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この日を境に…
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「そういえば父さん、今日の調査仕事はどの地方でやるんだっけ?」サウスは父親に聞きました。
「今日はちょうど怪物のいる近くの地方、ダイル地方だな。何か怪物の手掛かりが見つかれば良いのだがなー。」父親の仕事は毎日色々な地方へ赴き、怪物の手掛かりが無いか調査する仕事です。小さな事でも何か手掛かりが有れば島民の皆に無線で放送するのがこの島のルールなのです。
「今日何か近くで大きな手掛かりがあれば大収穫よ!お父さん達が怪物を倒して、あなた達が大人になっても平和に暮らしていければ万々歳よ」母親も父親の仕事の手伝いをして家計を支えています。
「あら、怪物の情報が無いのにどうやって倒すのかしら。ましてや伝説と言われているのに」
「何だよ、昔は2人で怪物を倒して宝物をゲットするって約束したじゃないか!」
ハピーは顔をムッとしかめて
「それは昔の話じゃない!!お兄ちゃんは夢を見過ぎなのよ!この年になっても冒険家って恥ずかしいったらありゃしない…」
「はいはい。喧嘩はここまでにして、さっさと朝ごはん食べちゃって。あなた達が食べ終わらないと片付かないよ!」
母親に喧嘩を止められて黙々と朝ごはんを食べ進めます。
その時、ザワザワとした雰囲気をサウスが察知し、顔をみた父親も何か感じ取り
「…今日は悪い予感がする」
ボソッとサウスが言う
「……なるべく今日は早く帰る様にする」
父親がそう言うと
「私も一緒に行くわ」
母親が朝ごはんを食べ終え出発の準備を始めました。その光景を見てたハピーは
「パパ、ママちゃんと帰ってくるよね。何処かに行かないよね?」と不安そうな顔を見せ
「大丈夫。ちゃんと帰ってくるよ」
ポンポンと頭を撫でて立ち上がり
「それじゃあ行ってくるよ。いい子で留守番してろよ」
「何かあったらお隣さんに言うのよ」と言い残して仕事へ出かけました。
それがサウスとハピーにとって2人を見た最後だった。
両親は何かに殺められ残ったのは父親のメモ帳と母親の刃物だった
「今日はちょうど怪物のいる近くの地方、ダイル地方だな。何か怪物の手掛かりが見つかれば良いのだがなー。」父親の仕事は毎日色々な地方へ赴き、怪物の手掛かりが無いか調査する仕事です。小さな事でも何か手掛かりが有れば島民の皆に無線で放送するのがこの島のルールなのです。
「今日何か近くで大きな手掛かりがあれば大収穫よ!お父さん達が怪物を倒して、あなた達が大人になっても平和に暮らしていければ万々歳よ」母親も父親の仕事の手伝いをして家計を支えています。
「あら、怪物の情報が無いのにどうやって倒すのかしら。ましてや伝説と言われているのに」
「何だよ、昔は2人で怪物を倒して宝物をゲットするって約束したじゃないか!」
ハピーは顔をムッとしかめて
「それは昔の話じゃない!!お兄ちゃんは夢を見過ぎなのよ!この年になっても冒険家って恥ずかしいったらありゃしない…」
「はいはい。喧嘩はここまでにして、さっさと朝ごはん食べちゃって。あなた達が食べ終わらないと片付かないよ!」
母親に喧嘩を止められて黙々と朝ごはんを食べ進めます。
その時、ザワザワとした雰囲気をサウスが察知し、顔をみた父親も何か感じ取り
「…今日は悪い予感がする」
ボソッとサウスが言う
「……なるべく今日は早く帰る様にする」
父親がそう言うと
「私も一緒に行くわ」
母親が朝ごはんを食べ終え出発の準備を始めました。その光景を見てたハピーは
「パパ、ママちゃんと帰ってくるよね。何処かに行かないよね?」と不安そうな顔を見せ
「大丈夫。ちゃんと帰ってくるよ」
ポンポンと頭を撫でて立ち上がり
「それじゃあ行ってくるよ。いい子で留守番してろよ」
「何かあったらお隣さんに言うのよ」と言い残して仕事へ出かけました。
それがサウスとハピーにとって2人を見た最後だった。
両親は何かに殺められ残ったのは父親のメモ帳と母親の刃物だった
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