144 / 153
第十部 甘い生活
第七章 エロい会話2
しおりを挟む
【守と正16歳】
【2016年 10月21日】
同じ日。
高杉家のリビングで。
※※※※※※※※※※※※
「もの凄く、恥ずかしかったわ・・・」
「わたしも・・・」
秋穂の呟きに礼子も同意した。
息子達にプレゼントした「新しい御褒美」の「報告」をし終えた二人の頬は興奮で赤く染まっている。
予定通りとはいえ、違う体位を選んだことで想像以上の淫靡さを感じてしまう。
秋穂は「息子の上にまたがり」犯した。
礼子は「犬のように後ろから」犯された。
それぞれの痴態を思い浮かべるうちに、互いのパートナーが入替わることを想像していた。
礼子が「正さんの上にまたがり」犯す。
秋穂が「犬のように後ろから」守に犯される。
何度も「報告」を重ねる度に息子達の好みや特徴を覚えてしまった二人は、いつしか一緒にセックスしているような気分になっていたのだ。
「あぁ・・・」
秋穂はため息をつくと、礼子の肩に頭を預けるようにもたれさせた。
リビングのソファーに二人並んで座っている。
礼子の家の庭よりはるかに狭いが、手入れの良き届いた草花が秋の気配を彩っていた。
「秋穂さん・・・」
礼子が抱き寄せるようにして頭を撫でている。
「ふふ・・・」
くすぐったそうに秋穂が笑った。
「嬉しい・・・」
見上げた眼差しが潤んでいる。
秋穂は礼子の指に手を重ねた。
ギュッと握り返す温もりが胸をざわめかせる。
殆ど同じ歳なのだが礼子を姉のように慕っていた。
礼子も秋穂のことを妹のように思っている。
容姿からは秋穂の方が大人びていて、幼い顔立ちの礼子の方が年下に見えるのに。
セックスの経験だって秋穂は離婚した夫だけとはいえ経験済みだったし、礼子にいたってはつい最近までは処女だったのだが。
息子との「禁断の恋」を打ち明け合った後、礼子から驚くべきことを提案された。
欲情から逃れられないのであるなら「一線を越える」覚悟が必要で、二人は避妊薬を処方してもらうことにする。
確実に効果が現れる一か月後までに「一線を越える」ことなく、息子達を歓ばせるためにアダルトビデオをもとに「口でする愛撫の学習」もしたのだ。
「おもちゃのペニス」を使ってフェラチオの練習をする仲になったが、常に斬新な提案でリードする礼子を頼りに思ってしまう。
今も昨日の「報告」をし終えた興奮を分かち合いたくて、無意識に礼子に身体を預けたのだ。
礼子にしても清楚で気品ある秋穂が、自分と同じように淫靡な雰囲気を醸し出すように変わる様に胸が熱くなってしまう。
妹ができたみたいで抱きしめてあげたいと思うのだ。
「でも、大胆よね・・・?」
「えっ・・・?」
呟きに秋穂が顔を上げた。
礼子が含むように口元を歪めている。
「だって・・M字で踏ん張るなんて・・・」
「そ、それは・・・」
礼子の言葉に顔を真っ赤にして俯いた。
確かに「初めての体位」とは思えない行為だ。
「ビデオで凄く・・印象に残ったから・・・」
「ふふ・・・」
最後まで言わせることなく礼子が抱き寄せた。
いじらしい表情が子猫のようだと思ったから。
「私もしようかな・・M字・・・」
「礼子さん・・・」
フォローしてくれることが嬉しくて名前を呼んだ。
握り合う指が汗ばんでくる。
「私も後ろからって・・おねだりするわ・・・」
「まぁ・・秋穂さんったら・・・」
二人は目を合わせると同時に噴出した。
暫く笑い合った後、秋穂が甘えるように呟いた。
「礼子さんとなら何でも話せて嬉しいわ・・・」
「私も・・貴方と出会て本当に良かった・・・」
温もりが心地良い。
二人は抱き合いながら今夜のプレイを思い浮かべて胸をざわめかせるのだった。
【2016年 10月21日】
同じ日。
高杉家のリビングで。
※※※※※※※※※※※※
「もの凄く、恥ずかしかったわ・・・」
「わたしも・・・」
秋穂の呟きに礼子も同意した。
息子達にプレゼントした「新しい御褒美」の「報告」をし終えた二人の頬は興奮で赤く染まっている。
予定通りとはいえ、違う体位を選んだことで想像以上の淫靡さを感じてしまう。
秋穂は「息子の上にまたがり」犯した。
礼子は「犬のように後ろから」犯された。
それぞれの痴態を思い浮かべるうちに、互いのパートナーが入替わることを想像していた。
礼子が「正さんの上にまたがり」犯す。
秋穂が「犬のように後ろから」守に犯される。
何度も「報告」を重ねる度に息子達の好みや特徴を覚えてしまった二人は、いつしか一緒にセックスしているような気分になっていたのだ。
「あぁ・・・」
秋穂はため息をつくと、礼子の肩に頭を預けるようにもたれさせた。
リビングのソファーに二人並んで座っている。
礼子の家の庭よりはるかに狭いが、手入れの良き届いた草花が秋の気配を彩っていた。
「秋穂さん・・・」
礼子が抱き寄せるようにして頭を撫でている。
「ふふ・・・」
くすぐったそうに秋穂が笑った。
「嬉しい・・・」
見上げた眼差しが潤んでいる。
秋穂は礼子の指に手を重ねた。
ギュッと握り返す温もりが胸をざわめかせる。
殆ど同じ歳なのだが礼子を姉のように慕っていた。
礼子も秋穂のことを妹のように思っている。
容姿からは秋穂の方が大人びていて、幼い顔立ちの礼子の方が年下に見えるのに。
セックスの経験だって秋穂は離婚した夫だけとはいえ経験済みだったし、礼子にいたってはつい最近までは処女だったのだが。
息子との「禁断の恋」を打ち明け合った後、礼子から驚くべきことを提案された。
欲情から逃れられないのであるなら「一線を越える」覚悟が必要で、二人は避妊薬を処方してもらうことにする。
確実に効果が現れる一か月後までに「一線を越える」ことなく、息子達を歓ばせるためにアダルトビデオをもとに「口でする愛撫の学習」もしたのだ。
「おもちゃのペニス」を使ってフェラチオの練習をする仲になったが、常に斬新な提案でリードする礼子を頼りに思ってしまう。
今も昨日の「報告」をし終えた興奮を分かち合いたくて、無意識に礼子に身体を預けたのだ。
礼子にしても清楚で気品ある秋穂が、自分と同じように淫靡な雰囲気を醸し出すように変わる様に胸が熱くなってしまう。
妹ができたみたいで抱きしめてあげたいと思うのだ。
「でも、大胆よね・・・?」
「えっ・・・?」
呟きに秋穂が顔を上げた。
礼子が含むように口元を歪めている。
「だって・・M字で踏ん張るなんて・・・」
「そ、それは・・・」
礼子の言葉に顔を真っ赤にして俯いた。
確かに「初めての体位」とは思えない行為だ。
「ビデオで凄く・・印象に残ったから・・・」
「ふふ・・・」
最後まで言わせることなく礼子が抱き寄せた。
いじらしい表情が子猫のようだと思ったから。
「私もしようかな・・M字・・・」
「礼子さん・・・」
フォローしてくれることが嬉しくて名前を呼んだ。
握り合う指が汗ばんでくる。
「私も後ろからって・・おねだりするわ・・・」
「まぁ・・秋穂さんったら・・・」
二人は目を合わせると同時に噴出した。
暫く笑い合った後、秋穂が甘えるように呟いた。
「礼子さんとなら何でも話せて嬉しいわ・・・」
「私も・・貴方と出会て本当に良かった・・・」
温もりが心地良い。
二人は抱き合いながら今夜のプレイを思い浮かべて胸をざわめかせるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる