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第九部 余韻
第六章 初めての朝(正の呟き)
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【ただし16歳】
【2016年 10月12日】
初めて結ばれた翌朝。
秋穂の寝室で。
※※※※※※※※※※※※
「うぅ・・・」
カーテンが開く音と共に光が差し込み、僕は眩し気に眼を開けた。
「ふふ・・・」
覗き込むように見下ろす母さんが白い歯を見せて微笑んでいる。
切れ長の瞳が朝の光でキラキラ輝かす表情が綺麗過ぎて、胸がざわめいた。
ぷっくりした唇は薄いピンク色で思わずキスしたくなってしまう。
「おはよう・・・」
僕の想いが通じたのか、顔を近づけて囁きながら唇を重ねてくれた。
「ふぅ・・ん・・・」
柔らかな唇が甘い息を吹きかける。
「だぁめ・・・」
思わず抱き寄せようとする僕の腕を掴むと、顔を離した母さんがからかうように言った。
「今日は日曜で部活もないから・・・」
残念そうに見上げる僕の唇に人差し指を当て、言葉を続けていく。
「あとで沢山・・・」
言いながら母さんの頬が染まるのが分かった。
いじらしい表情に抱きしめたくなる。
僕の気持ちが分かるのか、立ち上がった母さんが最後通告のように言葉を投げた。
「早くシャワーを浴びてきなさい。
もう、お昼に近いわよ・・・」
「はぁい・・・」
素直に返事をするとベッドから起き出した。
このまま寝室に二人でいると本当に襲ってしまいそうになると思ったから。
そんなことをしたら母さんは僕を嫌いになるだろうか。
「きゃっ・・・」
母さんの悲鳴が聞こえた。
ベッドを出た僕は自分が裸だと気づいた。
壁にあるドレッサー用の大きな鏡に、ペニスを反り返えさせている僕が映っている。
「もぅ・・パンツくらい履きなさい・・・」
下着を手渡した母さんの顔が真っ赤になっている。
毎晩のように愛し合っているのに、改めて明るい時間に見たことでショックを受けているのだろうか。
しかも鏡に映るコックは朝立ちのせいもあったけど母さんとキスした興奮で、はち切れんばかりに膨張していたから。
「は、早くシャワーを浴びてきなさい・・・」
逃げるように部屋を出て行った。
「まいったな・・・」
苦笑する僕に再び母さんが扉を開けた。
「朝食、できているから・・・」
一瞬、僕と目が合い、言葉が途切れる。
「そ、その後・・・」
恥ずかしそうに目を伏せたけど、すぐに顔を上げて僕を見つめた。
「いっぱい・・キスしよっ・・・」
言葉を投げた後、バタンと扉を閉めた。
「母さん・・・」
胸をキュンとさせられた僕がポツリと呟いた。
ふと見た鏡に僕が映っている。
苦笑いする僕のペニスが隆々と反り返っていた。
今日は日曜日で部活も休みだ。
これから母さんと過ごす時間を思うと熱い興奮が沸き上がってくる。
「初めての夜」が明け、朝を迎えている。
僕と母さんの「新しい関係」が始まろうとしていた。
【2016年 10月12日】
初めて結ばれた翌朝。
秋穂の寝室で。
※※※※※※※※※※※※
「うぅ・・・」
カーテンが開く音と共に光が差し込み、僕は眩し気に眼を開けた。
「ふふ・・・」
覗き込むように見下ろす母さんが白い歯を見せて微笑んでいる。
切れ長の瞳が朝の光でキラキラ輝かす表情が綺麗過ぎて、胸がざわめいた。
ぷっくりした唇は薄いピンク色で思わずキスしたくなってしまう。
「おはよう・・・」
僕の想いが通じたのか、顔を近づけて囁きながら唇を重ねてくれた。
「ふぅ・・ん・・・」
柔らかな唇が甘い息を吹きかける。
「だぁめ・・・」
思わず抱き寄せようとする僕の腕を掴むと、顔を離した母さんがからかうように言った。
「今日は日曜で部活もないから・・・」
残念そうに見上げる僕の唇に人差し指を当て、言葉を続けていく。
「あとで沢山・・・」
言いながら母さんの頬が染まるのが分かった。
いじらしい表情に抱きしめたくなる。
僕の気持ちが分かるのか、立ち上がった母さんが最後通告のように言葉を投げた。
「早くシャワーを浴びてきなさい。
もう、お昼に近いわよ・・・」
「はぁい・・・」
素直に返事をするとベッドから起き出した。
このまま寝室に二人でいると本当に襲ってしまいそうになると思ったから。
そんなことをしたら母さんは僕を嫌いになるだろうか。
「きゃっ・・・」
母さんの悲鳴が聞こえた。
ベッドを出た僕は自分が裸だと気づいた。
壁にあるドレッサー用の大きな鏡に、ペニスを反り返えさせている僕が映っている。
「もぅ・・パンツくらい履きなさい・・・」
下着を手渡した母さんの顔が真っ赤になっている。
毎晩のように愛し合っているのに、改めて明るい時間に見たことでショックを受けているのだろうか。
しかも鏡に映るコックは朝立ちのせいもあったけど母さんとキスした興奮で、はち切れんばかりに膨張していたから。
「は、早くシャワーを浴びてきなさい・・・」
逃げるように部屋を出て行った。
「まいったな・・・」
苦笑する僕に再び母さんが扉を開けた。
「朝食、できているから・・・」
一瞬、僕と目が合い、言葉が途切れる。
「そ、その後・・・」
恥ずかしそうに目を伏せたけど、すぐに顔を上げて僕を見つめた。
「いっぱい・・キスしよっ・・・」
言葉を投げた後、バタンと扉を閉めた。
「母さん・・・」
胸をキュンとさせられた僕がポツリと呟いた。
ふと見た鏡に僕が映っている。
苦笑いする僕のペニスが隆々と反り返っていた。
今日は日曜日で部活も休みだ。
これから母さんと過ごす時間を思うと熱い興奮が沸き上がってくる。
「初めての夜」が明け、朝を迎えている。
僕と母さんの「新しい関係」が始まろうとしていた。
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