143 / 153
第十部 甘い生活
第六章 エロい会話1
しおりを挟む
【守と正16歳】
【2016年 10月21日】
翌日の昼休み。
校舎の屋上で。
※※※※※※※※※※※※
「エ、エロすぎる・・・」
正が声を詰まらせた。
「えへへへ・・・」
守が首筋に手を当てて笑っている。
二人共、同じように頬を赤く染めていた。
屋上にある塔屋入口反対側の壁は「秘密の会話」をするには好都合の場所だ。
数人の生徒がいるが、昼食をとるのは日当たりの良いベンチを選ぶから二人の話が聞き取られる心配は無い。
尤も内容が常識を超えているので声を潜めてはいたが。
「それにしても・・・」
正が感慨深そうに呟いた。
「あの礼子さんを後ろからなんて・・・」
「凄ぇ、エロかったよ・・・」
話しながら二人は興奮していた。
昨日のセックスの「報告」は今まで以上に淫靡すぎて笑ってしまいそうになる。
まるで自分達がAV男優にでもなったような気がする。
互いの母親からプレゼントされた「新しい御褒美」は超エロい体位だった。
「秋穂ママもM字でスクワットなんて・・・」
「あぁ・・思い出すだけでヤバいよ・・・」
会話が尽きることなく続いていく。
互いの「報告」が予想と違ったこともある。
母親達も自分達と「報告」し合っていることは明白で、昨日の「新しい御褒美」も同じ体位のセックスをプレゼントされたと思っていたのだが。
「正面騎乗位」と「後背位」という別のものだった。
だからこそ「報告」の内容は新鮮で興奮を煽る。
しかも普段の母親達のイメージとのギャップがエロ過ぎて、聞きながら何度も喉を鳴らしていたのだ。
「僕もママに犯されたいなぁ・・・」
「俺も母さんをバックから・・・」
二人が夢見がちに話している。
互いの「報告」に興奮し欲情してしまったから。
「でもさぁ・・今日はしれくれるんじゃないか?」
正がいつものクールな表情で言った。
本当はニヤついてしまいそうなのを必死に我慢していたのだが。
エロさを打ち消すように冷静さを装っている。
「だって母さん達も報告し合ってるから・・・」
「そうだね、わざと違う体位にしたんだろうね」
言葉をつなぎ合わせながら、二人は胸をざわめつかせていた。
母親達が自分達を歓ばせるために次々と「御褒美」を研究していることは分かっている。
今頃、昨日の成果を「報告」し合っているに違いない。
そして成果をもとに今日、息子達に同じ体位でセックスしてくれるだろう。
「楽しみだなぁ・・・」
守が嬉しそうに呟いた。
「あぁ・・・」
返そうとした声を正が飲み込んだ。
今日の「御褒美」を想像して思わずニヤついてしまいそうになったからだ。
「昼休みの屋上」で二人は「秘密の報告」をしている。
淫靡な会話が続いていくのだった。
【2016年 10月21日】
翌日の昼休み。
校舎の屋上で。
※※※※※※※※※※※※
「エ、エロすぎる・・・」
正が声を詰まらせた。
「えへへへ・・・」
守が首筋に手を当てて笑っている。
二人共、同じように頬を赤く染めていた。
屋上にある塔屋入口反対側の壁は「秘密の会話」をするには好都合の場所だ。
数人の生徒がいるが、昼食をとるのは日当たりの良いベンチを選ぶから二人の話が聞き取られる心配は無い。
尤も内容が常識を超えているので声を潜めてはいたが。
「それにしても・・・」
正が感慨深そうに呟いた。
「あの礼子さんを後ろからなんて・・・」
「凄ぇ、エロかったよ・・・」
話しながら二人は興奮していた。
昨日のセックスの「報告」は今まで以上に淫靡すぎて笑ってしまいそうになる。
まるで自分達がAV男優にでもなったような気がする。
互いの母親からプレゼントされた「新しい御褒美」は超エロい体位だった。
「秋穂ママもM字でスクワットなんて・・・」
「あぁ・・思い出すだけでヤバいよ・・・」
会話が尽きることなく続いていく。
互いの「報告」が予想と違ったこともある。
母親達も自分達と「報告」し合っていることは明白で、昨日の「新しい御褒美」も同じ体位のセックスをプレゼントされたと思っていたのだが。
「正面騎乗位」と「後背位」という別のものだった。
だからこそ「報告」の内容は新鮮で興奮を煽る。
しかも普段の母親達のイメージとのギャップがエロ過ぎて、聞きながら何度も喉を鳴らしていたのだ。
「僕もママに犯されたいなぁ・・・」
「俺も母さんをバックから・・・」
二人が夢見がちに話している。
互いの「報告」に興奮し欲情してしまったから。
「でもさぁ・・今日はしれくれるんじゃないか?」
正がいつものクールな表情で言った。
本当はニヤついてしまいそうなのを必死に我慢していたのだが。
エロさを打ち消すように冷静さを装っている。
「だって母さん達も報告し合ってるから・・・」
「そうだね、わざと違う体位にしたんだろうね」
言葉をつなぎ合わせながら、二人は胸をざわめつかせていた。
母親達が自分達を歓ばせるために次々と「御褒美」を研究していることは分かっている。
今頃、昨日の成果を「報告」し合っているに違いない。
そして成果をもとに今日、息子達に同じ体位でセックスしてくれるだろう。
「楽しみだなぁ・・・」
守が嬉しそうに呟いた。
「あぁ・・・」
返そうとした声を正が飲み込んだ。
今日の「御褒美」を想像して思わずニヤついてしまいそうになったからだ。
「昼休みの屋上」で二人は「秘密の報告」をしている。
淫靡な会話が続いていくのだった。
0
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる