母子(おやこ)スワッピング -ママ(母さん)を愛しすぎて-

山田さとし

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第九部 余韻

第七章 初めての朝2(秋穂の呟き)

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数時間後。
リビングで。

※※※※※※※※※※※※

「はぁ・・んん・・ふぅ・・・」
私の息が漏れる。

「んはぁ・・あぁ・・ん・・・」
正さんの舌が絡めとっていく。

「んぐぅ・・・」
重なる唇に激しく吸い取られる。

(あぁ・・も、もぅ・・・)
どうにか、なってしまうと思った。

終わることのないキスは身も心も溶かしていく。
抱きしめる息子の両腕はギュッとしながら、決して解放してはくれなかった。
テーブルの上にある二つのコーヒーカップは口をつけられることもなく、運ばれた時にあった湯気も消えて茶色の液体が窓から差す光を揺らしていた。

※※※※※※※※※※※※

「きゃっ・・・」
食後のコーヒーを私がテーブルに置くと、強引に抱き寄せられた。

「ぐぅ・・・」
吸い付くように唇が重ねられる。

「ち、ちょっと・・まっ・・んん・・・」
「はぁっ・・うぅ・・ぐぅ・・・」

戸惑う私の声を絡めとる舌が口の中に侵入する。
抵抗しようとする力が抜けてしまう。
朝食の間、焦れる眼差しを向ける息子が可愛くて、少し意地悪をしていた私が悪いのかしら。

でも、私だって我慢していたのだ。
目覚めのキスの後、あのまま昨夜のことを再現する衝動にかられていたのは正さんだけではない。
初めて結ばれた興奮を忘れられる筈もない。
大好きな息子の腕の中で温もりに包まれていたかった。

焦らしていたのは息子ではなく自分自身だった。
朝食などよりも正さんを味わいたい、貪るように熱いコックを咥えたかったのだ。
欲情する自分に対する背徳感が、偽りの母親を演じさせてしまう。
本当はメス犬になりたいのに。

「はぁ・・あむぅ・・ぐぅ・・・」
いつしか私の両腕は息子の背中をさ迷いながら、柔らかな唇を貪り始めていた。

「好き・・ただしさん・・大好き・・・」
チュパチュパと音を立てながら熱い息を漏らしていく。

「僕も・・僕も大好きだ・・・」
囁きが私の舌を覆う。

「んふぅ・・んん・・ただしさん・・・」
「母さん・・んみゅぅ・・母さん・・・」

互いの舌が何度も往復しながら、送り合う唾液を吸い取っていく。
甘く切ない味が欲情を駆り立てる。

「はぁっ・・はぁっ・・・」
「んん・・ふぅ・・・」

開いた唇を触れあいながら熱い息を漏らしている。
チロチロと互いの舌を探しては飽きることなく絡め合っていく。

どれくらい時間が過ぎたのだろうか。
私は永遠に続けたくて正さんをギュッと抱きしめた。
息子と結ばれた後、「初めての朝」を迎えている。
私達の熱いキスはいつまでも終わることなく続いていくのです。
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