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上京初日(黒江)
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黒江はアパートを出ると全力で走り始めた。
頭の中で自分のしでかしたことがグルグル回っている。
ひたすら全力で走り、階段も1段ぬかしに駆け上がり3階の自分の部屋に飛び込んだ。
そしてベッドの上に脱ぎ散らかしたTシャツの上にダイブする。
「ああああああああぁああ!!」
黒江は『Mark2eyeball』を見つける前、荷物の片づけをしていた。実家であれば父親にやってもらえるカラーボックスの組み立ても自分でやらねばならず、終わった時には汗ばんでいた。
そこでTシャツを脱いでトレーナー一枚となり、ジュースを買いに共用スペースに下り、ジュースを飲んでいると『Mark2eyeball』を見つけたのだった。
「いや、ブラは見えてないから。大丈夫、大丈夫。おなかくらいへーきへーき。」
必死で自分を誤魔化す。そう、見えていないのだ。一気に捲りあげないでよかった。色気を重視した自分を褒めよう、うん。
トレーナーの首を引っ張って、着用しているブラを見た。高等部3年間愛用して、さすがにへたってきている代物だ。見られなくてよかった。今度カワイイのを買いに行こう。
「違う、下着姿を見せたいのか私はぁあ!」
落ち着け、私。
そんなこと考えるとかえって余計なことを考えたり、思い出したりする。
「かわいいおへそだと思う。」
「ぐあぁぁぁぁぁぁっ!!」
白野の言葉を思い出し、足をバタバタさせながら悶える。おなかくらいへーきじゃない!受験勉強でお夜食食べたり、運動不足だったりでぽっちゃりしてるおなか。
「ダイエットしとくんだったって、違う、問題はそっちじゃない!嫁入り前の珠のお肌を見せたことがダメなんでしょうがぁぁぁ!」
どーして、あの男の言葉が出てくるの。どーして!
「ドーテーさんには、刺激が強かったかしら。」
今度は自分の言葉。
「あに、ビッチにゃこと言っえんお、アタシ。」
もはや、発音もおかしくなりつつある。冷静に冷静に、そう考え誤魔化すためのとっさに出た言葉だが。
「信じらんない。処女のくせに童貞を上から目線でもの言えるの!!」
何を考えて、どっかから引き出したんだろ。自分が信じられなくなりそうだった。
散々悶えてやっと黒江は、やっと少し落ち着いた。
「悪い人じゃないよね。」
自分と同じ超能力者。時間を止めるという証明がし難い能力をあっさりと信じてくれた。
中等部の時気が付いた能力のことを誰にも話せず、一人で抱え込んでいた黒江にとって、自分の能力を肯定して受け入れてくれる白野は、貴重な存在だった。
「ただ、ちょっとおバカなのがねぇ。」
巨乳の先輩にフラフラついて行くようなところがちょっとねぇ。
神様、もしこれから超能力者と出会えるなら、エッチじゃない人にして下さい。
そう思う黒江だった。
頭の中で自分のしでかしたことがグルグル回っている。
ひたすら全力で走り、階段も1段ぬかしに駆け上がり3階の自分の部屋に飛び込んだ。
そしてベッドの上に脱ぎ散らかしたTシャツの上にダイブする。
「ああああああああぁああ!!」
黒江は『Mark2eyeball』を見つける前、荷物の片づけをしていた。実家であれば父親にやってもらえるカラーボックスの組み立ても自分でやらねばならず、終わった時には汗ばんでいた。
そこでTシャツを脱いでトレーナー一枚となり、ジュースを買いに共用スペースに下り、ジュースを飲んでいると『Mark2eyeball』を見つけたのだった。
「いや、ブラは見えてないから。大丈夫、大丈夫。おなかくらいへーきへーき。」
必死で自分を誤魔化す。そう、見えていないのだ。一気に捲りあげないでよかった。色気を重視した自分を褒めよう、うん。
トレーナーの首を引っ張って、着用しているブラを見た。高等部3年間愛用して、さすがにへたってきている代物だ。見られなくてよかった。今度カワイイのを買いに行こう。
「違う、下着姿を見せたいのか私はぁあ!」
落ち着け、私。
そんなこと考えるとかえって余計なことを考えたり、思い出したりする。
「かわいいおへそだと思う。」
「ぐあぁぁぁぁぁぁっ!!」
白野の言葉を思い出し、足をバタバタさせながら悶える。おなかくらいへーきじゃない!受験勉強でお夜食食べたり、運動不足だったりでぽっちゃりしてるおなか。
「ダイエットしとくんだったって、違う、問題はそっちじゃない!嫁入り前の珠のお肌を見せたことがダメなんでしょうがぁぁぁ!」
どーして、あの男の言葉が出てくるの。どーして!
「ドーテーさんには、刺激が強かったかしら。」
今度は自分の言葉。
「あに、ビッチにゃこと言っえんお、アタシ。」
もはや、発音もおかしくなりつつある。冷静に冷静に、そう考え誤魔化すためのとっさに出た言葉だが。
「信じらんない。処女のくせに童貞を上から目線でもの言えるの!!」
何を考えて、どっかから引き出したんだろ。自分が信じられなくなりそうだった。
散々悶えてやっと黒江は、やっと少し落ち着いた。
「悪い人じゃないよね。」
自分と同じ超能力者。時間を止めるという証明がし難い能力をあっさりと信じてくれた。
中等部の時気が付いた能力のことを誰にも話せず、一人で抱え込んでいた黒江にとって、自分の能力を肯定して受け入れてくれる白野は、貴重な存在だった。
「ただ、ちょっとおバカなのがねぇ。」
巨乳の先輩にフラフラついて行くようなところがちょっとねぇ。
神様、もしこれから超能力者と出会えるなら、エッチじゃない人にして下さい。
そう思う黒江だった。
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