバラ色に染めている。

「ああ・・綺麗や・・・」
幸造も満足そうに呟いた。

一流の美容師にカットされた流行の髪型が、艶やかに輝いていた。
黒く大きな瞳が健康そうな白い下地の上にクッキリ浮かび、濃いめの眉毛がまっすぐ横に伸びている。

まつ毛は若々にしくはねあがり、ほとんど化粧をしていない頬は透き通るように白かった。
唇も本人そのままに清潔そうなピンク色をとどめ、微笑んだ表情からこぼれる白い歯が眩しい。

「綺麗よ、春香ちゃん。
本当・・・すごく綺麗・・・」

裕子の声が感激に震えている。

「有難うございます・・・」

裕子は嬉しくて、得意気に春香の服を選んでいった。
次々と何着も試着させた服は全て梱包され、悟達の手によって会計されていた。

春香も最初は戸惑っていたが無邪気に買物を楽しんでいる。
値段の事も忘れて。

競うように裕子の服も選んでいる。
余りの大量な買物に実感が湧かないのかもしれない。

男達は笑みを浮かべながら天使達のファッションショーを楽しんでいた。
更衣ブースの扉が開いて、裕子が少し足を開げて立っている。

これも美容室で整えたブロンドがかった柔らかい髪は片方の肩に無造作に置かれている。
ホテル内にある高級美容室は裕子が前もって予約を入れていた。

何もかも周到に準備されていたのだった。

薄いピンクのスパンコールをインナーに着て、その胸元を見え隠れさせながら白いジャケットをはおっている。
片方のサイドに深いスリットが入った白いスカートからは長い足が大胆に肌を見せている。

彫りの深い顔立ちからこぼれる笑顔は唇が妖しく春香の胸に迫ってくる。
春香は瞳を潤ませて、うっとりとため息をついた。

「ステキ・・・すごく似合ってる。

裕子さん、さっきのグレーの
ワンピースもいいけど、
白がとても夏らしくていいわ。

インナーのスパンコールも
シルクの小さな飾りがキラキラ輝いて
上品な艶を出して・・・。

いいなー、私も欲しいけど
ちょっと大人っぽ過ぎるし、高そぉー・・・」 

まるで自分で買物をしている錯覚に陥っている春香に、幸造が言った。

「ええよ、何ぼでも買いぃな・・・」

その声にハッと我に返った春香は、幸造と悟の笑顔に真赤になって俯いてしまった。

そうなのだ。
こんな夢のような買物の代金は全て幸造達が出してくれているのだった。
春香の家もある程度の資産家ではあったが、父の会社も赤字続きで幸造の融資で何とか成り立っている位で余裕はなかった。

一人娘なので服もある程度は持っていたが景気の良い時に買って貰って以来、そう高価な物はねだっていなかった。

だからこそ価値がわかる。

まして今選んでいるブランド者の服はどれもセットで百万円以上はする筈である。
裕子は慣れているらしく気軽な顔をしているが、買い物が楽しくて遂、スポンサーの事を忘れていたのだった。

しかし男達は屈託無く眺めている。

ホテル内の一流ブティックをまるでコンビニで買物をするが如く簡単にカードを出し、店員に命じて包ませていくのだった。

今日だけで何千万円と使っている。
春香は余りのショックに呆然とするしかなかった。

※※※※※※※※※※※※※※※
調教二日目。
ホテル最上階レストラン。

※※※※※※※※※※※※※※※

20●2年6月12日PM 6:00

「ねえ、春香ちゃん。

せっかくだからブレスレットと
イヤリングしてみなさいよ。

社長も悟さんも喜ぶわ・・・」

買物が終わりホテルの最上階の高級レストランで注文を終えた時、裕子の声が春香の心を呼び戻した。

驚きの連続で俯いていた春香であったが、裕子に言われたのと幸造達の柔和な眼差しを感じると包みを丁寧に開けた。

よく見る暇もなく幸造が片っ端から購入していたため分らなかったが、改めて見ると輝くような物ばかりであった。
幸造達にしてみれば、これでも安い方なのらしいが。

「遠慮せんでもええで・・・。
そんだけ、お前らには価値があるのや。
これ位、安いもんやでぇ・・・」

春香は震える指先で付けてみた。
500万円もするブレスレットなど、春香は見た事もなかった。

カルチェのゴールドのブレスレットウォッチは可愛い四角い時計とハート、プーマ、鍵等を形どったアクセサリーがまわりについているチャームブレスレットという特殊なものだった。

あとゴールドのダブルハートのイヤリングを取り出してつけてみた。

春香は幸造達を見つめて言った。

「ありがとう、おじ様、悟様・・・。

こんな高価な物。
私、初めて・・・。

こんないいもの
身に付けたことなんてなかったの。
すごく嬉しい・・・」

謙虚に礼を言う春香であった。
お嬢様なので多少はプレゼントの経験はあったが、やはり桁が違う。

男達は満足そうに眺めている。

天使がそこにいた。
少し潤んだ黒目勝ちな瞳。

長いまつ毛。
薄くバラ色に染まった白い頬。

柔らかそうなぷっくりとした口唇。
少しはねあがった髪から零れる白い額。

何よりこんなに優しい微笑みを男達に投げかけ、透き通るような声で感謝の言葉を言ってくれる。

幸造達も紳士に変身していた。
社長室の大きなクローゼットにしまってある沢山の洋服の中から、念入りに裕子がチョイスした物をホテルに運んでいた。

女達の長い着替えを待てずに先に夕食の席に座っていた幸造達を見て、春香は改めて御主人様達を見なおすのであった。

※※※※※※※※※※※※※※※

『金は使わな意味がないのや・・・』
上機嫌で話す幸造の声がワインで心地良く酔った春香の耳に響いている。

夕食後、サニタリールームの大きな鏡に裕子の微笑んだ顔が後に見えると春香も幸せそうな笑みを浮かべた。

「本当・・そうよね・・・」
春香と並んで化粧を直している裕子がクスッと笑いながら言った。

「私だって・・凄い金額を頂いてるもの。
勿論、お給料とは別に現金で・・・」

裕子がそっと耳打ちする額を聞いて春香は驚きに目を丸くした。
普通にある企業の社長並の金額であった。

「でも、お金だけじゃないの・・・」
裕子はウットリとした表情で続けた。

「御主人様達に調教されてから
私の人生も大きく変わったわ・・・。

嬉しいの・・安心できるの・・・。
そりゃあ、
何時か捨てられるかもしれないけど。

決して気持ちは裏切ったりしないと、
確信できるわ・・・。

それが奴隷だと思うし、
私達のルールなんだから・・・」

「裕子・・さん・・・」

春香にも漠然と裕子の言う意味が理解出来る気がする。
信じられない屈辱を受けながらも、これ程の官能は味わった事が逆に幸せに思えてくるからであった。

男達は全力で陵辱してくれたのだ。
何もかも周到に準備をして。

春香を狂わせる罠を贅沢に用意してくれた。
だまされた筈なのに少しも悔しくなかった。

今は嬉しくて羽ばたいていきそうである。
愛している、と思った。

婚約者の井上への想いとは全く違う次元の愛だった。

春香は改めて決心するのだった。
メス犬になろうと。

御主人様達の奴隷として、この身を捧げるのだ。
熱く激しい気持ちを本能のまま晒していくのだ。

春香は裕子と並ぶように席についた。
男達は優しい微笑を浮かべて出迎えてくれる。

食後にバーがある展望ラウンジでカクテルを楽しんでいる。
これから始まるパーティーの前に。

男達は巧みに紳士の優しさと野獣の激しさを使分ける。
春香はこの後に待つ新たな調教に胸をときめかせるのであった。
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